【追記】
2020年10月31日、
ショーン・コネリーが
90歳で逝去との報道。
本人はジェームズ・ボンド役の過去を
消したがっていたみたいだけど
007あってこその
俳優人生だったんじゃないかと思う。
合掌
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今回は映画もので007。
初代ジェームス・ボンドのショーンコネリー。
いよいよシリーズ25作目
ビートルズがデビューした1962年の
シリーズ第1作目
『007 ドクター・ノオ』を皮切りに
2020年公開予定の
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』で
25作目になる。
初代ジェームス・ボンド
その初代はショーン・コネリー。
『ドクター・ノオ』の
公開当初の邦題は『007は殺しの番号』。
昭和ならではの仰々しい邦題がついていた。
自分の世代では
『水曜ロードショー』とかの
TVの映画番組の007モノは定番で
何度も再放送されたりして
ジェームス・ボンド = ショーン・コネリーが
トラウマのように脳裏に刷り込まれている。
一般的にも歴代ボンドで上位にランクされている。
ちなみに第1作目からボンドを演じるために
コネリーは嫌々ながら
かつらをかぶって演じていた。
007以外では地毛で映画に出演している。
確かに生え際が作りものっぽい。
それ以降の007シリーズで
ロジャー・ムーアになってからは
設定が宇宙に飛んで行ったり、
コミカル路線が強調されたりで
どんどん関心がなくなって
しばらく遠ざかっていた。
でも、現ボンド役のダニエル・クレイグから
ハードアクション&冷徹路線に変更。
あらためて全作見直してみると
主役が変わっても
(マンネリと言われようが)映画の構成や
お約束のセリフ、プロップスが
各作品に刷り込まれていて
独自の世界観が広がっている。
映画自体は賞とは無縁だけど
23、24作目はアカデミー賞監督の
サム・メンデス。
昔の007のオマージュがちりばめられて
旧作見た上なら更なる満足感に浸れる
作りになっている。
007 ショーン・コネリーもの
第1作 007 ドクター・ノオ(1962年)
第2作 007 ロシアより愛をこめて(1963年)
第3作 007 ゴールドフィンガー(1964年)
第4作 007 サンダーボール作戦(1965年)
第5作 007は二度死ぬ(1967年)
第7作 007 ダイヤモンドは永遠に(1971年)
5作目『2度死ぬ』は
変な近未来感と
オリエンタルムードが混ざった
1964東京オリンピック後の
日本でほぼ全編が撮影。
丹波哲郎や浜美枝も登場。
『オースティン・パワーズ』でも
角力が出てきて『二度死ぬ』への
オマージュが込められている。
個人的には好きな映画だけど、
一般的には2~4作目が傑作と言われているらしい。
コネリーはもともと
5作品の契約だったから
一度降板。
6作目は無名の俳優、
ジョージ・レーゼンビーが
2代目ボンドに就任するけど
興行的にも不調不評で
結局もう1作限定で
7作目にコネリーが復活している。
これとは別に
非正規007映画の
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983年)で
コネリーがボンド役で主演するけど
契約の関係で「007のテーマ曲」が使えない
といったいろいろ縛りがあった作品で
評判も今ひとつだった。
ちなみにこの映画は
4作目の『サンダーボール作戦』のリメイク版。
エクセル画のスペック
2019年11月制作。
「007」のロゴもエクセルで書き起こして
パーツ数213。
ついでに偶然できたNewドット版。
歴代ジェームス・ボンド
2代目 ジョージ・レーゼンビー
3代目 ロジャー・ムーア
4代目 ティモシー・ダルトン
5代目 ピアーズ・ブロズナン
6代目 ダニエル・クレイグ
と続いてきて、2020年公開の
『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』で
クレイグもボンド最終作になると発表。
で、25作目公開に向けて
2代目以降のボンドエクセル画も
不定期に上げていく予定。
おつきあいありがとうございました。