西武池袋線のひばりが丘の住宅地に忽然と出現する
激渋町中華「孔雀苑」をエクセルで描いた話です。
「ひばりが丘」って知ってるか?
今回のお店は西武池袋線のひばりが丘駅にある。
沿線住民じゃない人にはイメージわかない街だけど
所沢までの駅では石神井公園とこのひばりが丘の
2つしかない急行停車だ。
駅前には沿線住民の誇りの「パルコ」もあるし
東横線でいえば「自由が丘」みたいなところだ(なわけない)。
西武線にありがちなやたら狭い北口駅前は
絶賛再開発中でいつのまにか埼玉県新座市になるし
南口は西東京市と東久留米市が混在している。
激渋町中華、ふたたび
今回はこのひばりが丘にあるび激渋町中華を
エクセル画に。
再開発中とはいえ狭い路地が残る北口から
東久留米方面に線路沿いを歩いていくと
5分もしないうちに商店、飲食店の結界ゾーンに到達する。
線路沿いの道から家しかない住宅地に入っていく。
そんなところにこの町中華「孔雀苑」が忽然と出現する。
コロナ禍で体を動かす機会が減ってきたから
ウォーキングでぶらぶらしてたら
その外観に鷲掴みさて足が止まったお店だ。
向かって左は美容院、右は工務店の自宅兼倉庫ぽい。
この一角だけが長屋型看板建築で
周辺にはコンビニはもちろん商店らしきものもない。
店内も暗そうだしちょっと見廃業食堂だ。
でもよく見るとショーウィンドウに
「営業中」の手書きパネル。
こりゃ入るしかないなぁ。
熟成の飴色
店内はカウンターなしの
4人掛け卓が左右2卓づつと広くはない。
これまた爺婆の2オペの王道だ。
↑は緊急時多宣言前の写真。
今はアクリル板も設置で残念ながらビールも飲めない。
壁面には週替わりなのかサービス定食のメニューも出てるけど
卓上メニューを見てみよう。
なんだか安い。
800円以上のものは見当たらない。
別ページには一品料理もあるけどそっちも安い。
ビールも520円ってあるけどこれまたサプライズの大瓶だ。
しかもサービスのミニ冷奴のお通し付き。
メインディッシュは最近ハマっている「五目焼きそば」。
焼きそばのラインアップが豊富なのもうれしい。
お母さんからは
「レバーは入れますか」
と確認だ。
今回は「レバーなし」で発注した。
具は豚、イカ、海老に白菜、キャベツ、キクラゲ、
ニラ、インゲン。
濃いめの餡がよく焼き付けられた麺に絡んでうまい。
スープにみかんもついて570円。
うまいし安い。
しかも消費税込みだ。
去年9月に行ったときは↑
具は白菜、キクラゲ、ニラに代わって
ナス、インゲン、玉ねぎが入る夏野菜仕様になる。
いろいろ気遣ってるみたいだ。
出前もしてるみたいで
近所からは重宝されてるんだろうなぁ。
エクセル画のスペック
で、やっと本題のエクセル画登場。
2階の看板の文字も薄くなって可読性が低下している。
庇部分は新調されたようだけど
屋号が入ってなくてなんだかもったいない。
2021年6月制作。
パーツ数1721。
今回も店先には「パリー食堂」「栄華」で
登場したスーパーカブを設置。
右のショーウィンドウのベースも「栄華」の使いまわしだ。
ちなみに今回からPCを新調。
今までは低スペック&メモリー不足もあって
作業効率がえらく悪かったけど
これで改善されるなぁ。
エクセル画ざっくり作画過程
今回も出来上がるまでの途中経過を紹介していきます。
初日
2階部分から描きだした。
本当はもっと進めたかったけどタイル部分で消耗。
トータルではこの前の「栄華」よりは
手数は少なそうな気はするけどやる気次第だなぁ。
稼働日5日で仕上げたいなぁ。
2日目
3日目
今回はお店の庇部分と左右の建物。
左は美容院があるけど看板だけ描いときました。
入り口とショーウィンドウ周りの難物が残った。
でもある程度形になってきた。
残り2日で完成まで行けそうな感じがする。
4日目
今回は正直あんまり進んでないです。
お店の入り口部分に着手したけど
レースのカーテンと床面のタイルで気力が途絶えた。
サンプルを飾っているショーウィンドウまで
行きたかったなぁ。
残りは看板文字と暖簾。
5日目
この日からPCを新調。
でもPCの設定に時間がかかって
エクセル画は思ったほど進まず。
なんとかお店の入り口左側が出来上がってきた。
残りは右側のショーケースと店前小物と
看板だ。
そしてその翌日に一挙に完成にもっていった。
結局6営業日かかったけど
飲みすぎて全く欠けない日もあったから
10日ほどかかったなぁ。
リアル額装品納品
後日リアル額装したものを持って
お店にゲリラ納品(ダイソーだけど)。
普段厨房にいるオヤジさんも出てきて
喜んで受け取てもらえた。
新調したと思しき庇に
「店名入れないんですか?」
って聞いたら
「いつまでやるかわかんないからねぇ」
とのこと。
やはり後継者問題なんだな。
長く頑張ってほしい。
最後にバーチャル額装版。
おつきあいありがとうございました。