ビルオーナーがやっているお店だから
「絶対になくならない」
と勝手に思ってたんだけど
去年の2020年8月に閉店したらしい。
一時は毎日通っていたお店だけに
残念でたまりません。
こちらへ廃業後の外観。
六本木交差点に面した
一等地にありながら残念。
以下は2019年9月時点での書き込みです。
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今回はお気に入りの蕎麦屋。
酒場として年間100回以上通ったお店の話。
初めて描いたお店もの、六本木「角そば」
エクセル画を復活しだした7~8年前
ミュージシャンや俳優を描くよりも
日ごろ世話になってるお店へのお礼もかねて
やってみた。
その第1号が六本木交差点に面している
通称「角そば」こと「みのち庵」。
こちらは実際のお店。
年120回のずぶずぶの関係
当時オフィスが
六本木にあったんだけど
店は多いけど毎日飲むには
値段の割に合わないのがほとんど。
六本木に移った当初は
「開店記念!生ビール、10杯飲んでも500円」
の激安居酒屋やチェーンラーメン屋で
安上がり飲みをしてたんだけど
お通しやらつまみ頼んだり
安酒で悪酔いしたりで
なかなかいい店が店が見つからない。
しかも家には飲んでない振りで帰って
晩飯食べないといけない。
そんな時、偶然入った蕎麦屋が角そば。
単品はさほど安くはないけど
お通しはないし
つまみは300円台からあって
何度か通ってるうちに
蕎麦は食わずに飲みだけでもOKになって
ずぶずぶの関係になったイイ店だ。
全盛時は年間250日ほどの出勤日の
半分の120回くらい通った
深入りした蕎麦屋だ。
月金ベルトの5連チャンもザラだった。
3.11の震災時はオフィスに戻れず
角そばに避難させてももらった。
六本木交差点に面しすぎてるのか
待ち合わせ場所で
「角にある蕎麦屋」
と言っても
富士そばとか
交差点からずれている蕎麦屋しか思いつかない人が多い店。
夜になると昔は交差点に
大勢のブラザー系外国人
呼び込みがいたせいか
みんな目を伏せてたから気づかなかったんだろうなぁ。
客層は場所柄、
領収書をバンバン切れる紳士と
お店のお姐さんの同伴出勤合流地点
に使われたり、
業界大物風のムーディなオヤジなど
香ばしいお客様も多い。
だけどハロウィーン、Xmasの喧騒時期も
BGMも無い静寂感に満ち溢れ確実に座れる。
エクセル画のスペック
2013年4月制作。
今までは人しか描いてなかったけど
「初の店舗は角そばしかないな」
でやってみた。
店先には当時よく飲んでいた
宮崎蕎麦焼酎の雄、
「雲海」300㎖ボトル(販売終了)に
蕎麦湯セット。
今から思えば
絵はまだまだ稚拙な仕上がり。
壁のタイルを1本づつ角度と間隔を調整して
マウスで描くのは
制作時間の半分は使ったんじゃないかなぁ。
すでにこの時点で
「放射状タイルはやっかいモノ」
の認識がすっかり出来上がった。
パーツ数343。
納品御礼
ショップカード化
後日大将から
「ショップカードに使いたいんで
データもらえないすかね?
でも仕入れの関係あるんで
雲海はカットできます?」
と。
喜んで納品したら
見事なカードに。
今は会社が移転してしまったから
足遠くなったけど
そろそろお邪魔しないとなぁ。
おつきあいありがとうございました。