今回はこの前描いた
「タカラ辛口チューハイ」の
実際売ってるバリエーションを並べた
エクセル画を描いてみた話。
【はじめに】エクセル画ってどんなの?
「エクセル画」というと
エクセルのマス目に色を付けて描いていく
「ボクセルアート」、「ドットアート」を
イメージする人が多いですが
自分はエクセルに搭載されている「描画ツール」から
曲線や円、四角の基本図形やフリーハンドを使いながら
シートの上に線を描いて
それに色を乗せて積み上げて描く方法でやってます。
こんな感じです。
エクセル画に腰を入れて描き始めてから
もう10年以上たちますが
ペンタブはどうも扱いづらくて
ずーっとマウスを使て描いてます。
かなりの変態画法ですがおつきあいください。
「レモン」だけじゃない
「タカラ焼酎ハイボール レモン」を
この前あげたばっかりだったけど↓
本当に描きたかったのは
今回の辛口チューハイオールスターズ。
スタンダードのアルコール7%もので
13フレーバーもある。
ちなみに他社物ではキリンの「氷結」シリーズの
レギュラーアイテム(無糖やストロングは除く)で
10フレーバーだから「タカラ」の辛口チューハイは
最多クラスのバリエーションじゃないかと思う。
(サントリーの「ほろよい」は通年で15種あるそうだ)
せっかくこれだけのアイテムがあるんだから
一挙に並べてエクセル画にしてみようと思った。
巨匠アンディ・ウォーホルの
「キャンベルスープ缶」の缶チューハイバージョンだな。
ウォーホルの「スープ缶」は32缶で
みな同じに見えるけど
実はすべてスープの種類が違う。
「辛口チューハイ」はそんなに数はないし
13全部を描くのも萎えたので
その中の9種類でやってみた。
以前、早稲田にあるラーメン屋の絶品五目そばを
勝手にバリエーションにしたエクセル画もあるので
お時間あるときでもこちらもご覧ください。
エクセル画のスペック
2021年9月制作。
パーツ数6111。
たぶん過去最多パーツ数。
前のPCだと間違いなくフリーズして
データも飛んでた可能性が高い。
なんだか幾何学模様の刺繍のようだ。
全部の過程は残してないので
3アイテムずつまとめて
作画レビューをあげときます。
第1列(レモン、ドライ、シークヮーサー)
前のブログにも書いたけど
ラベル背景のディンプルは当初割愛したけど
次の「ドライ」はラベル周りがシンプルだから
ディプルを入れてみた。
そうなると「レモン」にも入れないとなぁ。
ところがディンプルの色が
黄色だったり緑だったりで
形状は使いまわしできたけど
そのままコピペができない。
結局商品ごとにディンプル調整が必要になって
結構時間がかかる罠に落ちた。
1日1個のペースで
なんとか「シークヮーサー」まで完成。
第2列(グレフル、ブドウ、ゆず)
「レモン」のコピペしたものに同じ要領で
ディンプルと①~⑤のポイントを直していく。
「ゆず」は「レモン」と同じ黄色ぽいラベルだから
ディンプルも使いまわしできそうだ。
ところが「ブドウ割り」は右側の赤楕円内の
コピー要素が違う。
表記順もなぜか「プリン体」が真ん中にきて大きくなってるし
「甘味料0」が「糖質80%オフ」になっている。
そのままコピペで済ますところだった。
しかも商品名が「ブドウ」じゃなくて
なぜか「ブドウ割り」。
統一感がない。なぜ「ブドウ」にしなかったんだ?
「ブドウ」のイラストも手間がかかるものだった。
第3列(ライム、梅干し、ジンジャー)
ラベルの色が似ている「ライム」は「グレフル」の、
「ジンジャー」は「ゆず」のディンプルを
使いまわせそうだ。
でもここで「ライム」のアルコール表記が
「ALC.」と簡略版に変わっている。
梅は「梅干」じゃなくて「梅干割り」。
これはなんとなくわかる(「ブドウ割り」のほうが変だ)。
「果汁」じゃなくて「梅干エキス使用」で
比率表記もなくなっている。
「ジンジャー」も赤楕円内のコピーが
「ブドウ」と同じ変化球だ。
「果汁」も「生姜汁」。
果物じゃないもんなぁ。
でもこっちには「0.3%」と比率表記をしている。
宝酒造って愚直だなぁ。
だったら「梅干エキス」も比率入れればよかったのに。
商品名のフォントも
昭和レトロチックな独自形状だから
全部書き起こし。
漢字の「梅干割り」は難儀だったなぁ。
結局今回見送ったのが
「ラムネ割り」
「強烈塩レモンサイダー割り」
「大衆酒場のうめ割り」
「大衆酒場の赤しそ割り」
の4つ。
すべて商品名が長すぎて
ラベルを描き起こす気力が失せて
見送った次第だ。
最後にバーチャル額装版。
あー飲みたい。
おつきあいありがとうございました。