どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

【番外】北海道ひとりサウナ・温泉旅 - 15日目(洞爺湖~函館)

北海道ひとり旅ルート


2020年10月17日(土)。

北海道ひとり旅15日目。

そろそろおしまいに近づいてます。

 

今日は洞爺湖→長万部→謎の野湯→函館です。

 

 ルートは噴火湾沿いを走行

天気は快晴だった。

 

ちなみに14日目はこちら。

 

 

 

今朝は快晴

昨日は雨で寒い1日だったけど

今朝は朝から快晴だ。

洞爺湖越しに羊蹄山もきれいに見える。

早朝はなかった雲が

頂上にかかってきたけどすがすがしい。

 

快晴の洞爺湖と羊蹄山

羊蹄山山頂にはまた雲が

 きょうは函館に向かう予定だけど

天気もいいし時間に余裕があるから

有珠山のロープウェイに乗ってみることにした。

 

ロープウェイの駐車場は

まさかと思ったけど駐車料金500円。

でも昭和新山の真下でものすごく近い。

 

これまた快晴の昭和新山

これまた快晴の昭和新山

中腹からまだ煙が上がっている。

 

ロープウェイは通常1800円だけど

クーポン見せたら1割引き。

 

バスツアーがついたらしく

ロープウェイはシルバー族主体で

ほぼ満員だ。

5分ほどかけて隣の有珠山を上っていく。

到着するとさらに盛り上がった有珠山。

昭和50年代に噴火した時に盛り上がった山だ。

 

ロープウェイ終着駅から見上げた有珠山

ロープウェイ終着駅から見上げた有珠山

下を見る洞爺湖が見える。

以前は羊蹄山も見えたのが

↑の隆起で見えなくなったらしい。

 

有珠山から見る洞爺湖

有珠山から見る洞爺湖

ロープウェイ駅から

片道7分の坂道を上ると

有珠山のもともとの火口と噴火湾、

そして今回はスルーの室蘭方面も

きれいに見渡せる展望台だ。

 

有珠山火口

有珠山火口

有珠山展望台から噴火湾と室蘭方面が見える

有珠山展望台から噴火湾と室蘭方面が見える

駐車代+往復ロープウェイで

2160円かかったけど

天気が良ければありだな。

 

ちなみに駐車場敷地内には

土産物が並んでるけど

1、2軒を除いて土曜の10時なのに

一向に開く気配がない。

コロナなのかそれ以前に

廃業したのかわからないけど

伝統的観光地の土産物ビジネスも曲がり角だ。

 

昭和新山脇の土産物屋。廃業の塊か。

昭和新山脇の土産物屋。廃業の塊か。

さぁ、南下しよう。

 

長万部でかにめし

今朝は宿の朝飯付きだったので

あんまり腹は減ってなかったけど

途中長万部を通るから

名物の「かにめし」目当てで

寄ってみることにした。

 

まずは長万部駅前に到着。

長万部の今のウリは「東京理科大」らしい。

 

長万部駅前のメッセージタワー。「東京理科大」押し。

長万部駅前のメッセージタワー。「東京理科大」押し。

長万部も知名度は高い町だけど

駅前はこんな感じだ。

 

長万部駅前のメインストリート交差点

長万部駅前のメインストリート交差点

まるでアメリカの郊外の

街並みみたいだ。

そのすぐわきに「かにめし」発祥の

駅弁屋が店を構えている。

「かなや」だ。

 

「かにめし」の「かなや」。長万部駅のど真ん前。

「かにめし」の「かなや」。長万部駅のど真ん前。

持ち帰り用の「かにめし」を

左側の店舗で売っているけど

右には「なんちゃって列車座席」で

イートインができる。

地元の人は「6つ」とか

まとめて買いに来ている。

1個1180円。

結構いい値段だ。

 

「かなや」横の列車もどきイートインコーナー

「かなや」横の列車もどきイートインコーナー

 2人掛けが6つだから

Max12人入れる。

俺もここで「かにめし」をいただくことにした。

 

「かなや」の「かにめし」駅弁

「かなや」の「かにめし」駅弁

ご飯の上に蟹のほぐし身が

みっしりと乗っている。

あとは海苔の佃煮とお新香ぐらい。

美味いけど展開がなく

単調になってしまう。

おかずのバリエーションが

あればいいけどなぁ。

個人的には崎陽軒の「シウマイ弁当」の勝ちだな。

 

販売店舗の右には

食堂かなや」もあって

こっちは汁物もセット

でテーブルで食べれる。

その分高くなってるけど。

 

店舗横には「食堂かなや」もある

店舗横「食堂かなや」

国道沿いには

ドライブインかなや」もあって

かにめしだけで

「かなや」グループを作り上げたわけだ。

長万部と駅弁ファンのソウルフードなんだねぇ。

 

 

「野湯」を目指す

あとは函館に行くだけなんだけど

まだどこかに寄っていくだけの時間はある。

 

調べてたら

 

磯谷温泉跡の野湯群

 

という無人露天温泉で

かなり秘湯っぽい。

今は函館市だけど旧南芽部町だ。

 

 

北海道来てから

知床の「熊の湯」や

上富良野の「吹上温泉」と

素晴らしい無人温泉があった。

今日も入っていこう。

Googleマップで探したら出てきたので

向かってみる。

 

噴火湾沿いを国道5号線で

ひたすら南下していく。

天気もいいし快適だ。

駒ケ岳も見えてきた。

 

 

駒ケ岳も通り越して国道278号線に入る。

 

Googleマップが

「ここで右折です」

というので狭くて急な坂道に入っていく。

 

最初は舗装されていた道が

途中から剥げあがってきた。

道はさらに細くなるし完全に山道だ。

対向車が来たらすれ違えない。

 

ひやひやしながら走ること10分。

急に開けた場所が出てきて

道も広くなる。

マップも「到着です」のアナウンス。

 

「磯谷温泉跡の野湯群」とマップに案内された場所

「磯谷温泉跡の野湯群」とマップに案内された場所

ここだ。

この草むらに温泉が埋まってるんだろうか?

 

や、なさそうだ。

 

この先をもっと川沿いに歩いて

進むみたいだけど皆目見当がつかない。

熊が出てもおかしくない雰囲気だし

やぶ蚊がやたら多い。

 

こんなところで

裸で温泉に入る気持ちは

あっという間に失せた。

素直に函館に向かおう。

でも、来たあの狭い道を戻るしかない。

対向車来たらどうしよう。

しかし選択肢はない。もどります。

 

帰りはカメラを回して走ったのでその様子がこちら。

 

 

BGMはニール・ヤングの曲で

不安感をさらに煽ってくる。

車が四駆でよかった。

 

対向車は来ず国道に復帰できた。

結局「磯谷温泉跡の野湯群」は幻に終わった。

これ本当に行けるんだろうか?

 

行くんだったらクマと虫よけ対策と

足回りは固めていかないとだめだな。

 

あきらめます。

 

函館山へ

それでもまだ14時。

函館中心部までは1時間あれば着くから

定番の函館山に行こう。

 

基本は夜景なんだろうけど

夜は飲むので日が高くても行っておこう。

 

ロープウェイには乗らないで

頂上展望台まで来るまで上がっていく。

ロープウェイ代も駐車代もかからない。

 

函館山からの景色

函館山からの景色

函館山の影が大きく街を覆っている。

反対側は本州=青森が見える。

 

函館山から見える本州=青森県

函館山から見える本州=青森県

海の先の左が下北半島、

右が津軽半島だ。

明後日はフェリーで青森に渡る予定。

天気がよければいいけどねぇ。

 

夜の函館

今晩の夕食の予定は

はっきり決めていなくて

どっかの居酒屋に入ってみよう。

土曜の夜ということもあって

混んでいる店が多い。

いくつか目星をつけてた店で

カウンターに入れるところがあったので

ここにした。

 

函館の居酒屋「根ぼっけ」

函館の居酒屋「根ぼっけ」

札幌の繁華街、

松風町にある居酒屋「根ぼっけ」だ。

 

19時頃予約なしだったけど

スムーズに入れた。

周りの客は基本予約しているみたいだ。

店名通り

「根ぼっけ」料理がウリみたいだ。

一人前でも鍋をやってくれるので

「根ぼっけすり身鍋」というのを発注。

 

「根ぼっけすり身鍋」

「根ぼっけすり身鍋」

醤油仕立ての汁でこれが美味い。

あとは「かに味噌焼き」と

ビールと玉露杯。

座敷が混んでたこともあってか

料理が出てくるのが

かなり時間がかかってたのが残念。

5000円弱だからちょい高いな。

 

 

函館駅前は十数年前に来た時からは

ずいぶん整備されたように思う。

ここも「終点駅」だけど「もの悲しさ」や

「うら寂しさ」とは無縁な感じだ。

 

土曜の夜の函館駅前

土曜の夜の函館駅前

20分くらい歩いて宿に戻ったら

小腹が減ってきた。

なんとホテルの隣に

函館ラーメンの「あじさい」があった。

ここは塩ラーメンだけど、

なんと「ハーフ」がある。

迷わず塩のハーフだ。

 

「あじさい」の「塩ラーメンハーフ」

「あじさい」の「塩ラーメンハーフ」

麺とスープが少なめで

具材は普通と同等だ。

スープは丸いうまみの塊だ。

 

この旅をしてから

体重が増えてきている。

ラーメンはそろそろ控えておこう。

 

 

本日のサウナ&宿

今日は「ラビスタ函館ベイ」。

「ラビスタ」は釧路でも泊まっている。

ここもドーミーイングループだから

温泉と露天風呂にサウナがある。

でもお約束の「夜泣きそば」サービスは

やってない。

 

「ラビスタ函館ベイ」

「ラビスタ函館ベイ」

16時にチェックインに向かったら

フロントには30人くらいの

チェックイン待ち。

土曜だしGoToで客が戻ってきてるんだろうなぁ。

 

浴室は最上階の13階にある「海峡の湯」。

 

サウナ(90℃):8分 x 3

水風呂(20℃):1分 x 3

休憩:10分 x 3

合計:3セット 

 

サウナ室はキャパ8名だけど

コロナシフトで4名まで。

 

TV、ロウリュウなしで

BGMとサウナ計あり。

このサウナは

なんといっても大型ガラス越しに

最上階から見る函館の景色だ。

ベンチに座ると目の前に景色が広がる。

サウナ自体は至ってノーマル。

 

水風呂は出てすぐにある。

水温計はないけど20℃くらい。

この時期になると長く入れて

気持ちいいくらいだ。

でも2名が限界の広さ。

 

露天風呂が広いので

外気浴も期待したら

なんと椅子は1つも置いてない。

地べたに座るか横になる選択肢だ。

夜だと体が一発で冷える。

 

脱衣所には10人分の

ベンチがあるからそこで休憩。

結構冷房が効いてて

実は気持ちよかったりする。

本当は露天にベンチを置いてほしいけどね。

 

温泉は塩っ気がある濁り湯だ。

露天では壺湯に入って

函館の夜景も眺められる。

脱力。

 

本日の走行距離

本日の走行距離

本日の走行距離

15日目は

洞爺湖→長万部→

磯谷温泉跡の野湯群→函館で220.2km。

 ↓の⑮のルート。

 

ひとり旅15日目行程

ひとり旅15日目行程

北海道上陸してから

これで3000㎞突破

「磯谷温泉跡の野湯群」が残念でたまらない。

 

明日は函館周りをぶらぶら。

お土産デーになりそうだ。

北海道最後の夜の予定です。

 

 ----------------------------------------------------

16日目はこちら。

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 車旅(国内ドライブ)へ
にほんブログ村

 


一人旅ランキング