どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

【番外】東京せんべろウォーク - 浅草~八広【前編】

 

(できるだけ)徒歩で移動しながら飲酒巡業する「せんべろウォーク」。

今回は浅草スタートでほぼ未踏の地、墨田区八広まで

だらだら飲み歩きします。

全部で8軒の巡業。

最後はおまけで立石まで足を延ばすその前編です。

 

 

13:15 浅草「四方酒店」

浅草、四方酒店

浅草駅近の角打ち物件「四方酒店」

浅草のゲートウェイ酒場「四方酒店」で

平日の真昼間に連れと合流してスタート。

あいにくの雨の中、吾妻橋のたもとの「権八」には

インバウンド団体客が10人以上の行列。

日本熱が高いなぁ。

浅草飲みの時はここがで合流してスタートすることが多い。

19時くらいに看板になってしまうけど

朝11時から営業しているから昼飲みにはもってこいの場所だ。

浅草 四方酒店 生ビール

生500円

角打ちなので冷蔵庫から好きなものを取って都度会計。

つまみは乾き物しかない王道型だ。

缶入り電気ブランサワーもあるけど、

まずはアサヒビール本社の麓で生ビール。

サクッと切り上げて2軒目に向かう。

ここではつまみも無しなので、500円。

 

ルートは歩きでこんなかんじ。

歩いたうちに入らない距離。


13:30  「浅草焼きそば 福ちゃん」

浅草 福ちゃん

浅草地下街入り口で濃厚なお出迎え

次は最古部の地下街の浅草地下商店にある「福ちゃん」。

強烈な昭和臭が漂ってくる。

カンヌ国際映画祭で主演男優賞を取った

Perfect Days』のロケにも使われていて

役所広司が仕事上がりのビールを飲んでいたいた店だ。

浅草 福ちゃん 赤星

ここでは赤星。やはりプレモルは似合わない。

まだ何も食べてなかったので、

ここでは焼きそばとウィンナーとビール。

浅草 福ちゃん 焼きそば

ソースが沁み込んだようなカウンターも味わい深い

映画監督のヴィム・ヴェンダースがロケハンに店を訪れた時、

撮影終わるまで(切れそうな)電球変えないで。

変えたら映画に使わないから

と言った逸話が残る。

電球変えたぐらいで、この擦り切れ具合は劣化しないと思う。

ここでは聖地巡礼のインバウンド客は見当たらない。

一人650円の仕上がり。

 

ルートは歩きでこんなかんじ。

ほぼ歩いていない。

14:15 「アサヒスカイルーム」

浅草 アサヒビール本社

アサヒビール本社最上階にあるラウンジ

今度は隅田川を渡ってアサヒビール本社ビル最上階にある

アサヒスカイルーム」へ。

黄色のウ〇コビルの左隣のビルの方。

写真は夜だけど、行ったのは昼です。

 


アサヒビール本社の最上階にはレストランもあり

一般開放されている。

ここはお茶やビールだけでもOKのスペースで

都内側の高層展望も拝める穴場。

エレベーターは従業員兼用なので

酒臭い息をエレベーター内のまき散らすので

仕事中の方々になんだか申し訳ないという背徳感に浸りながら

格別な生ビールを飲れる。

浅草 アサヒスカイルーム スーパードライ

あいにくの雨を見ながらスーパードライ

スペースはフロアの1/3くらいなのであまり広くはない。

ここはインバウンド率が高く、まだ際のスペースはほぼ埋まっていた。

研究熱心で穴場を探してくるんだなぁ。

一杯680円と割高だけど、ここはしょうがないか。

 

ルートはこちら。

雨の中、吾妻橋を渡ってきたけど、これまた大したことない距離。

この時点で徒歩最長区間。

15:00 本所吾妻橋「明治屋酒店」

本所吾妻橋 明治屋酒店 角打ち

ここでも角打ちできる

次は前半部分最長距離になる本所吾妻橋方面へ。

『鬼平犯科帳』の火付盗賊改方、長谷川半蔵が

極悪人と対峙する舞台にもなっているけど

今や全くその面影はないスカイツリーの麓の街だ。

 

その駅前に鎮座するのが角打ちできる「明治屋酒店」。

看板にも堂々と「角打ち」を謳っている。

 

入って右手は小売部門で角打ちは左側と完全に区画分離されている。

庇下の屋外でも飲めるけど雨だったので店内飲酒スペースへ。

昼間は酒屋の小売り営業で、角打ちは夕方からというお店も多い中、

ここも12時から昼酒をいただけるありがたい酒屋だ。

明治屋酒店 角打ち 本所吾妻橋

午後は中休みもないのでほぼ飲めるということです。

いまではメジャーになった「アサヒ マルエフ」が

業務用で細々と商いをしていた頃から

ここでは「マルエフ生」が飲めた希少な店だ。

既に3杯ビールが沁み込んでいるので

ここではコーヒーハイ(300円)と乾き物(60円)。

明治屋酒店 角打ち 本所吾妻橋

角打ち心得を読みながらコーヒーハイ

甲類焼酎に氷とボトルアイスコーヒーを入れた仕様だけど十分美味い。

角打ちだけど、水割りやソーダ割りのカスタマイズメニューにも対応している。

 

店内には「角打ち心得」的なビラが数カ所に掲げられ

飲酒マナー指導にも力を入れている。

実際この時はすでに3軒消化していたので

酔っ払いNG」に引っかかるか心配だったけど

日ごろの飲酒鍛錬の賜物で健常人に見えたらしい。

角打ちだからべろべろに酔っ払っていいっていうことではないし

酒屋なんだから1杯以上は飲めということだ。

いたって常識的なメッセージだ。

 

ジェントルに1杯だけにしておいて次に移ろう。

ここまでのルートはこんな感じ。

歩いたようで10分も歩いていない。

 

15:30  向島「菊屋」

東向島 菊屋

どこに店があるのか営業感が薄い佇まい

次はスカイツリー麓にある食堂「菊屋」へ。

ここはそばのタクシー会社向けに深夜12時くらいから明け方5時までと

15~17時くらいという超変則営業時間の超激渋物件だ。

昼の営業は仕込みの関係もあって、店主の気持ち次第でやるかどうかもわからない。

 

もともと看板や暖簾がない店だけど

この日は営業感が全く感じられないムード。

引き戸には鍵がかかっていて諦めるしかない。

数年前行った時に、大将におすすめされた

牛乳ハイとカレーライスの宿題をクリアしたかったんだけど残念。

ちなみに前回の訪問レポは残っているのでよろしければこちらをどうぞ。

そしてここまでのルートはこんな感じ。徒歩8分ほど。

 

雨が強くなてきたので

今回の大本命のお店がある八広へは京成押上線に乗車。

電車代150円。

 

このあと田端巡業は続きますが

だらだらと長くなりそうなのでいったん前編はここまで。

 

前編のルートのおさらいです。

ここまで4軒(「菊屋」除く)で歩行距離2.1km。

 

最後にうろ覚えで描いた「福ちゃん」のおねえさんをハイブリッド型エクセル画で。

福ちゃん 浅草 エクセル画

完全にうろ覚えで描いてます

おつきあいありがとうございました。

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後編の4軒はこちら。

 

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