どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

【番外】東京せんべろウォーク - 浅草~八広【後編】

岩金酒場 東向島

(できるだけ)徒歩で移動しながら飲酒巡業する「せんべろウォーク」。

今回は浅草スタートからの後編で全8軒中の後半の4軒の巡業。

墨田区八広あたりでだらだら飲み歩きします。

 

なお「前編」はこちらから。

 

 

残念ながら営業していなかった向島の「菊屋」を後にして

京成押上線で八広に向かうことにする。

電車で2駅で150円の運賃。

八広は荒川と隅田川に囲まれた墨田区のディープゾーン。

大昔に知人のお通夜で行ったきりで、

飲み食いはしたことは皆無の実質未踏の地。

せんべろタウンとしてこの先の「立石」が脚光を浴びているけど、

八広には酒場好きが悶絶しそうな激渋系名店があるし

西に行けば「ホッピー通り」と称される「鐘ヶ淵」がある酒場の要衝だ。

16:00 八広「丸好酒場本店」

丸好酒場本店 八広 居酒屋

イエローハットの看板が出るほどの好立地に鎮座する「丸好酒場本店」

八広駅から鐘ヶ淵方面に向かって水戸街道との交差点角地に

丸好酒場本店」が構えている。

(支店がどこかにあるのかは調査不足で不明)

16時開店の少し前に到着。

店内が暗いし開店のそぶりが見えなかったのが

正時を少し回ったら暖簾が登場。

一番客で入店ができた。

 

10人ほどが座れるコ(もしくは逆L)の字カウンターのみ。

店内は歴史を物語る見事な焦げ茶色に燻しだされている。

調理も接客も女将さんが一人で仕切るワンオペ。

ちなみにこのお店は店内の撮影NG。

 

まずは店名を冠した丸好ハイボール(300円)と

アテは牛レバニラ炒め(650円)とミョウガ(300円)をオーダー。

ボールは無色に使いレモンが入ったほのかな甘みのあるサワー。

レバニラはふくよかな噛み心地の醤油とニンニクが効いた絶品。

名物であろう煮込みは腹の具合でスルー。

風情的にも数杯飲んで撤収するサク飲みの境地だ。

ここは一人650円。

 

ちなみにここはトイレが名物の一つでもある。

店右手の外からしか入れない。

丸好酒場本店 八広 居酒屋 トイレ

狭小の極み

たぶん大用はなくて男性用小のみ。

ドア開けたらいきなり便器で、閉められない。

立つ場所もない。

道路にはみ出しながら解放感に浸って放尿するとになる。

ちなみにトイレは店外なので撮影NG対象外。

すっきりしたところで次に向かおう。

 

ちなみに八広からの経路はこんな感じ。

 

17:00  八広「日の丸酒場」

日の丸酒場 八広 居酒屋

八広駅隣接の「日の丸酒場」。開店寸前の状態。

雨の中、八広駅激近の「日の丸酒場」に向かう。

京成の高架の真隣物件だ。

本来なら八広到着後すぐがルート的には便利だけど

ここは開店が17時なので、八広2軒目に訪問とした。

17時の暖簾が登場してここも一番乗り。

逆Lカウンターに、座敷スペース。

板さんがいて割烹然とした風情だ。

日の丸酒場 八広 居酒屋

カウンターに板さん。ビシッとしているようでなんだか緩い空気感

開店後は常連がぞろぞろと入ってきた。

従業員も砕けた感じて客と話している。

マイルドな感じでなかなかいい。

ここでもさっそくボールをオーダーする。

日の丸酒場 八広 居酒屋 ボール

表面張力の技

イメージした通りの琥珀色でなみなみのボールが登場。

沁みる。

 

ここは刺身、魚介系が充実。

筋子と何かをオーダー。

日の丸酒場 八広 居酒屋 筋子

器が欠けている緩さも味わいの一つ

この辺になると写真撮り忘れがどんどん増えてくる。

 

座敷では宴会が始まる感じで、後続隊がどんどん入ってきた。

ここも1杯にしておいて、この日の目玉物件に移動することにする。

お会計は一人990円。

 

ルートはこんなかんじ。

 

18:00 東向島「大衆酒場 岩金」

岩金 東向島 居酒屋

激渋感が滲み出る風情

次は一駅隣の東向島にある「大衆酒場 岩金」へ。

雨だったけど酔った勢いで一駅ぐらいは歩けてしまう。

 

ここも17時開店なので、入店時は結構埋まっている状態。

店内はここも大型逆L字型カウンターにテーブルが数卓。

カウンター席に辛うじて席が空いていた。

岩金 東向島 居酒屋 居酒屋 ボール

3ボール目

ここでもボール。

こちらは外が別瓶で登場。墨東地区ではボールに限りますなぁ。

 

岩金 東向島 居酒屋 

程よい塩梅の塩豆

刺身から焼き物まで居酒屋王道メニューが並ぶ中、

グラタンやナポリタンに、カレーライスに中華そばと食事物も充実。

 

ここでは塩豆にほうれん草とエビグラタン(写真撮り忘れ)をオーダー。

この日の巡業先では最多のツマミ数。

まぁ、これで7軒目だし十分な量だ。

岩金 東向島 居酒屋

コロナ禍の名残のビニールフェンスは健在

カウンター内では3名の女性スタッフが切り盛り。

見事な熟女トロイカ体制だ。

咥えタバコをくゆらせながら客の注文を手際よくさばいている。

別名「東向島のガールズバー」とも言われる所以だ。

 

そしてここにはもう一つの名物があって、

店内を巡回しているがいるらしいのだが、この時は見かけなかった。

残念。

 

ここでは一人1300円の仕上がり。

そしてルートは徒歩10分750mの距離だった。

 

とどめは立石

岩金を出たのが19時くらい。

まだ飲めそうだし、滅多に来ないエリアだから

せっかくだから立石に行こうということになった。

雨が強くなってきたからここでも京成電鉄にお世話になる。

3駅で運賃170円。

 

立石駅前は葛飾区役所の駅前移転に絡んで絶賛再開発中。

せんべろタウンの顔だった北口のんべえ横丁が破壊されたりで様変わりしていた。

南口アーケードゾーンはまだ往時の風情が残っているけれど

19時過ぎると看板の店だらけだ。

 

特殊部位が多くて発注の仕方がややこしくて煽られる雰囲気なのに

やたら行列ができる、もつ焼きの「宇ちだ」は珍しく並び無し。

せっかくだからと行ってみたら

「もうすぐ閉店」

とつれなく拒絶されてしまった。

 

7軒回った割にたいして食べてなかったから

小腹を満たそうと向かったのが次の店だ。

 

19:30 立石「四ツ木製麺所」

駅遠住宅地のいのちの灯

駅から10分。

立石駅前の賑わいや明かりがどんどん乏しくなっていく住宅地に

四ツ木製麺所」がポツンと浮き上がってくる。

店名は「四ツ木」だけど住所は東立石だ。

  

ちょっと見は「まさしく製麺所」という佇まいだけど

扉を開けると飲食店。

まさしく「うどん酒場」だ。

立石 四ツ木製麺所 店内

やたら酒のつまみが多い

刺身やてんぷら、一品料理と見事な品揃え。

日本酒のラインナップも充実。

ここではこの日初めてのお茶割りをオーダー。

四ツ木製麺所 立石

大将イメージキャラ入りコースター

前に聞いた話だと、午前中はまさしく製麺業をやってて

近所にうどんの配達もしているとのこと。

大将自身もお酒が好きだから日本酒を取り揃えている。

飲食店に加えて「子ども食堂」の地域貢献活動にも熱心な話好きの大将だ。

 

この日は散々飲んできたので、

少しは体にいいものを食べておきたいと思って「しじみうどん」を注文。

https://tabelog.com/imgview/original?id=r2143853020789

↑写真撮り忘れのため食べログの写真のリンクです。

 

昆布だし(だと思う)にしじみエキスがたっぷり。

肝臓にオルニチンが沁み入るやさしい味わい。

もう1杯日本酒に手を出そうと思ったけど

帰りも遠いから今日はこの辺で〆ておくことにした。

 

おひとり様1600円。

外に出たら雨が強くなっていた。

ここまでのルートはこんな感じ。

帰りは青砥で日暮里行きに乗り換えたはずが、気付いたらまた青砥駅。

やらかした。

 

まとめ

今回の「せんべろウォーク」をまとめるとこうなる。

(料金は一人当たり)

①13:15 浅草「四方酒店」500円
②13:30 浅草「浅草焼きそば 福ちゃん」 650円
③14:15 吾妻橋「アサヒスカイルーム」 680円
④15:00 本所吾妻橋「明治屋酒店」360円
⑤16:00 八広「丸好酒場本店」650円
⑥17:00 八広「日の丸酒場」990円

⑦18:00 東向島「大衆酒場 岩金」1300円
⑧19:30 立石「四ツ木製麺所」1600円


飲み代合計は6730円なので1軒841円の仕上がりだから1000円以下達成

 

今回の電車代は

押上→八広(京成) 150円

東向島 → 京成立石(京成) 170円 なので

あごあし合計で7050円の仕上がり。

振り返ると、前半は立ち飲み、後半は座り飲み主体の構成でした。

 

最後にうろ覚えで描いた「丸好酒場本店」の女将さんのハイブリッド型エクセル画で。

エクセル画 ハイブリッド 丸好酒場本店 女将

完全にうろ覚えで描いてます

おつきあいありがとうございました。

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せんべろウォーク-浅草~八広【前編】はこちらから。

 

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