徒歩で移動しながら飲酒巡業する「せんべろウォーク」。
今回は、『月曜から夜ふかし』などでおなじみの
東京・南の砦の蒲田でだらだら飲み歩きします。
全部で5軒の巡業。
13:00 蒲田駅西口
かなり久しぶりの蒲田。
たぶん、コロナ以来初の上陸になると思うから4年ぶりになる。
今回は蒲田駅の西側のみの巡礼。
駅を出て目の前には、蒲田西口のランドマークの
「サンライズ蒲田」のアーケード街が口を広げて待っている。
平日昼でも、地元のマダムたちがお買い物なのかそこそこの人通りだ。
このアーケード街には、飲食店やドラッグストアなど資本系店舗が多いけど
奥に行くと個人系店舗はシャッター閉めっぱなし状態の物件も出てくる。
そしてこの日の1軒目はこのアーケード街の中ほどに鎮座する
酒屋に向かうことにする。
13:10 「酒の旭屋」
この日は友人と合わせて3人。
適宜、「酒の旭屋」で現地集合からスタート。
既に先発は入店しているとのこと。
「サンライズ蒲田」に入って100m ほど進んだ右側に「酒・たばこ」の看板が見えてくる。
「ホワイトホース」「カティサーク」といった
ウィスキーのデカい看板はあるけど、屋号が見当たらない。
店内も酒瓶だらけで、角打ちをキメ込んでいる輩もいないし、小ぎれいな雰囲気だ。
店奥をよく見るとトンネルのような間口奥に明かりが見える。
この先に飲めるスペースがあるとのことだ。
試飲スペースはウッディな造りに、電球照明のこじゃれた造り。
自販機にセットされた試飲用日本酒は20種以上。
この日はワインも3種セットされている。
ここは「角打ち」ではなく、あくまでも日本酒の「試飲スペース」。
椅子は全くない、完全立ちのみオンリー。
ビールや焼酎は置いていない。
小売部門から持ち込むこともNGとのこと。
なので、ダラ飲みせずに大人しく仕上げよう。
店先のレジで1枚200円のコインを買って、
お好みの自販機に投入しセルフ注入。
グラスは店内のものを利用でだいたい50ccくらい出てくる。
1杯目は秋田の「秀よし特別純米ひやおろし」で。
季節柄、各自販機には「ひやおろしが」が1種以上セットされている。
さっぱりした飲み口。
遅れていたもう一人が合流したのでもう1杯。
都合2杯で400円也。
ちなみに余ったコインはレジで換金してくれるとのこと。
蒲田駅からのルートはこちら。
https://maps.app.goo.gl/1cRZvhhQSk3FYAk58
徒歩4分で270m。
14:00 「晩杯屋 蒲田くいだおれ横丁店」
蒲田は四六時中飲めそうな街だけど、
14時くらいはランチ営業もあって、
飯物系を食べないと申し訳さそうな店が多い。
ここで食べてしまうと、後々が苦行になるから
まずは座ってちょい飲みできそうなところということで「晩杯屋」が見えてきた。
東急多摩川線のガード下で、軒先にテーブルが出てている。
既にガチ飲みモードのグループもいる。
すきっ腹に日本酒だったので、やっぱりビールを飲みたい。
ここの中生は490円。
お約束の「ロマネコンティ400万円(要予約)」は見当たらなかった。
今は円安で輸入車を楽勝で買える値段になっていたかもしれない。
てなことを思いながら、次の店のことも考えて
軽めのアテでこちら。
「塩チーズ」。
十分塩っ気があるチーズに、塩が添えている。
190円。
他に数点頼んだけど、既に撮り忘れが発生。
もう1杯ビールを飲んで、15時開店の店に向かうのでお会計。
3人で3500円なので一人1200円。
「旭屋」からのルートはこちら。
https://maps.app.goo.gl/zRT9E3htN8casJUj6
徒歩3分の250m。
全然歩いていない。
15:00 「いとや」
3軒目は15時開店の「いとや」へ。
もつ焼きで人気で水道橋や中目黒に数店ある「でん」とレモンサワーのレシピやメニュー構成から同系列と思われる。
ちなみに「でん蒲田店」が近所にあるけど、
そちらは16時開店だから「いとや」に決めた。
人気店ゆえ、行列ができてるかもしれないとのことで開店5分前に到着。
既に先客で女性3人組が並んでいる。
店内は絶賛開店準備中で、
客が並ぼうが暖簾が出るまでは入れてくれない。
やっと暖簾が出て、カウンター奥に着座。
ここでは名物「レモンサワー」で。
グラスの縁に塩をべっとりつけて
シャーベット状にした「キンミヤ焼酎」にカットレモンに炭酸を専用サーバーから注入。
4杯飲んだらノックアウト物件。
アテはもつ焼き数種に、マカロニサラダと酢どうふ。
見た目は蒲鉾に見えるし、触感も粘度が高く蒲鉾ぽいが、しょっぱ酸っぱい豆腐だ。
メインのもつ焼きは撮り忘れ。
口開けは客もまばらだったのが、
15時半を過ぎるとカウンターも半分くらい埋まっている。
ホールと焼き場は若手主体のスタッフ構成で
「水道橋でん」のように、圧が強めのベテラン店員はいなかった。
ここでも1時間で切り上げて16時開店の酒場に向かうことにしよう。
3人で8370円だから一人2800円。
「晩杯屋」からのルートはこちら。
https://maps.app.goo.gl/g1suKtj8ie1P9TtT9
徒歩3分で210m。近い。
16時 「鳥万本店」
そして16時に開店するのが、「蒲田のランドマーク酒場」の「鳥万本店」。
「支店」があるかどうかは不明。
こちらも5分前に到着したら、既に2グループほどの開店待ち。
こちらも並んだら、すぐ後ろに待ち客が増えていく。
16時ちょうどに暖簾が出てGOサインが出てから入店。
1階のテ―ブル席に着座。
ここは3階くらいまで客席がある大箱酒場。
メニューはなんでもありのフルラインアップ。
まずは瓶ビールでからスタート。
お通しはナッツと小魚の小袋。
ここの名物は「鶏唐揚げ」だけど、とにかく大きい。
(頼んでないので「食べログ」の写真にリンクです)
もう1軒行くつもりなので、唐揚げはパスして
刺身やらもろもろ。
次は17時開店の店に行くのでお会計。
3人で3350円なので一人1100円。
もっと腰据えてもよかったなぁ。
「いとや」からのルートはこちら。
https://maps.app.goo.gl/r1gvaYnMnNjKYfR7A
徒歩2分で110m。激近。
17時 「すし専門ストア かど平」
こちらは立ち食い寿司の「かど平」。
2023年10月オープンなのでまだ1年ほどの新規店だ。
ここも開店5分前に着いたら、既に先客の待ちグループ。
さっきの「いとや」でも遭遇した女性3人組だった。
ここでも1番手を許してしまった。
ルートがかぶってるけど、彼女たちは「いとや」で2時間滞在。
飲み物は4、5杯やっつけてきたみたいなので酒豪だ。
ここには何度か来てるらしく、奥には座れる席もあるとのこと。
迷わず着座エリアに向かうことにする。
ちなみにうろ覚えで描いた店内見取り図はこちら。
「かど平」のシステムは変化球型で以下のフローになる。
①まずはグループ代表者の名前を言う
②場所を決める
③券売機で食券というか200、300、500円の金券を購入
④金券に名前とオーダー品を記入して発注
⑤注文品登場
メニューも200円台からで奇数偶数を足し上げて
ぴったりの金券で支払うことになる。
余った金券は買取は無かったはずなので、次回に持ち越しのシステム。
寿司屋なので握りもある。
「まぐろ」だけ書いて渡すと握り2貫が来る。
切ってほしい場合は「刺身」と書くことになる。
ここではプレーンのチューハイ(300円)からスタート。
卓上にはタダで使えるミツカンの「ぽん酢」があるから「ポンチュー」を楽しめる。
プラカップには入店時に伝えた名前がガッツリ記入されている。
おかわりも同じカップが使われるから、空にしてからオーダーになる。
ここでは巻き物主体で頼んでみた。
まぐトロ巻(400円)にこはだガリ巻(600円)。
厚めの芯に赤酢のシャリに海苔はぱりぱり。
板さんが包丁握ってるので、立派な寿司屋クオリティ。
まぐトロはお代わりしたぐらいだ。
最近は〆の巻物が胃にやさしくてイイ。
結局ここでは一人2000円分の金券を購入で見事に使い切った。
ここは昼は営業していないので、昼飲みの〆にアリのお店だ。
「鳥万」からのルートはこちら。
https://maps.app.goo.gl/1WqRXFqwUt2BMAkG8
この日最長の4分300mの移動距離。
まとめ
今回の「せんべろウォーク」をまとめるとこうなる。
(料金は一人当たり)
①13:00 「酒の旭屋」400円
②14:00 「晩杯屋 蒲田くいだおれ横丁店」 1200円
③15:00 「いとや」 2800円
④16:00 「鳥万本店」1100円
⑤17:00 「すし専門ストア かど平」 2000円
飲み代合計は7500円なので1軒1500円の仕上がりで踏破終了。
移動距離は
①13:00 「酒の旭屋」まで徒歩4分で270m。
②14:00 「晩杯屋 」まで徒歩3分の250m。
③15:00 「いとや」 まで徒歩3分で210m。
④16:00 「鳥万本店」まで徒歩2分で110m。
⑤17:00 「かど平」まで 徒歩4分300m。
合計1240m、16分の完全徒歩移動。
ぜんぜん歩いてなかった。
今回は蒲田駅西口オンリーだったので、
次は東口も合わせて、夜の蒲田も探訪してみたいもんです。
おつきあいありがとうございました。