以前、西武池袋線の東長崎と江古田の間にある
中華食堂「大羊飯店」を紹介したけど
今回は同じく東長崎にあるこれまた激渋食堂の
「松月」のレポート。
「大羊飯店」はこちら。
町中華銀座、東長崎
東長崎駅南口から商店街を3分ほど南下して
椎名町方面に左折。
この通りは町中華密度が高くて、
50m間隔に食堂が出現する。
商店街のしんがりあたりに「松月」が出現する。
その手前には
「おっ」と思わせる店構えの食堂が待ち構える。
「五番」
店内の様子は不明
こちらも外からは店内の様子が見えず
どんな風情か客がどれだけ入っているかは
全くわからない外観だ。
古いのは間違いないけど
「大羊飯店」に比べれば
まだプレーンな感じはする。
平日の14時近かった昼下がりだし
たぶん混んでないだろうと思って引き戸を開ける。
昼下がりに満席
客席は結構狭い。
入り口すぐに
7~8名座れそうなL字カウンターと
壁際に4人掛けと変則の2人掛けテーブルのみ。
店内見回すと
入り口間近のカウンター1席が空いているだけで
満席だ。
お約束の赤天板仕様のテーブルの
トラディショナルスタイルで
落ち着くムードを醸し出している。
もちろん飲める。
ビールが美味そーだなぁ。
厨房には70過ぎと思しき大将と、
ホール&洗い場&厨房ヘルプで
女将さんの2人体制。
これまた「大羊飯店」と同じ家族経営スタイルだ。
淡々と飯を食べる客もいれば、
カウンターでウーロンハイを決める
常連もいたりで結構にぎわっている。
黙々と仕事をこなす職人タイプの大将と
てきぱきと仕事を切り回す女将。
でも客はまったりムードで慌ただしさは感じない。
独特な時空間が店内に広がっている。
こちら大将と女将のゆるエクセル画。
悩ましいメニュー
町中華行ったら
お約束のとりあえず「ビール」からスタート。
ラベルは剥げかけてるけど、中身は大丈夫。
中瓶が安い店は400円台だけど
ここは大瓶500円。
メニューを見ると、
麺類は350~600円
飯&定食類は500~650円
単品物は餃子350から始まって最高値で1000円。
食べ物はかなり安いプライシングになっている。
常連と思しき客の発注は
「カツカレー」(650円)が多かった。
注文の都度揚げるカツは
定食に供されるものと同じくらい
かなりデカい。
それだけでかなりのパンチ&カロリーを
見舞われることになる。
ちなみに酒類は
酒とビールしか書いていないけど
焼酎割ものもありそうだけど
壁にも見当たらなかった。
迷ったあげく
初訪の中華に行くと
1. (半)チャーハンラーメン
2. タンメン
3. 五目そば
あたりで様子を見ることが多いけど
町中華定番の「チャーハンラーメン」のセットは
ここには見当たらない。
麺類を頼んでいる人もいない。
18時過ぎからの飲み会もあるし
パワフルなメニューは後に響きそうだから、
結局スタンダードな「チャーハン」を発注。
ちょうどビールが飲み終わる頃にチャーハンが登場。
チャーハン登場
具はチャーシュー、卵に
懐かしのグリーンピースと、
これまた珍しい玉ねぎ。
みじん切りじゃなくて、ざく切りに近い
大き目のカットで、甘味が広がる。
しかし、量が多い。
どんぶり飯くらいはあるな。
最後は単調になってきてビールで
流し込む感じで完食。
具沢山そうな「上チャーハン」もあって
そっちにすればよかったかもと思ったけど、
後で調べると「上」は通常チャーハンの上に
鶏唐が5個乗ってくるノックアウトメニュー。
たのまなくてよかった。
ちなみに「松月」は味はもちろんだけど
「量が多い」で人気の店らしく
俺の隣の学生らしきお姉さんは
オムライス半分でギブアップしていた。
今回はビール1本とチャーハンでちょうど1000円(税込み)。
「大盛発注」は自信ある人にオススメします。
(でもバカ盛りじゃないよ)
まんぷく&酩酊。
おつきあいありがとうございました。