本年(2021)10月15日に
リマスターした
スペシャルエディションが発売される。
最大5CD+1Blu-rayセットが19800円。
大人買いの世界だな。
くわしくはこちらからー。
以下は去年50周年迎えた際描いた
エクセル画の話です。
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今回は50年前に発売された
ビートルズ最後のアルバム
『レット・イット・ビー』のエクセル画を描いた話。
コロナ禍で外出自粛で時間を持て余してるから、
以前だったら酒場で酔っぱらってる時間を
エクセル画で費やすことが多い今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
発売50周年
1970年5月8日に
ビートルズのアルバム
『レット・イット・ビー』
が発売されてから50周年。
その頃はポールが
ビートルズ脱退を発表したりで
結局解散。
後に録音されたと思われてた
『アビー・ロード』が
最後のアルバムって言われたけど
とぎれとぎれで
最後に録音されたパーツが
『レット・イット・ビー』にあったことで
これが最終アルバムになっている。
とん挫したアルバムの成れの果て
もともとは原点に戻って
オーバーダビングを極力排して
アルバムと映画を作るコンセプトで始まった
『Get Backセッション』が
メンバー間の不仲や集中力の欠落で空中分解。
何度も再編集したものの
クオリティの低さから発売できなかった
幻のアルバムが"Get Back"だったけど、
契約の関係で
もう1枚アルバムを出す必要があったから
ドキュメンタリー映画
『レット・イット・ビー』のサントラとして
リリースされたのが、本アルバム。
プロデューサーは長年のパートナーの
ジョージ・マーティンじゃなくて
ジョンにマスターテープを託された
一世を風靡した「ウォール・オブ・サウンド」の
フィル・スペクター。
ホーンやストリングスを
ばしばしオーバーダビングして
なんとか完成したのが『レット・イット・ビー』だ。
(フィルにしてはおとなし目のいじり具合だと思うけど)。
「ロング・アンド・ワインディング・ロード」に
ストリングスをかぶせられたポールが
激怒したのは有名な話だ。
フィル・スペクターが手掛ける前のアルバムは
『レット・イット・ビー・・・ネイキッド』
として2003年にリリースされている。
初めて買った洋楽シングル
ビートルズは最初に好きになったバンドで
自腹で初めて買ったのもビートルズ。
このタイトル曲のシングル
『レット・イット・ビー』だ。
奇跡的にまだこのシングルレコードが残ってた。
当時の値段500円。
1か月分の小遣い相当だった。
ギターソロは別バージョンで入っているけど
フィル・スペクターが手がけた
アルバムの方が
ロックギターしててよろしい。
シングルB面は
『ユー・ノウ・マイ・ネーム』という
延々と同じフレーズを繰り返す
冗談みたいな脱力ソングだ。
シングルのB面しか
聞けなかった曲だったけど
未発表集『アンソロジー2』にやっと収録された。
単品お披露目
思い入れあるアルバムだし
節目の50周年なので
今回はこのアルバムジャケをエクセル画化。
ちなみに過去のビートルズ関連のエクセル画はこちら。
4枚の写真で構成されているから
エクセル画も4人別々に描いていく。
まずはジョン
『アビー・ロード』や
『赤・青盤』のときと一緒で
まずはジョンからスタート。
ジョンはメガネしてるから
特徴出しやすいけど
エクセル画ではメガネのフレームが
実は描きにくい。
これが決まれば後はスムーズにいきそうな感じだ。
パーツ数124。
メガネとマイクの分増えてるな。
2番手リンゴ
美形ではない顔は特徴あるから
比較的スムーズに描ける。
パーツ数119。
シャツの水玉、結構手間だった。
3番手ジョージ
いままで描いたジョージは
美形すぎて苦戦したんだけど
今回は顔も大きかったから
予想に反して手間取らなかった。
パーツ数93。
メガネもマイクもないし
シャツも無地だから4人の中で一番少なかった
しんがりポール
ポールは眉と目が決まれば即決だけど
ちょっとでもバランス狂うと
微妙な仕上がりになってしまう。
今回は順調に着地。
パーツ数114。
マイクの分増えてるね。
あとは
解散後は一緒になることがなかった
4人を合体させて完成。
エクセル画のスペック
2020年4月制作。
パーツ数453。
1日1人で4日で完成。
1人当たり4~5時間くらいかなぁ。
『アビー・ロード』や『赤・青盤』と違って
背景がないから早かった。
ついでに元絵がもう少しわかりやすい
Newドット版もあげときます。
しばらくStay Homeが続きそうだけど、
飲み屋ネタも枯渇してて
画のネタ探さないとなぁ。
シリーズもので描けそうなの当たってみよう。
みなさまお大事に。
おつきあいありがとうございました。