今回はローリング・ストーンズを
エクセルで描いた話。
ストーンズ初体験レコード
今回は久しぶりのロック・レジェンドもので
ローリング・ストーンズ。
1976年発売の
『ブラック&ブルー』のジャケ写から
エクセル画を起こした。
小学生時代からビートルズを聞いてたけど、
ストーンズは
「わかりにくい」
「とっつきにくい」
感じがあってしっかり聞いたことはなかった。
メロディアスな曲は限られてるし、
メディアでの露出も少なかったしなぁ。
で、中学入ったころ、
『ブラック&ブルー』がリリースされて
その1stシングルが
『愚か者の涙』(原題"Fool to Cry")。
いきなりアルバム買う財力と
気力もない中坊だった俺は
まずはこのシングルから購入。
これは初めて買ったストーンズのレコードだ。
今や1曲150円くらいで
オンラインでも買えるけど、
当時は1曲600円(B面はおまけの扱い)。
物価考えても高かったよなぁ。
この曲はR&B系バラードで
途中から入ってくる
ファルセットバックコーラスが
またエモーショナルだ。
ちなみにイントロから入ってくるエレピは
ミック・ジャガーらしい。
『ブラック&ブルー』
1960年代後半のストーンズは
ワイルドだったけど
70年代入ってからは円熟期で個人的には一番好きな時代だ。
アルバム収録曲は9曲で、
ストーンズ本流のロックンロールもあれば
レゲエやブルース、スローバラードありの
バリエーションに富みつつ
R&B色が濃いアルバムだ。
ちなみにアルバムジャケットは
2つ折りで見開くとこんな感じで
メンバー全員の顔がわかる仕様になっている。
ちなみに前作の
『イッツ・オンリー・ロックンロール』で
ミック・テイラーが脱退。
後任のギタリスト探しは
「グレイト・ギタリスト・ハント」
と呼ばれ、
著名ギタリストも候補に挙がった
(ジェフ・ベックとかピーター・フランプトン)。
結果このアルバムのセッションにも参加していた
元フェイセズのロン・ウッドに決定して
今に至ることになる。
ジェフ・ベックはこのハントやってる頃に
"Blow by Blow"を発表。
(邦題『ギター殺人者の凱旋』。すげぇタイトル)
もしストーンズに加入したとしても
すぐ脱退してたろうなぁ。
エクセル画のスペック
2019年11月制作。
1970年代のストーンズのアルバムは
メンバー全員の顔が出た
ジャケット写はこのアルバムしかないし
お気に入りのアルバムだから
これでエクセル画を描くことにした次第だ。
パーツ数342。
ついでにバリエーションで
エクセル画でも『ブラック&ブルー』版。
ジャケ写に見るPower of Balance
半折ジャケには
ミックとキースのメインどころに挟まれて
「サイレント・ストーン」ことベーシストの
ビル・ワイマンが扱いも
ずいぶん小さく映っている。
裏ジャケにあたる見開き左には、
長年の功労者で今も現役ドラマーの
チャーリー・ワッツを抑えて
加入したばっかりのロン・ウッドが
キース並みのデカさで登場。
期待度がわかるぇ。
1990年に入ると
ミックとキースの不仲による
バンド内の雰囲気に嫌気がさしたのと
長年のギャラ含めての扱いの不公平から
ビル・ワイマンが脱退。
後任のベーシストは加入しないまま
たまにベスト盤出したりしながら
いまだストーンズは転がり続けている。
数年前は脱退したビルやミック・テイラーが
ライブにゲスト出演することもあったけど
ライブはもうしんどいだろうなぁ。
現役レジェンドとしてがんばってねー。
おつきあいありがとうございました。