今回は西東京市の保谷駅北口にある
大衆食堂「きよし」の激渋食堂レポート。
ガチのエクセル画ありません。
写真にゆるエクセル画のハイブリッド仕様です。
あまり用がない街、保谷
保谷駅。
西武池袋線でここが終着の電車はあって
乗り換えることはあるけど
基本は駅の外にはめったに出ない。
すなわち、「用がない」街である。
ただここ数年は昼飲みできる物件を探して回っている中で
保谷駅近辺は以前紹介した甘味食堂「いさわ」があったり
五目そばが秀逸な町中華「中央軒」があったりで
実は激渋物件の宝庫だったりする。
「きよし」もその保谷駅。
でも最近開発されて閑散ムードが漂っている北口から
住宅地に5分ほど歩いて行ってようやく見つかる
ステルス物件だ。
大衆食堂「きよし」
店先には「居酒屋」の提灯が出ている。
しかし暖簾には「大衆食堂」と書いている。
そして昼から営業している。
ちょい飲みできて何か食えればOKな感じで入店してみる。
食べログには載っていたけど、評点3.0で
レビューもほとんどない。
中はカウンター6席。
小上がりに２卓でそのうち1卓は物置化している。
壁には昔来店した体格のいい有名人の記念写真も飾っているけど
どちらのレスラーor力士かは確認できなかった。
とにかく歴史はありそうだ。
テーブル席はない。
民家の茶の間のような雰囲気だ。
完全地元常連系の店な感じ。
アウェイ客ならひとり飲みじゃないと迷惑かかりそうだ。
↓がおぼろげな記憶でエクセルで描いた店内見取り図。
通常は80過ぎの女将さんと50代息子の2オペ。
この日は女将さんがおでかけして息子のワンオペだ。
お品書き
「きよし」も名店にありがちな卓上メニューは置いていない。
壁の短冊か日替わりボードを見てみる。
大体が500円以下だ。
そして飲み物と定食がこちら。
中瓶500円に割り物は300円。
いいじゃないですか。
もう冷やし中華も始まってる。
サービス定食は
焼き魚、刺身、とんかつ、生姜焼きの4つで
600～700円のレンジ。
いいですねぇ。
発注しましょう
まずはビール。
この日のお通しは結構な量の煮ものだ。
以前は小鉢のナポリタンだったこともある。
これ、たぶん200円。
今日はご飯もので〆ようと思ってるから
つまみは少量で済みそうなウィンナー炒め400円。
これ、シャウエッセン1袋全部痛めたぐらいの量だ。
ビールだけだと足りない。
そこでレモンサワー追加、300円。
シロップ抑え目で甘くなくレモンの酸味が効いてる。
クオリティ高いじゃないですか。
もう1杯飲みたいけど食えなくなりそうなので
ここで飯物を発注。
厨房のメニューにはなかったけど
小上りの短冊に丼や飯物が出ている。
なんとなく軽そうなオムライスを発注。
オムライス登場
卵は確実に2個以上投入されている。
オム部分に大量のケチャップがふりかかっている。
そしてスプーンじゃなくてレンゲ。
中身はケチャップライスとはちょっと違う風味。
ソースなのか普通とはちょっと違うけど
オム部分のケチャップをまぶせば気にならない。
具は鶏肉じゃなくてひき肉。
細かく刻まれた人参、たまねぎが大量に入っている。
ちょっとイメージと違ったなぁ。
まぁ650円だからよしとしよう。
飲み物2杯につまみ1品と飯物で2150円。
フルコースでした。
大将のゆるエクセル画
レモンサワーを飲んでた時
隣に常連らしきちょいボケの爺がやってきた。
カレーライスを頼んで
「うまいうまい」
とべた褒め。
しかも最後は金を落としたみたいで
結局つけ食いしていた。
常連さんにやさしい。
営業時間は11時から21時の中休みなしとのこと。
ひとり昼飲みにナイスなオン瀬だった。
最後に大将をうろ覚えのエクセル画で。
酩酊。
