どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてまうす。

【番外】東京せんべろウォーク - 鶯谷~池袋

鶯谷、池袋

徒歩で移動しながら飲酒巡業する「せんべろウォーク」。
今回は、鶯谷からスタートして池袋までの、あまり脚光を浴びない山手線北側エリアを、だらだら昼飲み歩きします。
猛暑なのでほぼ電車で移動の全部で7軒の巡業。

13:00 1軒目 「東瀛」@鶯谷

東

こちらラブホ側入り口。隣は風俗店。濃厚

8月下旬、この日も35度を超える相変わらずの猛暑。
今回のスタートは、上野の隣にあるディープゾーン・鶯谷。
駅前には高密度でラブホテルが林立し、わけありそうなカップルや営業に向かう女性の姿もあり、独特の隠微な空気が流れている。
そんな鶯谷には、朝から飲める食堂というか飲み屋が数軒待ち構えていて、酒好きには何とも頼もしい駅前だ。

鶯谷駅

山手線にしては地味な駅舎山手線。奥がラブホ街

1軒目に選んだのは町中華「東瀛」。読めないし書けない店名で、「とうえい」と読む。
雑居ビルの1階にあるらしいが、周囲には他の中華や韓国料理屋も多く、言問通り側からは見つけられず。ラブホ密集地区側の入り口から入店した。

東瀛、鶯谷、町中華

言問通りからの導線。

東瀛、鶯谷、町中華

中国漬物はお通し

昼時とあって店内は常連客中心に混んでおり、ほとんどの客が飲んでいる。
こちらは瓶ビールでスタート。ちょうどサンマが出回り始めた頃で、塩焼きが推され、常連客がどんどん発注している。中華料理屋ながら、ハンバーグや納豆オムレツなどもあり、メニューの幅は広そうだ。

東瀛、鶯谷、町中華

やたら品数が多い。なじみのないメニューも埋まっている。

 

ホールは大陸出身のママさんが担当。日本暮らしも長いようで、言葉も接客も達者。大陸系中華にありがちながさつさは全く感じない。
そしてこの店の凄いところは、朝9時から24時まで、15時間のロング営業だから中休みもないありがたい営業体制。

東瀛、鶯谷、町中華

味付けは和風の肉野菜炒め

アテには肉野菜炒めと辛ナスほか諸々。1軒目の時点で料理の写真は撮り忘れが多発している。
このあと緑茶ハイを2杯追加。
仕上がりは一人2400円。
最後にお店のサービスでスイカが登場。ありがたい。

東瀛、鶯谷、町中華

サービスのスイカ。

鶯谷ではもう1軒行きたい店もあったけど、開店が16時からだったので待てず、隣の日暮里まで移動することにした。

鶯谷駅からのルートはこちら(ラブホルートではないです)。

https://maps.app.goo.gl/TcpQEx4yZkdHJXZ18

徒歩2分で120m。

14:20 2軒目 「馬賊」@日暮里

馬賊、日暮里、町中華、せんべろ

珍しく行列無し

夏でなければ歩いたと思うけど、駅がすぐなので電車でひと駅、日暮里へ。
谷中方面とは逆の、武蔵野台地の崖下にある東口へ出る。昔はこの駅前に、大宮の激渋酒場「いずみや」の日暮里店があったけど、今はもう消滅してしまった。

向かったのは、日暮里の人気中華「馬賊」。手打ち麺が名物で、いつも行列ができる店だ。大行列ならパスのつもりだったけど、外には並びなし、店内も数組待ちだけだったので、これはラッキーとそのまま入店。

馬賊、日暮里、町中華、せんべろ

店内は満席。この時期冷中押し。

馬賊、日暮里、町中華、せんべろ、生ビール

お通し付き生

まずは生ビールと餃子でスタート、というか酒類はビールしかなさそうだ。

 

料理は中華というよりほぼ麺料理主体の、ラーメン屋的なメニュー構成。担々麺が人気だけど、この暑さではちょっと厳しいので、シーズンメニューの冷やし中華をチョイス、この先もあるので二人でシェアにした。

馬賊、日暮里、町中華、せんべろ、餃子

大ぶりの餃子。うまいです。

餃子は皮が手打ちでモチモチ、具もぎっしり詰まっている。冷中は生地をバンバン叩いて伸ばし、最後に麺状に仕上げる職人技で、コシが強く確かに美味い。

馬賊、日暮里、町中華、せんべろ、冷やし中華

食べかけですみません

店はいつも混んでいるし、酒もビールだけなのでここで撤収、次は担々麺だな。
店内には無人カメラがやたらと設置されていて、犯罪防止用なのかテレビ取材用なのかは不明。

会計は一人1600円、そういえば2軒連続の中華料理屋だった。

「東瀛」からのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/rCHyPPqY1KdUUyMPA

山手線で1駅150円。
徒歩部分は7分で410m(すべて歩きだと徒歩14分1km)

15:10 3軒目 「四方酒店」@日暮里

四方酒店、日暮里、角打ち、せんべろ

外飲みもできそう

腹もいっぱいになったので、生地屋が密集する繊維街を東へ徒歩で移動。
普段は生地の買い出しに来る女性客でにぎわう通りだけど、時間が遅いのか閉店している店も多く、なにしろ暑いので人通りも少ない。
生地屋だらけの通りを10分ほど進むと現れるのが「四方酒店」、この辺では珍しい角打ち酒場だ。

「四方酒店」といえば浅草店にはよく行くけど、ここは初上陸。浅草のママさんに聞いた話では、都内の「四方酒店」はもともと本店からの暖簾分けが多いらしく、今では人的なつながりはほとんど無いとのこと。

四方酒店、日暮里、角打ち、せんべろ

小売はやめたんじゃないか?という店内

店先には外飲み用のテーブルも出ているけど、暑さのせいですかさず店内へ。入ると左手に立ち飲みカウンター、右手は小売コーナー。冷蔵庫はスカスカで、棚周りも雑然、床には段ボール箱が放置され、まるで廃業寸前のような感じだ。外観が新しい分、そのギャップは大きいけど、この雑然とした雰囲気は好みのタイプ。どうやら角打ちメインで営業しているようだ。

四方酒店、日暮里、角打ち、せんべろ

大将手作り緑茶割り

四方酒店、日暮里、角打ち、せんべろ

L字カウンターの立ち飲みコーナー

ここではお茶ハイをオーダー。店内には大将が一人。よく見るとカウンター内側には大型犬が昼寝をしている。犬は全く反応しないし、なんだか静寂の空間だ。店内の荒れ具合とは逆で、店外から見える棚には新潟の「麒麟山」が大量のバリエーション展示をしている。日本酒では珍しく「麒麟山サワー」もあるみたいだけど、また今度にしておこう。

結局ここでは1杯300円で撤収。犬は寝たままだ。次は西日暮里に向かおう。

四方酒店、日暮里、角打ち、せんべろ

全く反応しないシェパード

「馬賊」からのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/asJkmzjW9SsMSxyG7

徒歩7分500m。

16:20 4軒目 「富久晴」@大塚

富久晴、大塚、せんべろ、もつ焼き

入り口全開だけど営業中

日も陰ってきたので、一駅歩いて西日暮里へ。
16時を過ぎれば営業開始の店も増えているだろうと駅前へ向かったけど、準備中ばかりで、10分以上歩いてもそそられる店が見当たらない。座れる店に入りたい気分だったけど、結局見つからず、大塚まで電車で移動することにした。

大塚で向かったのは16時開店の「富久晴」。もつ焼きメインの酒場で、飴色のコの字カウンターが印象的な、個人的には上位ランクの鉄板酒場だ。初めて飛び込みで入って以来、大塚に来ればほぼここに入っている。昔は大将と女将さんが切り盛りしていたが、10年ほど前に大将が引退し、今は甥っ子兄弟が引き継いでいる。

富久晴、大塚、せんべろ、もつ焼き

休業中のエアコン

到着すると引き戸が全開で、灼熱酒場の予感。エアコンはあったと思うけど、開店直後でまだ稼働していないのかもしれない。

富久晴、大塚、せんべろ、もつ焼き

焼台が近い。でも風は通るポジションでよかった。

富久晴、大塚、せんべろ、もつ焼き

手ごろなお品書き。昔は無かったカレーも

 

ここではチューハイからスタート。もつ焼きは1本150円からと良心的で、カウンター内の炭火で焼かれるので、座る位置次第では熱波と煙が直撃する。そのため、2つある入り口の一つは冬場でも開けっ放しのことが多い。

串は小ぶりで種類をいろいろ楽しめるのがうれしい。先代譲りの塩加減は絶妙だし、タレもうまい。珍しい子袋刺しもある。ただ、ここでも串物の写真はまったく撮れていなかった。

風が通るとはいえまだ暑いし、店も混みだしてきたので、1時間ほどで撤収。
〆て一人1500円。

「四方酒店」からのルートはこちら。
西日暮里駅まで

https://maps.app.goo.gl/67BzwcZ85yx24ZxH8

徒歩15分1.1km。

西日暮里から「富久晴」まで

https://maps.app.goo.gl/faRoKkDAzUUdyLuh7

山手線で4駅170円。
徒歩部分は4分で300m。

17:10 5軒目 「江戸一」@大塚

江戸一、大塚、居酒屋、せんべろ

酒場感が薄いエントランス

5軒目は同じ大塚、「富久晴」のすぐ近くにある「江戸一」へ。
ここは白木のコの字カウンターがある、「正統派江戸酒場」。3辺あわせて15名位ほど座れる。奥にはテーブル席もあるけど、ここではやっぱりカウンターで一献としたい(1〜2名ならカウンターに通される)。カウンター向かって左奥は、昔は大女将の定位置だったので、そこは常連が座る感じになっている(案内されればもちろん座れる)。

卓上にはお盆と箸、お通しの豆がセットされ、店内にはTVもラジオもなく、凛とした空気が漂う。騒がしいせんべろ酒場とは一線を画している。客層もその雰囲気に惹かれるのか、50代以上のソロ紳士が主体。ちなみにスマホ使用や撮影はNG。

まずは瓶ビールでスタート。アテは刺身、焼き魚、煮物など酒に合うしょっぱい系が多く、この日は焼きたらことお新香を。だいたい一品500〜1000円ほど。日本酒も数種あるけど、ここでは「白鷹」の樽酒ぬる燗を。女将が温度を見ながら燗をつけ、一合徳利で供されると、杉の香りが立ち上がる。

そんな酒場なので、滞在はせいぜい1時間。サク飲みにちょうどよく、はしご酒のスタートにも最適。
お会計は女将さんがそろばんで勘定してくれる。一人1300円。

江戸一、大塚、居酒屋、せんべろ

以前たまたま撮れてしまった店内

大塚は素通りされがちな街だけど、日本酒を揃える酒場も多く、街全体にゆったりとした空気が流れる穴場スポット。
ただし値はそれなりに張るので、次は池袋のせんべろ酒場へ。まだ陽は残っているなぁ。

「富久晴」からのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/sTkhJ8QAW4FgHMQo6

徒歩1分85m。

18:10 6軒目 「たちのみや喜平」@東池袋

たちのみ喜平、角打ち、立飲み、せんべろ

ここも外飲みOK

池袋駅は大混雑時間なので回避し、次は都電荒川線に乗って東池袋四丁目駅へ移動。昭和の巨大建造物・サンシャイン60、その足元にある駅だ。
6軒目は駅から池袋方面へ向かった裏通りにある「たちのみや喜平」。ここは酒問屋の1階部分が角打ち、というか立ち飲み酒場になっている。
壁際のカウンターや酒樽テーブルもあったりで、角打ちにしては結構広い。外飲み用のテーブルもある。

たちのみや喜平、角打ち、立飲み、せんべろ

頼めばグラスと氷も出してくれる

酒問屋だけあって、生ビール、日本酒、焼酎、ウイスキーと幅広いラインアップで、1杯300〜500円ほど。アテは乾き物や缶詰の定番に加え、おでんなど調理ものも並ぶ。ここではRTDの「タカラ焼酎ハイボールドライ」と乾き物を注文。カウンターで都度払い方式だ。

大将はもともと問屋の従業員で、
「倉庫を閉めるのはもったいないから、ここで立ち飲みを始めたんですよ。いつまで続けられるかわかんないですけどねぇ」
と言っていた。それでもコロナ禍をくぐり抜け、いまも健在なのはうれしい。
大将のワンオペなので、急に休みになることがあるのでご注意を。

口開けはソロ客が多く静かな酒場だけど、18時を過ぎると場所柄、サラリーマンや学生など若めのグループ客が増えてくる。ここもサク飲みにして、最後は座れる店に向かうことにする。〆て500円。

「江戸一」からのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/VmLzH7BjhT86Ad1AA

都電荒川線で2駅170円。
徒歩部分は9分で630m。

19:10 7軒目 「ふくろ美久仁小路店」@池袋

ふくろ、美久仁小路、居酒屋、せんべろ

本店とは全く異なる風情

〆はサンシャイン通り近く、昔ながらの横丁・美久仁小路にある「ふくろ」。美久仁小路は以前は場末感が強かったけど、今は新しい店も入ってどの店もそこそこ客が入っている。常連メインの「プロ仕様」っぽい入りにくい酒場が多い中で、「ふくろ美久仁小路店」は数年前に建て替えられ、外から店内の様子が見える分、このあたりでは入りやすい酒場になっている。

ふくろ本店、池袋、居酒屋

こちらは本店

ちなみに西口駅前には朝から飲める3階建て大箱(1~2階カウンター、3階はテーブル&座敷)の本店もあるけど、美久仁小路店の営業は17時からなので昼飲みはできない。1階、2階ともにコの字カウンターとテーブル席仕様。客層はサラリーマングループが中心で、本店の「朝からべろべろ」のソロ飲み大先輩主体の雰囲気とはまったく異なる。

ふくろ、美久仁小路、居酒屋、せんべろ、池袋

〆のレサワ。セルフミックス前。

ここではレモンサワーでスタート。本店同様に、焼酎原液と割り材が別々に供されて1杯630円と高めだけど、アイスペールいっぱいの氷が付いてくるので、うまく配合すれば基本セットで3杯は作れる仕様だ。

ふくろ、美久仁小路、居酒屋、せんべろ、池袋

チューハイセットのラインナップ

この頃になると、写真も撮っていないし、何を頼んだか全く覚えていない。結局一人1000円ほど。おそらくお通ししか食べていない。

このあと帰路につくことになったけど、家についたらドーナツやアンパンやら鞄から出てきた。どういうルートで買ったのかも覚えていない。でも21時過ぎには無事到着。それでも21時過ぎには無事到着。お土産があったおかげで、家人から嫌な顔はされなかった。

酩酊。

「たちのみや喜平」からのルートはこちら。

https://maps.app.goo.gl/WeMiEnGWSTEyT1xH9

徒歩4分300m。

まとめ

今回の鶯谷~池袋の「せんべろウォーク」7軒のまとめ。(料金は一人当たり)

①13:00 「東瀛」@鶯谷 2400円
②14:20 「馬賊」@日暮里 1600円
③15:10 「四方酒店」@日暮里 300円
④16:20 「富久晴」@大塚 1500円
⑤17:10 「江戸一」@大塚 1300円
⑥18:10 「たちのみや喜平」@東池袋 500円
⑦19:10 「ふくろ美久仁小路店」@池袋 1000円
飲み代合計は8600円なので1軒1230円の仕上がり。

移動距離は
①「東瀛」まで徒歩2分で120m。
②「馬賊」まで電車150円、徒歩7分の410m。
③「四方酒店」まで徒歩7分の500m。
④「富久晴」まで電車170円、徒歩19分の1400m。
⑤「江戸一」まで徒歩1分の85m。
⑥「みたかや酒場」まで徒歩11分で750m。
⑦「たちのみや喜平」まで電車170円、徒歩9分の630m。
⑧「ふくろ美久仁小路店」まで徒歩4分で300m。
運賃は490円。歩きは合計で49分、3445mの移動。

今回素通りした西日暮里、駒込はあらためて探索することにしよう(田端は訪問済み)。

おつきあいありがとうございました。

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