2020年
10月3日から10月19日まで
16泊17日の
「北海道ひとりサウナ・温泉旅」が
やっとまとまりましたので
ここにupさせていただきます(一部青森)。
全行程
フェリーで秋田から苫小牧に入って
北海道ツアーを開始。
ルートは苫小牧から
時計回りか逆回りで迷ったけど
知床方面は後半にすると
雪のおそれもあったから
道東方面を早めに回る
時計逆回りコースでスタートした。
タイヤも夏タイヤだし
雪が降ったら立ち往生必至だし。
最初と後半で雨があったけど
ほとんどが快晴。
日中は半袖の時もあったくらいだ。
こうやってみると
襟裳岬-釧路、留萌-札幌、
渡島半島日本海側以外は
海岸線を一周した感じだ。
最北端の宗谷岬、東は納沙布岬、
南の白神岬は到達したけど
最西端の尾花岬は未踏になった。
そもそも尾花岬に
通っている道はないみたいで
最寄りの道はトンネルを通過している。
まぁ3か所行けたから十分です。
最南端は襟裳岬だと思ってたけど
函館に近づいてから白神岬の存在を知って
北海道最終日に慌てて行った次第だ。
青森行ってからも大間とか尻屋埼とか
縁ばっかり行ってるから
いかに自分が「端っこ」好きか
よくわかるルートだった。
↓は青森・下北半島の大間埼。
北海道の大きめの市では
室蘭以外はほぼ宿泊・通過した。
室蘭も洞爺湖の後に
寄ろうかと迷ったけど
決定打に欠けて見送り。
室蘭の方、いつか行きます。
走行距離
走行距離は3621km。
北海道だけなら3386km。
一日平均210kmほど走ったことになる。
1日の最長走行距離は356.6km。
旅を開始してまだ2日目に
登別-襟裳岬-帯広を
移動したときのものだ。
毎日運転していると感覚がマヒしてきて
200km以下だと走った気がしない。
まぁ無事故無違反だったのがなによりだ。
ちなみに宗谷岬から
九州最南端の大隅半島佐多岬までが
3000kmだ。
次は九州まで行けそうな気がする。
日程別詳細
小さくて読みにくいと思うけど
詳細もまとめてみた。
食べたものもできるだけ書いた。
16日目は朝昼抜きで夕方にまとめて
北海道最後の夜飯を食べてたことになる。
実はこの旅行で
体重が3kgほど増えた。
日頃は酒メインで
あまり食べない生活だったのが
酒抑え目の食メインになったのと
1日中運転で体を動かさなくなったのが大きい。
この旅のもう一つのテーマの
「サウナ・温泉」も
サウナは6日目だけ、
温泉は5日目だけが入れなかったけど
あとは毎日浸かれた。
入ったサウナ、温泉は合わせて21か所。
後半になってくると「1日2サウナ」も出てくる。
北海道のサウナ評価が高いのもうなずける。
↓こちら今回の旅のマイベストサウナの
「白銀荘」@吹上温泉。
サウナに毎日入るだけでは
体重が減らなかったな。
費用面
おおまかにこんな感じ(青森の1日も含む)。
宿代:8万円
食費:8万円
交通費(フェリー他):3万円
ガソリン代:3万円
駐車場代:1万円
入場料・サウナ:1万円
土産・雑費:2万円
ざっくり26万円。
30万円くらいかと思ってたけど予算内だった。
17日間だから1日平均で1.5万円。
そのうちの2/3は宿と食費だ。
宿はGoToトラベルの恩恵もあって
1泊平均5000円以下。
トラブルも無く車中泊はなかった。
一番安いのは
札幌のサウナに泊まった時が
2000円以下だったけど
駐車場が1500円もかかった。
地域共通電子クーポン
ほとんどの宿をオンラインで予約したから
「地域共通クーポン」も
1000~2000円/泊ついてきたけど、
これが「電子クーポン」。
しかも宿泊当日+翌日の間に使わないと失効だ。
札幌や旭川の大都市なら
使えるところが多かったけど
それ以外の街は「紙クーポン」じゃないと使えない。
北海道ではどこにでもある
コンビニ「セイコーマート」は
WEBでは「電子クーポンOK」
になってたけど地方では紙しか使えない。
確実だったのは
「ツルハドラッグ」と「サツドラ」の
ドラッグストアはどの店舗でも使える。
新しい街に移動していく時は
まずはドラッグストアで
クーポンを消化するところから始めた。
結局毎日ビール、酒類を買っていくことになる。
北海道限定の「サッポロ・クラシック」
350mlの6缶パックが1000円ちょっと。
たまに北海道限定のものがあればそれを買う。
「マルちゃんやきそば弁当」の
味違いがいろいろあったけど
100円/個だから10個買ったら
ものすごくかさばる。
あとはどこでも売ってる缶チューハイで調整だ。
電子クーポンは本来の趣旨の
観光施設の入場料や飲食店、
土産物にはほとんど使えなかった。
まぁ、ありがたいと言えばありがたいんですが。
写真
旅行中撮った写真が756枚。
↑は北海道の地形と撮った場所を
ある程度重ねたダイジェストコラージュ。
青空が多いねぇ。
つくづく天気が良くてよかった。
あんまり写真を撮るほうじゃなかいから
最初のころの枚数は少ないけど
後半は一瞬でも
「おっ」
と思うところが出てくれば
面倒くさがらず車を止めてとりあえず撮る。
どんどん増えてくる。
旅の間は毎日ブログの更新をしていて
最初の頃は1日1時間程度だったのが、
写真も増えてくると
文字数も5000字越えたりで
後半は4時間くらいかかる時もあった。
「ブログを書くために北海道を回っている」
みたいな本末転倒な感じも漂ってきた。
途中更新をやめようかとも思ったけど
最後まで書いといてよかったと思う。
最後に
2週間強で北海道をほぼ1周できたけど
上っ面なめたような
浅い旅だったことは否めない。
コロナもあって現地の人との会話も少なくて、
独り言も増えてくる始末だった。
先住民アイヌの地から
明治以降は和人の入植から
150年ほどで
これだけの開拓できたことは素晴らしいことだと思う。
屯田兵や民間の開拓に先立って
「網走監獄」の囚人たちが
森林伐採や道路敷設の
インフラを担ったのは今回初めて知った。
当時は
「凶悪犯だから
過酷な労務で死んでも
収監費用の抑止にもなるし
無償労働力で一石二鳥だ」
今なら「非人道的」な考えのもと
劣悪な環境と食事で多くの犠牲者を出したという。
このような北海道の裏開拓史は
「網走監獄」に多種展示されている。
一番の収穫は「網走監獄」だったんじゃないかと思う今日この頃だ。
長い間お付き合いありがとうございました。
そろそろエクセル画をまた描きます。
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