今年初めての街を徒歩で移動しながら飲酒巡業する
「せんべろウォーク」。
昨年10月の江戸川区葛西~一之江の以来だから
ほぼ半年ぶりの「せんべろウォーク」。
今回は王子~田端の新店、老舗、激渋酒場に食堂巡業で
南下していきます。
14:30 王子駅「立ち飲みいこい王子音無川店」
「せんべろ聖地」赤羽にある立飲み「いこい本店」からの分店が
3月に王子駅前に登場したとのことで早速行ってみることにした。
それが「立ち飲みいこい王子音無川店」。
まさしく王子駅前で、武蔵野台地の縁側の西口から1分。
こちらも立飲みオンリーで椅子は無し。
7‐8人くらい立てるコの字カウンターに2-4任用のテーブルが5卓ほど。
朝11時から営業している。
平日のアイドルタイムと言われる時間に入店したけど
8割がたの入りよう。
赤羽の煽られるワイルド感は薄くて、
一人飲みのシルバー率も8割というマイルドな雰囲気だ。
生430円にお茶割り310円。
これに豚バラ串は2本で120円と鮭焼き290円で〆て1150円。
順調なスタートだ。
2軒目は隣の平澤蒲鉾店にしようと思ったけど
立飲みダブルはきついので、
次は逆サイドの座れる店に移動することにする。
ここまでのルートは歩きでこんなかんじ。
15:15 「王子名物大衆割烹 半平」
次の店は、王子駅反対側=東口の広いロータリーがある
ド真ん前の老舗総合居酒屋「王子名物大衆割烹 半平」。
フルネームが長い。
何度か王子に飲みに来たけど、
駅前真ん前に昼から飲める店があったとは不覚だった。
「王子名物大衆割烹」のキャッチフレーズが箸袋にも入っている。
昭和22年創業でもうすぐ80年になる老舗だ。
ここはテーブル席主体で、一部カウンター席あり。
入って左手が喫煙席で、右手が禁煙ゾーンになっている。
何度か王子に飲みに来たけど、
駅前真ん前に昼から飲める店があったとは不覚だった。
「王子名物大衆割烹」のキャッチフレーズが箸袋にも入っている。
昭和22年創業でもうすぐ80年になる老舗だ。
昼11時から営業していて、すき焼きや焼きや魚定食、うなぎかば焼きにそば、うどんもある。
食堂としても重宝がられているみたいだ。
この日は3人で巡業していたので、名物らしい卵焼きと「辛苦無」という
手羽中の甘辛揚げと燻りがっこチーズに山盛りのポテサラ660円も発注。
(ほぼ写真撮り忘れ)
2、3杯づつ飲んで一人2300円の仕上がり。
これだけ食べれば2000円は越えるな。
もうすぐ16時半。
そろそろ田端に向かおう。
ここまでのルートは歩きでこんなかんじ。
ほぼ歩いていない。
17:00 田端「立飲みスタンド三楽」
王子の「半平」をあとにして、
次はJR東日本の支社があって交通の要衝の一つながら
なかなか地味な田端駅に向かう。
本当は歩きたかったけど、
17時開店に合わせてここは京浜東北線で2駅移動する。
向かったのがこれまた田端駅の崖下というか北側の
昔は賑やかだったであろう商店街入り口近くにある「立飲みスタンド三楽」。
今回のメインイベントでかなりの激渋物件だ。
屋号の通り、椅子無しの完全立飲み。
何度か来たけど、営業時間に合わずやっと入店できた。
ここは17時開店。
店内は見事な飴色。
巨大なコの字カウンターでで20人くらいは入れる。
調理も飲み物サーブもカウンター内の女将さんのワンオペだ。
大瓶550円に酎ハイは250円。スタバコーヒーより安い。
とんかつにできそうな豚ロース塩こうじ焼き250円に白菜漬けは150円!
常連は肉豆腐250円の発注が多い。
ここもシルバー系ソロ客主体。
NHKニュース番組が流れる中、みなさん黙々と飲酒活動をされている静寂の空間だ。
店内にはビニール袋をかぶった扇風機が4、5台ある。
よーく見るとエアコンがない。
ということは暖房もないと思うけど、店内が温かった気がする。
激渋原始酒場だ。とにかく冬場でよかった。
キャッシュオンデリバリースタイルなので
結局いくら使ったかわからなくなってくる。
2杯飲んで1人1000円払っておつりが残った感じだからせんべろ達成。
ここまでのルートはこんな感じ。電車乗ってしまいました。
このあと田端巡業は続きますが、だらだらと長くなりそうなので
いったん前編はここまで。
最後にうろ覚えで描いた「スタンド三楽」の女将さんのハイブリッド型エクセル画で。
お付き合いありがとうございました。
酩酊。
【後編】はこちらから。