今回はタランティーノ映画
『レザボア・ドッグス』をエクセルで描いた話。
最新作もあるけどデビュー作もすばらしい
2019年8月30日から
タランティーノの9作目になる新作
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
が日本で公開。
そこで、1992年の監督デビュー作、
『レザボア・ドッグス』を描いてみた。
アク出すぎのカラフルメンバー
左から
マイケル・マドセン、スティーブ・ブシェミ 、
ハーベイ・カイテル、ティム・ロス。
ハーベイ・カイテルは
タランティーノを気に入って
プロデューサーを買って出て
メインキャストにもなっている。
この4人はその後のタランティーノ作品で常連になる、
かなりアクの強いメンバー。
疑心暗鬼の四重殺
銀行強盗たくらんだ
素相の知らない者同士が失敗して、
警察のスパイがいるかもで
疑心暗鬼になり仲間割れ起こすストーリ。
ものすごくテンポがいい。
上映時間も100分だ。
お互い名前も知らないんで、
ホワイト、ブラウン、ブロンド、
ブルー、オレンジ、そしてピンク
の6色のコードネームつけるんだけど
「なんで俺がピンクなんだ?」(ブシェミ)
でもめたりもする。
ちなみにタランティーノもブラウン役で出演。
冒頭にマドンナのどうでもいいネタを
ものすごい早口でまくし立てて
強烈なインパクトで登場するけど、
その後の逃亡中にあっけなく死んでしまう。
クライマックスは映画史に残る打ち合いシーン。
実際は見てもらいましょう。
(暴力的シーンが含まれます)
エクセル画のスペック
2013年8月制作。
4人の背景色は
劇中のコードネームにあわせてるんだけど、
左のマイケル・マドセンの「ブロンド」は
当時「ゴールド」をうまく出せなくて
黄色になっている。
右のティム・ロスの「ブラウン」もオレンジっぽいなぁ。
パーツ数281。
意外に少ない。
ついでに偶然できたNewドット版もあげておこう。
作品タイトルの中にある人影も、
最初は例のごとく
「面倒だからやめておこう」
だったんだけど、
今回のブログで描き加えた。
サントラもニッチ&ナイス選曲
タランティーノ映画は
メジャーじゃないけど埋もれた名曲を
ピックアップするマニアックな選曲もウリだ。
すでにこの1作目から
センスのよさも弾け飛んでるねぇ。
オープニングの
「感じ悪い」6人が歩いていくバックには
ジョージ・ベイカー・セレクションの
『リトル・グリーン・バッグ』。
George Baker- Little Green Bag
この曲はトヨタやキリンのCMでも
その後ちょくちょく使われたから
わかる人も多いだろうなぁ。
おつきあいありがとうございました。