どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてまうす。

【番外】私的東京立飲み酒場5選

今回は東京にはあまたの酒場があるけど、

よく行くお店、滅多に行かないけど

味わい深い立飲み酒場の個人的セレクション。

 

今回のセレクション

立飲みに行くのは、はしご酒のスタート(集合)地点や

お茶感覚での休憩や、時間調整や帰宅前で立ち寄るサク飲みのケースが多い。

だからツマミも少しで1、2杯で切り上げて長居もしない。

会計も1000円前後で仕上がる「せんべろ」店がほとんど。

今回取り上げる酒場には基準はなく、各々特徴がある個性強めな店が多い。

 

酒、というか酒場好きな人は、各自おススメ酒場があると思うから

「なーんで(俺の)店が入ってないんだぁ?」

と疑問な人もいると思うけど、あくまでも「私の好きな」で勘弁を。

 

自分の行動範囲からのセレクションなので、

未踏店が多い、立ち飲みの黄金地帯の

葛飾、江東、江戸川、大田区あたりは情報不足。

まずは山手線近辺エリアからピックアップ

それに、「立ち飲み業界のハードコア」=角打ちは

別機会にアップ予定なので今回は除外。

ということで、セレクションスタート。

「立ち飲み たきおか」@上野

上野 立飲み たきおか

上野立ち飲みの王道、「たきおか」

トップバッターは今やインバウンダーの聖地と化しつある上野にある

立ち飲み たきおか」。


 

上野丸井の裏手には昼から飲める酒場密集地帯。

「もつ焼き大統領本店・支店」、「肉の大山」、「カドクラ」etc.

と昼から飲める店が多い。

その中でも上野飲みのスタート地点は「たきおか」になることが多い。

真向かいの「カドクラ」も同じ立飲みだけど、

こちらは今風のバーコード発注になって、

客層も若めな感じでなんだか落ち着かない。

(↑の写真はカドクラから撮ったもんだけど)

 

「たきおか」は上野近辺に3店舗あって、ここは本店になるのかな。

入って左手はカウンター、右手は4人は入れそうな角テーブル。

奥には酒樽らしきものを使った丸テーブルという結構な大箱。

上野 たきおか 立飲み

陽が高いうちから大賑わい

ここはなんと言っても、朝7時からの通し営業。

しかも、中休みなしのほぼ無休だからいつ行っても入れる。

場所柄、地方からの出張者や観光客に加えて、

サボリーマンや昼飲み愛好者でいつも賑わっている。

上野

安めアテの枝豆に厚揚げ煮。ともに200円以下。

大瓶が490円のワンコイン状態で、

刺身や焼き物も豊富で、串物は100円~でアテも100円台からそろっている。

店員が「おススメ」を持ってテーブルまで出張販売で回ってくるけど

所望じゃなければパスもOK。

そういえば、ここはテーブルで発注で店員が持ってきて来るけど

都度現金払いの王道スタイル。

まとめて領収書もらう業務系客もいるけど、一人1000円台で仕上がるから

自腹飲みが当たり前。

サクッと1時間以内で、その後は上野の深みにハマっていくことになる。

「肉のまえかわ」@大井町

大井町 立飲み まえかわ

「個人的」大井町のランドマーク=「肉のまえかわ」

京浜東北線に加えて、りんかい線でお台場方面や

東急大井町線で自由が丘とかも行きやすい大井町

でも用事がない人は素通りしがちな街だけど、

駅前には「東小路」という酒場密集の昭和ムード濃厚な盛り場が健在の街だ。

大井町 東小路飲食街

小ぶりなアーチがお出迎え

アーチをくぐると、間口1間ほどの居酒屋、寿司屋、中華、スナックが密集している。

大井町 東小路飲食街

昼は閑散

今の消防法だと、建て替えは無理だろうというほどの密集地帯。

昼は場末ムード濃厚だけど、夜はどの店も賑やか。

このゾーンを抜けた角地に「肉のまえかわ」が待ち構えている。

大井町 立飲み まえかわ

さすが肉屋の店構え

16時開店なので、ここも陽が高いうちから飲める。

元々は肉の小売りだったらしいけど、今や完全立飲み屋。

アテは保冷ケースカウンターで発注で、1本100円~の焼き物はその横で焼いてくれる。

揚げ物や、チャーシュー、ローストビーフといった小鉢もある。

大井町 立飲み まえかわ

開店間際はまだ空いている。見た目はまさしく精肉店。

飲み物は缶物は冷蔵庫からセルフピックアップで

割り物はカウンターで発注。1杯200円台の激安。

ここも都度現金払い。

大井町

プレミアムなローストビーフ670円。酒3杯分。

この日は最高価格アテのローストビーフにポテサラ100円。

大井町

あっという間に満卓

ショーケース前に立ち飲みテーブルが数卓。

立飲みだから、立てるだけ客が相テーブルで入ってくる。

こぼれた客は店内の棚や店先のテーブルに陣を取っていただくことになる。

大井町 立飲み まえかわ

寒くなければ店先で飲ります。トイレは無いです。

元々肉屋なので、トイレは無い。

東小路飲食店街の共同トイレを借用となるけど、

女性用は鍵を借りなくてはいけない。

飲み終わったらセルフでコップ、皿を返却。

缶はテーブル下にある段ボール内に投棄。

高額商品を頼まない限り、ここで1000円は飲めないほどの安さ。

次は東小路の座れる店に向かおう。

「ニューカヤバ」@茅場町

茅場町 ニューカヤバ 立飲み

提灯が出ていないと酒場とはわからない風情

お次は証券会社が密集する茅場町にある「ニューカヤバ」。

亀島川のリバーサイドの立ち飲み酒場。

川沿いの路地にあって、夜になると大きい赤提灯が登場するけど

口開け早々は看板も暖簾もないから素通りしがちだ。

目印は店先にいつもある赤いフォレスター。

茅場町 ニューカヤバ 立飲み

立飲みオンリー。「大人の駄菓子屋」状態

店内に入ると、1卓4人くらいのキャパの立飲みテーブルが林立。

ビールは冷蔵ケースから、乾き物や小鉢はカウンターにオーダーして現金決済。

アテは一品200円くらいのお手頃価格。

 

茅場町 ニューカヤバ 立飲み

まるでガチャマシーンのような酒類販売機

この店には焼酎、ウィスキー自販機が装備されている。

キンミヤや芋、麦焼酎が待ち構えている。

以前は1杯100円だったのが、物価高のあおりで今や200円。

割り物は冷蔵ケースから炭酸やホッピーを追加購入。

「ぽん酢」キープ棚もあるけど、一見客用にぽん酢ショット売りも対応。

カウンターではレモンサワーもオーダー可能だ。

茅場町

セルフ炭火焼コーナー

そしてここの人気コーナーが、店奥にある炭火焼コーナー。

カウンターで生の串物を買って、ここで自分で焼く。

アジシオ、七味、山椒、タレでお好みの味付けで自己責任で焼く。

火にかけて放置していても、常連が

「もう焼けてるよ」

と教えてくれたりする。

混んでいる時は、「焼き待ち」になることもあるから

空きを見ながらチャレンジするのがおすすめ。

 

ちなみに、このお店は

女性のみの入店はNG。女性はグループ1名まで。

のルールが明示されてる。

「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」という

なんだかカタカナだらけの流れが強くなっている中、

昔からの生物学的性別の入店基準を堅持している。

酔客が女性にちょっかいを出すトラブル回避のためらしい。

 

なのでここは、おっさん達が変なハラスメント嫌疑に合わず

羽を伸ばして飲れる酒場ということでもある。

以前ここのエクセル画も描いているので、

お時間ある方はこちらもどうぞ。

「立飲みスタンド三楽」@田端

田端 立飲み スタンド三楽

廃業臭ただよいつつこれで営業中。

4軒目は山手線と京浜東北線の分岐駅なのに

素通り率高めのJR田端駅にある「立飲みスタンド三楽」。

関東台地の縁にある田端駅から低地側の東におりてすぐの商店街にある。

廃業したのかと思わせる、「活気のなさオーラ」が漂っている。

 

すぐ横には「喜多屋酒店」という角打ちができる酒屋もあるけど

店内飲酒は17時からでしかも酔っぱらいはお断りのハードル高め店。

「三楽」はどんな雰囲気かは外観からは判別不能な風情だけど

入ってみれば女将さんが黙々と注文をさばいて、

客も各自黙々と飲っているステキな酒場だ。

 

実はこの店、2024年に初めて行ったんだけど、一晩で2度も入ったほどのお気に入りの酒場。

田端 立飲み スタンド三楽

TVはあるけど静寂。でも緊張感は無い。

店内正面に大き目のコの字カウンターが鎮座。

そのセンターには女将さんが奮闘する厨房。

詰めれば20人以上は入れそうな大型立ち飲み屋だった。

田端 立飲み スタンド三楽

達筆ボード。しかし安い。

メニューは壁のボードしかないから、これを解読。

なんと、ほぼ200円台のすばらしさ。

おでんは一品100円で三品で280円。安い。

壁もいい具合に煤けて安らぎの空間だ。

そして一番の驚きがこちら。

田端 立飲み スタンド三楽

豚ロース塩こうじやき

とんかつにできそうな1枚肉の塩こうじ漬を焼いて生野菜付きで250円

隣の白菜漬け150円が割高に見えてしまう。

大瓶が550円、サワーは270円と「大丈夫なのか?」と心配になるプライシング。

ここも1時間で2000円は使えないなぁ。

 

 

ここも以前「せんべろウォーク」で紹介したお店。

お時間あればこちらもどうぞ。

「かねます」@勝どき

最後は大江戸線勝どき駅直結のタワマン1階にある「かねます」。

勝どき 立飲み かねます

全く店内の様子がわからない建付け

勝どき自体、大江戸線じゃないと行けないロケーションだけど、

月島駅からも歩けるし、銀座からは晴海通りを走るバスで行く手もある。

屋号を書いているだけで、業態も不明。

縄のれんだけが飲食店らしいサインとなっている。

 

こちらは「立飲み割烹」的なお店で今まで紹介した4店とは、

趣も値段もまったく異次元。

入ってすぐに逆Lカウンターのみがあって、10人も入れば満卓感になる広さ。

もちろんテーブル席は無しのオールスタンディング。

予約不可なので、口開けの15時目指していった方がおすすめ。

開店前でも客が並んでいれば、入れてくれることもあるから

15時に一番乗りで入ったら、既に満卓ということもあり得る人気店。

 

お酒のラインナップは、ビールは中瓶か黒ビール生とハイボールくらいしかない。

ただし、料理はすごい。

勝どき 立飲み かねます

生うに牛巻

(たぶん)A5ランクの牛刺でウニを緊縛した逸品で2000円ほど。

勝どき

毛がにサラダ。野菜が見えない。

こちらは野菜が見えない毛がにサラダ。

これも2000円前後。

勝どき

金目刺し

刺身は日替わりで、この日は金目。1500円ほど。

勝どき 立飲み かねます

異形の卵サンド

厚焼き玉子のサイドウィッチ。値段は覚えていない。

このように、お酒より料理を楽しむ立飲み割烹というわけだ。

 

昔は1000円台の料理がメインだったけど、こちらも相応に値上がり。

でもほぼ一皿2000円前後で味わえる。

その中でもウニ巻きと毛がにサラダは鉄板だと思う。

メニューは日替わりで十数品くらいしかないけど、

黒板に手書きで達筆すぎて難読度が高い。

周りの客の様子や、店員に確認して発注しよう。

 

1時間ちょっと滞在して、仕上がりは2、3人で行って一人5~6000円くらい。

先に紹介した4店を全部回れるくらいの金額だけど、

この料理ならリーズナブルなもんだ。

 

口開けに入ったら、次は月島の岸田屋で座ってはしご酒もアリの展開で。

 

まとめ

今回は比較的都心の「せんべろ」できそうな立ち飲み屋中心の紹介でした。

(「かねます」除く)

 

まだ紹介しきれないお店がいっぱいあるので、

そのうち第2弾もアップできればと思っています。

東京では少なくなっている角打ちセレクションも仕込み中なので、

引き続きよろしくお願いします。

 

酩酊

 

最後に「立飲みスタンド三楽」の女将さんを

うろ覚えで描いたハイブリッドエクセル画で。

田端 立飲み スタンド三楽 エクセル画

おつきあいありがとうございました。

 

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