どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

『007スペクター』に登場した アストンマーティンDB10 をエクセルで描いてみた【作画過程つき】

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画イラストキャプチャ版

 

今回は映画用に

特別に作られたボンド・カー

アストン・マーチンDB10をエクセルで描いた話。

 

 

今度はボンドカー

本来だったらこの時期

5年ぶりの最新作で

007シリーズ25作目の 

"No Time To Die"が公開されてたはずなのに

コロナ禍で10月以降に順延されてしまった。

 

まだ半年あるからちまちまと

ジェームス・ボンド関連をあげているけど

今回はボンドカーをエクセルで描いてみた。

 

ちなみに今までのボンド関連はこちら。

 

 

 

アストンマーティン

秘密装備を搭載した

ボンドカーとして初登場したのが

3作目『007ゴールドフィンガー』で

ショーン・コネリーが運転した

アストンマーティンDB5

 

他の作品では

ロータス・エスプリやBMW、

日本車では唯一のトヨタ2000GTと

ボンドが運転する車があったけど

アストンマーティンが一番登場頻度が高い。

 

その中でも

初代DB5はここ最近の

2012年の『007スカイフォール』や

2015年の『007スペクター』でも

ボンドの思い入れが強い車として

いまだに登場している。

 

こちらDB5。

 

 

1960年代では超ハイテクだった

自動車電話、カーナビ、

GPS追尾モニターや

ボンドカーの代名詞の

格納型マシンガンやロケットランチャーの

武器を搭載した

男心くすぐるスーパーカーだった。

まぁ、高速装甲車みたいなもんかな。

 

今となってはクラシカルなデザインだけど

曲線を活かしたイギリス的高貴さ漂う

優雅なスタイリングだ。

 

直近の作品には

その後継車のDB10

最新のボンドカーとして登場している。

 

DB10は『007スペクター』のために

10台だけ製造された

超限定車で市販はされていない。

(後日チャリティオークションで

4億円で落札された)。

 

スタイリング的にもモダンな

超流線型のクーペだけど

フロントグリルはDB5の意匠を受け継いだ

デザインだ。

 

こちらがDB10。

 

 

アストンマーチンは

新車だと3000万円する

英国の超プレミアムブランド。

 

日本でも販売台数が少ない し

なかなか街中で遭遇する機会はないねぇ。

 

エクセル画 DB10ができるまで(工程つき)

今回はそのDB10のエクセル画をやってみた。

 

非常に大雑把だけど出来上がりまでの

途中段階も披露させていただきます。

 

パーツの重ね合わせの順番は後で変えられるから

描きたいところ(または面倒なところ)から

描いていくことが多いので

邪道な描き方になってます。

 

①まずはボディ輪郭

横に元絵を置きつつボ

ディ部分とタイヤの輪郭から。

描画ツールの「曲線」で大雑把に描いてから

ゆがみやブレを修正。

↓こんな感じ。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画作画過程1

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画作画過程2

 

②タイヤ仕上げ

地味で面倒そうな

タイヤをまず仕上げる。

ホイールのスポークを1本づつ描いてくのが

手間だったなぁ。

一挙に着色まで進める。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画作画過程3

 

③フロントフェイス

クルマの「顔」にあたる

フロントのライト、グリル、

窓の輪郭と位置決めする。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画作画過程4

 

決まったら、細かいパーツと着色。

DB10はフロントグリルが肝だから、

一番時間がかかった。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画作画過程5

 

④仮着色

全体バランスと

仕上がりイメージ確認のため、

とりあえず色付け。

 

ボディ色は何でもよかったので

派手目な黄色で。

昔のフェアレディZみたいだな。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画作画過程6

 

⑤影付け

立体感出すために影や光を当てていく。

線のぐにゃぐにゃと色味も調整。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画作画過程7

 

⑥車体完成

ボンドカーのイメージの

シルバーに着色&微調整。

こちら仕上がり。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画作画過程8

 

⑦背景&賑やかし

クルマが主役だから

背景暗めにして

ダニエル・クレイグ風ボンドのシルエットを

控えめに置いて完成。

 

エクセル画のスペック

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画

2020年4月制作。

 

パーツ数218。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画ドット版

 

ついでに元絵がわかりやすい

Newドット版もどうぞ。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画Newドット版

 

フロントグリルや

ホイール描いてるときは

結構パーツ数が多くなった気がしたけど

予想と実感を大幅に下回った。

 

人と違って

クルマとか建物の無機質物は

「似てない」

ということがあんまりないから

描きだすと仕上がりも比較的早い。

 

クルマも光と影をうまく出せれば

イイ感じに仕上がりますなぁ。

 

秋の新作公開まで、

007関連ネタを不定期にあげてくので

引き続きよろしくですー。

 

しかし早くコロナ落ち着いてほしいねぇ。

 

007ボンド・カー、アストン・マーチンDB10のエクセル画額装版

 

おつきあいありがとうございました。

 

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