今回は昭和時代の国民的映画
『男はつらいよ」』の
寅さんをエクセルで描いた話。
『男はつらいよ』50作目
1969年に映画版『男はつらいよ』が
始まってもう50年。
主役の寅さん=渥美清は1996年に逝去。
寅さんの甥っ子の満男が
主人公になって
過去の映画の名場面を加えて
シリーズ50作目
『男はつらいよ お帰り 寅さん』として
2020年正月映画で公開されている。
ちなみに1962年開始の007シリーズは
やっと次作が25作目。
全盛時の寅さん映画は
年に2、3本新作が公開されていた。
今考えるとすげーなぁ。
寅さんの生業は路上販売のテキ屋で
全国津々浦々放浪しながら
出合った美女=マドンナに
想いを寄せるも成就せずの繰り返し。
「フーテンの寅」を自称していた。
ちなみに「フーテン」って言葉
もう死語だよなぁ。
映画シリーズの詳細はこちらに詳しいので
リンク貼っておきます。
ラーメン屋女将の寅さんうんちく
1月半ばに十条にあるラーメン屋に
たまたま入店したら
寅さんファンが出演して
名場面中心としたTV特番をやってた。
入った時は客はゼロだったから
一人で切り盛りしている70前後の女将は
椅子に座ってこの番組を見入っていた。
俺自身、寅さん映画は
リアルタイム派なんだけど、
せいぜい昔TVで放送されたのを見たぐらいで
今回の50作目はもちろん
映画館で1回も観たことはなかった。
女将があまりにも見入ってるもんだから
適当に話を合わせてると
うんちくが徐々にヒートアップ。
「全部映画観た」
「浅丘ルリ子が一番マドンナの回数が多い。
特別篇入れて5回よ5回」
「『メロン騒動』、あれは名場面ね」
「今回の『お帰り寅さん』も涙止まらないよ」
話しながら
女将の目頭も熱くなってきている。
「でも、今回の主題歌はダメ。
全く映画に合ってない。
クワタよクワタケースケ。
歌だけが残念。」
とダメだしされてた。
ちなみにそのラーメン屋はこちら。
入り口の風情に鷲掴みされた。
まさしく寅さん観る、語るに
ふさわしい風情だ。
カウンター8席にテーブル2卓ほど。
ビール餃子タンメンの
「タンギョビー」で満足。
(味はいたってフツーだった)
行く機会あれば
女将に寅さんネタ振ってみてください。
エクセル画のスペック
2020年1月制作。
パーツ数491。
ついでに偶然出来上がった
Newドット版もあげときます。
寅さんの顔は特徴あるし
予想通り描きやすかったけど
やっぱ格子柄の寅さんジャケット。
これが一番手間取った。
フリーハンドで線弾いたから
かなりのぐにゃぐにゃだ。
せっかく描いたし
『お帰り寅さん』観てみようかなぁ。
また特定の年代しか関心がない
エクセル画になってしまった。
おつきあいありがとうございました。