どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

【番外】激渋食堂 - 中華料理「炒(チャオ)」@所沢

所沢の町中華「炒(チャオ)」の外観

 

今回は所沢にある町中華「炒(チャオ)」の

激渋食堂レポート。

 

ガチのエクセル画ありません。

写真にゆるエクセル画のハイブリッド仕様です。

 

 

所沢・盃横丁の激渋町中華両巨頭

所沢から徒歩10分ほど行くとかつての花街、

今は場末臭が漂う盛り場が「盃横丁」。

その脇にあるのが、以前エクセル画にした

所沢の激渋町中華、「栄華」。

 


そこからちょい先を右に曲がったところに

これまた激渋町中華がある。

それが「中華料理 炒(チャオ)」だ。

 

以前「栄華」に行った時に見つけたけど

やっと行く機会ができた。

かなりの至近距離で同カテゴリーのお店が

そろって健在とは嬉しいですねぇ。

 

「中華料理 炒(チャオ)」

「栄華」から先に進んだ脇道にあるから

狙っていかないと気付かないロケーションだ。

あらためて外観はこちら。

 

所沢の激渋町中華「炒」の外観

所沢の激渋町中華「炒」の外観

去年行った時は

「酒類提供自粛」期間だったこともあって

暖簾は出ていなかったけど

今回はやっと上陸できた。

 

 

 

入って右手はカウンターで

左奥に大テーブルが一つ。

キャパは10名ちょっとの店内だ。

うろ覚えで描いたエクセル店内見取り図はこちら。

 

所沢の「炒」のエクセル店内見所沢の

「炒」のエクセル店内見取り図

13時ころに到着してお店に入ると

シルバー常連2名が

各々キンミヤの一升瓶マイボトルを構えながら

熟女武勇伝で盛り上がっている。

他に客はいない。

厨房には70前後の大将ひとり。

たまにシルバー爺の自慢話に突っ込みを入れてくる。

なんだかいい感じだ。

 

これは奥の大テーブル。

 

所沢「炒」の店内

扇風機が頑張ってる店内

エアコンはあるけど冷房の効きが弱い。

入り口近くのカウンター席は

目の前が厨房だし暑い。

3台以上の扇風機で店内の熱気を攪拌しているけど

それでも暑めだ。

その後ろには充実の漫画ライブラリも控えている。

昔ながらの中華料理屋だ。

 

ちなみに後ろ姿は

買い物から帰ったばかりの女将さん。

店を手伝う雰囲気はない。

 

ビーギョーからスタート

こっちは瓶ビールから始めよう。

中瓶500円だ。

メニューはこんなかんじ。

 

所沢「炒」のメニュー

一品料理・飲み物の部

所沢「炒」のメニュー2

麺類・飯物の部

麺類充実だけど定食セットはない。

定番のラーメンチャーハンセットもない。

 

ビールのツマミで餃子にしよう。

2種類あるけどニンニクなしの方でオーダーする。

注文の都度、餡を皮に包んでから焼くらしい。

でも10分しないうちに登場だ。

 

所沢「炒」の餃子

大ぶりの餃子登場

しっかり皮も焼かれて

たっぷりの具から肉汁があふれてくる。

5個だけど食べ応えも十分だ。

美味いじゃないすか。

アタリだ。

 

サプライズ緑茶ハイ

もう1杯飲みたくなったから

緑茶ハイ(500円)をオーダー。

この手のお店にしてはちょい高めだ。

そして登場したのがこちら。

 

所沢「炒」の緑茶ハイ

カスタムメイド型緑茶ハイ登場

左から氷、コップ入りの焼酎、グラス。

そして割ものお茶は

未開封の2ℓのペットボトルで登場。

あとは自分で調合して飲る。

 

おお!

確実に2杯飲める

薄めにすれば3杯だ。

氷もお代わりOK。

1杯250円以下だ。

すばらしい。

 

焼酎はパンチが効いて

ノックアウト状態になる

「大五郎」や「一風」といった強者じゃなくて

寶焼酎」だ。

やさしい飲み口だ。

 

結局濃いめに作ってしまったから2杯まで。

でも、お茶は飲めるだけ飲んでもいいとのこと。

すばらしいなぁ。

 

〆はタンメン

本当はもう1杯お代わりしたかったけど

14時で中休みに入るから

〆にタンメン(600円)を発注。

タンギョビー完成だ。

これまた大将は手際よく5分ちょっとで出してきた。

 

所沢「炒」のタンメン

タンメン登場

 

もやし、白菜、ニラ、きくらげ、人参に豚肉。

鶏ガラのうまみが効いたスープに

細ストレート麺。

なんだか健康になりそうなタンメンだ。

これもアタリだ。

 

そして卓上には謎の薬味。

所沢「炒」の薬味サービス

「入れたいだけどうぞ」のサービス薬味

ゴマに黒いのは乾燥わかめ(右は元から空の容器)。

おお。

また健康になれそうだ。

 

大将曰く

 

「すきなだけ入れちゃってください。

他じゃ『わかめラーメン』で100円追加で取るけど

ウチはサービス。

どんどん入れて」

 

ネギ入れ放題はよく見かけるけど

わかめは初めてだなぁ。

 

ここも絶めし物件

大将の話は続く。

 

「ウチ、安いでしょ?

しかもこれ消費税込みだよ。

しかもうまいでしょ?」

 

「最近町中華ブームで

TVの取材依頼もあったけどウチは出ないよ。

TV出たら常連が来なくなっちゃうしね。

行列なんかできたら大変だよ。

ウチは常連で持ってるから

いったん離れた常連は戻ってこないんだよ。

あ、でもネットや雑誌は(影響少ないから)

写真撮っていいよ」

 

「所沢駅のそばにあった中華料理屋で修業して

ここで店を始めて43年。

周年行事はもうやんないよ。

スナックじゃないんだし」

 

「長男がいるけど

左官の会社で社長やってんだよ。

あとは誰も継がないよ。

俺でおしまい。

まだやるけど、あと何年かなぁ。」

 

強面だったけど結構話好きみたいだ。

 

町中華はブームだけど、

コロナもあったり跡取り問題で

廃業店舗は増えていく。

新規の町中華は資本系チェーンだったりするから

味わい深い個人店は無くなっていく。

ここも絶めし物件だった。

 

大将のゆるエクセル画

お店は日曜休日で祝日も営業。

昼が11‐14時で夜は18時から深夜1時半!

厨房は大将のワンオペだろうから

がんばってるなぁ。

 

会計はちょうど2000円。

大将が店先まで見送りに出てきてくれた。

 

常連が多いと入りにくそうだけど

適度に大将もかまってくれる。

 

なんだか今日はいい1日だった

という気になる(まだ昼だけど)。

 

また行ってみよう。

 

最後にあやしげな記憶で描いた

大将のゆるエクセル画で。

 

所沢「炒」の大将のゆるエクセル画

うろ覚えで描いた大将のゆるエクセル画

おつきあいありがとうございました。

 

 

にほんブログ村 グルメブログ 中華料理(グルメ)へ
にほんブログ村


食堂ランキング