2023年2月8日。
偉大なソングライター、バート・バカラックが逝去。
享年94歳。
自然死だったとのこと。
合掌。
以下2020年のエクセル画です。
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今回はアメリカのシンガーソングライター、
ピアニスト、アレンジャー、プロデューサーの
バート・バカラックをエクセルで描いた話。
1960~80年代のヒットメイカー
バート・バカラックといっても、
なかなかピンとこない人も多いと思うけど、
彼が作った曲は聞いたことがある人は多いはずだ。
とか
Dusty Springfield - The Look of Love
1960~70年代にかけて
ポップス界のヒットメーカーだ。
ちなみにこの2曲は
ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード主演の
『明日に向かって撃て』や
007シリーズの非正規版で
コメディチックに作られた
『カジノロワイヤル』の挿入歌で有名な曲だ。
1960年代は作詞家のハル・デビッドとのコンビで
ディオンヌ・ワーウィックやヒット曲を量産。
80年代以降はハル・デビッドとのコンビは解消して
作詞家、キャロル・ベイヤー・セイガーと再婚。
このコンビでよりコンテンポラリーな作風で
アカデミー賞の「ソング・オブ・ザ・イヤー」を
受賞している。↓
ちなみに夫婦(当時)合作アルバムの
『真夜中にくちづけ』も名盤だ。
世界的にブレイクする前の
マイケル・ジャクソンもゲストで
デュエットしていて
今ではなかなか入手が困難になっている。
カバー曲もたくさん
カーペンターズがカバーして
全米1位になったこの曲も
バート・バカラックの作曲だ。
全米Top40入りの曲は70曲。
”The Look Of Love"のカバーバージョンは
200以上あるらしいし
アーティストもロック、ジャズやR&B、ボサノバ系
と多岐にわたっている。
リズムはアレンジが大きく変わっても
オリジナルのメロディラインが美しいから
原曲の魅力が伝わってくる。
そういえばビートルズのこの曲も
バカラックだ。
もう90歳越えてる
そんなバカラックは
1928年生まれだから92歳。
今までは自身名義のアルバム出しているし
来日公演もしてるけど、
2000年以降は
自身のカバー曲集を出すアーティストとの
コラボアルバムがメインでさすが最近は出番は少ない。
↑2つとも名盤。
で、そんなバカラックを今回描いてみた。
エクセル画のスペック
2020年7月制作。
パーツ数218。
ついでに偶然できたNewドット版。
今回は初めてピアノ(の一部)を描いた。
ギターに比べれば手はかからなかったなぁ。
この先、ライヴやニュー・アルバムは
期待できなそうだけど
ステキなカバー・バージョンがたくさん出てくるだろう。
最後に2012年にガーシュウィン賞受賞記念で
ホワイト・ハウスで行われた
バカラック演奏の模様から。
Burt Bacharach Performs "What the World Needs Now is Love" | In Performance at the White House
ステキだ。
おつきあいありがとうございました。