
今回は2度目の登場のマーヴィン・ゲイ。
1971年発売の名盤『ホワッツ・ゴーイン・オン』のジャケをエクセルで描いた話です。
名盤『ホワッツ・ゴーイン・オン』

このアルバムは1971年発表。
ビートルズ解散の翌年だから、もう50年以上になる。
黒人レーベル、モータウン黎明期の1960年代に
多くのシングルヒットを出していたマーヴィンが一転して
当時のアメリカの社会問題化していたベトナム戦争、貧困、環境破壊などをテーマとした今で言う「意識高い」系アルバム。
モータウンの歌手は、専属のソングライターやプロデューサーチームのもとヒット曲を量産するのが定石だった中、
上層部の反対を押し切ってセルフプロデュースで
シリアスな題材で取り組んだコンセプトアルバムがこの『ホワッツ・ゴーイン・オン』だ。
当時の邦題は『愛のゆくえ』。
今思うと微妙なタイトルだ。
そんなマーヴィンの代表作のジャケをエクセルで描いてみた。
エクセル画のスペック

2020年5月制作。
うーん、
この達観したまなざし、
イイ顔してるねぇ。
いつかは描いてみたいと思ってたのにしばらく忘れてた。
ラジオでタイトル曲が流れてきて思い出して取り掛かってみた次第だ。

ついでにニューDot版も

PCのスペックが低かったので、画像をいじっていると挙動不審になったところをキャプチャしたのがこちら。
元の画もなんとなくわかるので、これはこれでありかなぁ、と思っています。
その後のマーヴィン
マーヴィンの「意識高い」系は実はこのアルバムくらいで
以降は嫁との不仲のトラブルもあって
『レッツ・ゲット・イット・オン』(1973)や

『アイ・ウォント・ユー』(1976)

といったエロネタ満載の個人的内面的性愛的私怨的アルバムになっていく。
サウンド的にはSweet & Mellowに磨きがかかって、
滑やかでエロティックな造り。
これまた素敵だ。
今でも多くのR&B系ミュージシャンからリスペクトを受けカバー曲も多い。
離婚やモータウンとの契約のごたごたもあって、
しばらく音沙汰なかったなか
やっと1983年にレーベルも移籍して発表して
復活したのが『ミッドナイト・ラヴ』。

でもその翌年の誕生日の前日に、家族喧嘩から実父に射殺されてしまう。
44歳の生涯だった。
あっけなかった。
合掌。
『ミッドナイト・ラヴ』のエクセル画もこちらにアップしているので、お時間ある時にでもどうぞ。
最後にバーチャル額装版
記事を評価いただける方は、サポートくださればうれしいです。
ひきつづきよろしくお願いします。

おつきあいありがとうございました。
【余談】エクセル画ってどんなの?
「エクセル画」というと、エクセルのマス目に色を付けて描いていく
「ボクセルアート」、「ドットアート」をイメージする人が多いですが、
自分はエクセルに搭載されている「描画ツール」から
曲線や円、四角の基本図形やフリーハンドを使いながら
シートの上に線を描いてそれに色を乗せて積み上げて描く方法でやってます。
こんな感じです。
エクセル画に腰を入れて描き始めてから、もう10年以上たちますがペンタブはどうも扱いづらくてずーっとマウスを使て描いてます。
かなりの変態画法ですがおつきあいください。
