どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

【番外】北海道ひとりサウナ・温泉旅 - 6日目(根室~知床)

北海道ひとり旅ルート

2020年10月8日(木)

6日目に入りました。

今日は根室から

野付半島→中標津通って知床半島

リアル道東ワールド突入。

湿地帯や原野が増えてきている。

 

宿は

「陶灯りの宿 らうす第一ホテル」です。

今日はサウナなしです。

 

ちなみに5日目はこちら。

 

 

 

野付半島にむかう

根室まで来ると

辺境感がどんどん強まってくる。

根室の北にある野付半島

途中までしか車で行けず

自然保護区のようになっている。

 

砂洲でできた半島だ。

不安定に見える地形だけど

真ん中に舗装路が走っている。

根室から車で1時間半ほどかけて向かってみた。

 

オホーツク沿岸に道路には

北方領土返還」関連の看板や施設も出てくる。

 

北方領土への「叫び」の銅像@道の駅おだいとう

北方領土への「叫び」の銅像@道の駅おだいとう

 野付半島に入ったら

Uの字で南下して

半島中ほどにある

「ネイチャーセンター」に向かう。

 

途中には湿地帯で立ち枯れした

木が増えてくる。

ここは「ナラワラ」と呼ばれるエリア。

 

野付半島ナラワラ

野付半島ナラワラ

「ネイチャーセンター」は

車で行ける最前線の施設だ。

ここから先はもう一つの

立ち枯れゾーンのトドワラ」に行ける。

 

トラクターバスなら500円7分。

歩きなら無料だけど片道25分かかる。

 

野付半島ネイチャーセンターのトラクターバス案内板

野付半島ネイチャーセンターのトラクターバス案内板

 

1.3㎞は楽勝なので歩いていく。

↓こんな感じのすれ違うのも大変な

一本道を進んでいく。

左にはトラクターバス専用道があって

何人も載せて走っていく。

 

野付半島トドワラに向かう一本道

野付半島トドワラに向かう一本道

 この辺りは時期によっては

タンチョウヅルやいろんな野鳥、

エゾシカも生息するらしいけど

お目にかかれずだった。

 

野付半島トドワラに向かう道から見える逆さ富士もどき

野付半島トドワラに向かう道から見える逆さ富士もどき

右手には北海道本土の山々が

湾に反射して逆さ富士もどきだ。

 

20分ほどでトドワラ到着。

 

野付半島トドワラ到着

野付半島トドワラ到着

ほとんど木が残っていない。

立ち枯れが進んで

倒木してるらしい。

「何もない感」が強烈だなぁ。

 

戻りは同じ道を歩くのが嫌だったので

トラクターバスに乗車。

 

野付半島ネイチャーセンターのトラクターバス

戻りはトラクターバス

乗客は後ろの連結車両。

定員は10名くらいだけど

俺が乗った時は3人ほど。

思ったより速かったなぁ。

 

最果て感味わいたいなら

ここはありですね。

バスに乗らなかったらお金もかかりません。

 

中標津開陽台へ

今度は高台に行ってみようと思って

中標津の開陽台へ。

バイカーには聖地らしい。

野付半島から1時間ほど。

 

だらだらと上り坂だったから

そんなに高台に来た感じはない。

 

開陽台展望台

開陽台展望台

標高270mで

地球が丸く見える」がウリ。

330°の展望視野」とのこと。

30°足りないのがポイントだ

でも確かに丸く見える。

それ以上でも以下でもない場所

天気よければ行ってもいい場所かな。

 

中標津開陽台からの眺望。確かに丸く見える。

中標津開陽台からの眺望。確かに丸く見える

バイカーはほとんど見当たらず。

展望台にはカフェはあったけど

飯物メニューはない。

麓の中標津の街中で探すことにした。

 

当てもなく探していると

街に入ったエリアすぐにラーメン屋があった。

ここ最近魚ばっかりだから

久しぶりのラーメンにしよう。

食える時に食っておかないと

店がないリスクが高まる。

選り好みはできない。

 

中標津「たら福」

中標津「たら福」

 

店内には4人掛けテーブルが8卓に

カウンターにお座敷。

やたら広い。

人気店なんだろうなぁ。

14時近い入店だったから空いていた。

 

味噌ラーメンがウリらしいので

北海道で3回目の味噌ラーメン。

でも今回はバターとコーンをトッピング。

 

中標津「たら福」の味噌バターコーンラーメン

中標津「たら福」の味噌バターコーンラーメン

きれいな盛り付け。

海苔も味玉も乗っている。

メンは中太より細め。

見た目以上にあっさりしたスープ。

ちょっと薄いくらいだ。

バター乗せたせいか

味がボヤけていてる。

印象も薄いラーメンになってしまった。

880円。

 

秘湯「熊の湯」

今日の宿泊は

知床半島中央の羅臼で

宿のそばには

天然露天風呂の「熊の湯」がある。

宿の風呂もあるけど

ここは入っておきたい。

中標津から羅臼に向かう。

 

知床半島「熊の湯」の看板

知床半島天然露店温泉「熊の湯」の看板

天然かけ流しで

地元の有志が保守管理している。

いわゆる「野湯」だ。

一応無料だけど

入った人の寄付金でまかなっている。

知床横断道路沿いに

10台弱の駐車スペースがある。

 

「熊の湯」はこの川の右側

「熊の湯」はこの川の右側

 道路脇の川を渡って

そこから歩いて3分ほどだ。

 

「熊の湯」の外観

「熊の湯」の外観。脱衣場だけ屋根、壁付。

手前の黒く囲われているところが

女性脱衣所。

右奥が男性用だけど囲いはない。

川沿いの高台に

むき出しの露天風呂だ。

男女別浴。 

 

「熊の湯」の浴槽

「熊の湯」の浴槽。白濁湯。

硫黄臭がする白濁したお湯だ。

洗い場はないけど

常連は浴槽脇に座って

体を洗ってから入浴。

石鹸持ってきてなかったので

何度か描け湯で体を洗ってから入ってみた。

 

温度は45℃ほど。

かけ湯で慣れたのと

あつ湯好きな俺には気持ちいい温泉だ。

 

浴槽脇のベンチで休憩してもう1回入湯。

いいねぇー。

 

温泉好きな方は是非お入りください。

タオル忘れずに。

ドライヤーないですよー。

 

ちなみに、車に戻った頃駐車場そばで

「いまさっき熊を見た」との目撃談。

さすが知床だ。

 

(車が通行できる)最果て、相泊

まだ15時半なので

羅臼側で一般車が行ける終点まで

行ってみることにした。

「熊の湯」から30分ほど。

 

知床半島は

海沿いまで山がせり出してきて

平野は海岸部しかない。

「最果て」だから

ひと気もないかと思ったら

海沿いに人家や漁師小屋が

延々と続いている。

途中でキタキツネも登場だ。

人慣れしてるのかカメラ向けても逃げない。

 

知床・相泊に行く途中にキタキツネと遭遇

知床・相泊に行く途中にキタキツネと遭遇

 海の向こうには

国後島が大きく見えている。

こちらも山がちな地形で

温泉も多いらしい。

ちなみに沖縄本島より大きい

 

知床半島から望む国後島

知床半島から望む国後島

そして道路の終点「相泊橋」に到着。

 

道路の終点「相泊橋」。

道路の終点「相泊橋」。キケン!

 「キケン!道なし」

どん突きです。

この先は荒野、原野がが広がる自然保護区。

 

最果てだなぁ。

行き止まり好き

ならここも是非お訪ねください。

行き止まりしかありません。

 

今日の温泉&宿

陶灯りの宿 らうす第一ホテル

本日のお宿、陶灯りの宿「らうす第一ホテル」

今日の泊りは

「陶灯りの宿 らうす第一ホテル」

知床横断道路を

羅臼側入り口から入って5分ほど。

熊の湯と同じ泉質の

温泉と露天風呂があるけど

サウナがない水風呂もない

 

男湯入り口@らうす第一ホテル

男湯入り口

熊の湯と違って

お湯は透明で薄い褐色。

源泉かけ流しで硫黄臭はしっかり漂ってくる。

 

浴室は結構古い。

もちろん手入れはしてるんだろうけど、

タイルやカランは

温泉成分の沁み込みで茶色く変色しているところが多い。

 

露天は岩風呂でかなり広い。

内湯よりもぬるめになってるから

こっちは長湯向きだ。

湯冷まし用ベンチも2脚ある。

湯上りも体が温かいねぇ。

 

宿の夕食

 羅臼の町の飲食店事情が

心もとなかったので

今回初の宿の夕食付プランにしてみた。

 

酒のつまみになればいいかと思ってたら

すごいラインアップ。

しかも食事会場はなんと個室のお座敷。

GoToトラベルと予約サイトのクーポンを

つかったとはいえ1泊5000円台だ。

 

「らうす第一ホテル」の夕食

「らうす第一ホテル」の夕食

↑に鹿肉のシチューと

いくらご飯とほたての味噌汁がつく。

 

ビール1本だけにしてひたすら食べた。

完食。

でも最近独り言が増えたような気がする

ひとり旅症候群だな。

 

本日の走行距離

本日の走行距離

本日の走行距離

6日目は

根室→野付半島→開陽台→

相泊→羅臼で294.8km

当初の予定の倍くらいの距離だ

↓の⑥のルート。

 

ひとり旅6日目行程

ひとり旅6日目行程

 明日は網走方面に向かいます。

ひきつづきよろしくです。

 

 ----------------------------------------------------

7日目はこちら。

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 車旅(国内ドライブ)へ
にほんブログ村

 


一人旅ランキング