北の赤羽、南の蒲田、東は小岩
という東京のゲートウェイタウンにある
角打ち「山田や」。
ただの角打ちではなかった。
東京、東の砦=小岩の人情
その小岩にある酒屋「山田や」。
小岩から徒歩10分ほどの商店街で
真向いは小岩警察署。
間口の広い酒屋だけど
向かって左手に
もう一つの中の様子がわからない入り口が。
ここを入るとなんということでしょう
シングルモルトの角打ちというか、
ショットバーも兼業してるではありませんか。
都内のバーだと
この3〜4倍くらいの値段かなぁ。
とにかく安い。
ちなみに生ビールは360円、
シングルモルトは240円~。
サーバーも手入れしてるから美味い。
ご主人は
「これでも儲け出てんだから、大丈夫大丈夫」
と気丈なお言葉。
ありがたいねぇ。
昼は13時からやっている。
俺の好きなタリスカーは290円だよ。
あまりにも感激したんで
1回しか行ってないけどエクセル画にしてみた。
こちら実際のお店。
エクセル画のスペック
2019年5月制作。
パーツ数1725。
シリーズ最多。
やっぱ酒瓶でパーツ増えるなぁ。
もちろん店内の酒瓶は
「秋田屋」の高清水の使い回しだけど
とにかく数が多い。
この時は
建物の外枠→店内酒瓶回り→
左の立ち飲みゾーン→窓
と立て付けてから
メインディッシュの看板周り。
やっぱ、看板はお店の顔だもんねぇー。
でも好物なんで最後に残してる。
「山田や」の看板は
オリジナルフォントだから
フリーハンドで描き上げた。
ここが出来合いのフォントだと
雰囲気違うからねぇ。
それ以外の文字は
エクセルにバンドルされている
MSゴシックでやっつけてます。
毎日通う83歳の大先輩が語る小岩愛
角打ちにありがちな
やさぐれ&ルーズ感は無く
凛とした気品も漂ってる。
でも、ここは小岩。
話好きなご主人が
一見客にもかまってくれる。
人情がほとばしる居心地のいい酒場だ。
毎日通うという
常連の83歳酒豪大先輩とご主人が
お店や小岩の歴史を
嫌味の無い御指南トークで突っ込んでくれる。
「小岩と新小岩全然違うよ。
新小岩はガラ悪いし品もない。
こっちは江戸川区だしあっちは葛飾区だろ。
そりゃ小岩だよ」
というよそ者には違いも判らないし
まるで宗教論争のような
結論の出にくいお話を聞きながら
シングルモルトが沁みてくる。
お通しもないし
さすが1杯だけじゃもったいないから
ビールにウィスキー3杯くらい飲んだかなぁ。
小岩また行かないと。
何度か行ってから画も納品しよう。
酩酊。
おつきあいありがとうございました。