今回は久しぶりの洋楽もの。
ライ・クーダーを描いてみた話。
ボトルネック・ギター名人登場
知らない人は全く知らない、
でも好きな人は大好きな、
職人型ギタリスト&シンガー。
もともとはボトルネック・ギターの名手として
ローリング・ストーンズの
『スティッキー・フィンガーズ』とか
ドゥービー・ブラザーズの
セッションミュージシャンとして名をはせた。
1970年にソロデビューしてから
コンスタントにアルバムも出してるけど
個人的にはスライドギターを
ギュイギュイ弾いてた70~80年代が素敵だなー。
「通好み」のギタリストの
ポジショニングだったけど
なぜか1988年にサントリーが出してた
バーボン「アーリータイムズ 」のCMに
曲じゃなくてライ・クーダー本人が
出演したこともある。
Ry Cooder , Suntory EARLY TIMES commercial
かっこいいなぁ。
"Bop Till You Drop "
で、一番好きなアルバムがこれ。
1979年リリースの7枚目のアルバム、
"Bop Till You Drop"。
やー、もう40年前のアルバムになったよー。
邦題は『バップ・ドロップ・デラックス』。
微妙に原題と違うけど
響きがいーねー。
昔の洋楽は邦題つけるのが当たり前で、
プロモーションの都合上かイメージからか、
全く違うタイトルのものも多かったね。
(同じ年に発売のクリストファー・クロスの
デビューアルバムは、『南から来た男』だし。)
"Bop Till You Drop "は
プレスリーも歌った
"Little Sister"からスタートして
最後はゴスペル風バラードの名曲
"I Can't Win"の全9曲。
全てカバー曲。
4曲目は唯一のインストで
スライドギターづくしの
"I Think It's Going To Work Out Fine"。
オリジナルはアイク&ティナで
こてこてのR&B。
リンダ・ロンシュタッドもカバーしてるけど
ライのバージョンが
ゆるーいグルーヴ醸し出して心地いい。
リードボーカルもやってて
ラストの"I Can't Win"のリードボーカルは
ライのアルバムの常連シンガーボビー・キング。
ハイトーンボイスのボーカルに
Ryのバッキングに徹したギターで
黄昏ムード満載。
名曲だ。
Ry Cooder - I can't win (From the Album: "Bop 'til you drop")
曲もよければジャケもイイ。
紫~ピンク系のバックに
ブルーのギター。
かっこいいねぇ。
ジミヘン以降、
しばらくギター描いてなかったけど、
着手してみた。
エクセル画のスペック
2019年10月制作。
パーツ数331。
ついでに偶然できたNewドット版もあげときます。
『パリ・テキサス』もいいねぇ
おつきあいありがとうございました。