今回は昭和演歌兄弟デュオの金字塔
ぴんから兄弟（狩人ではない）の
エクセル画を描いた話。
何で描いたか覚えていない昭和歌謡兄弟
ネタが枯渇してまして
自分でも
何で描いたかよく覚えていない。
たぶんイイ顔してたから
描いたんだろうなぁ。
ぴんから兄弟は昭和世代には
1972年の『女のみち』のメガヒットで
覚えている人も多いだろう。
実物知らなくても
ぴんからの物まね芸人で
見たこともある人もいると思う。
ルックス含めかなーり似てる。
「 ピン」から「トリオ」、そして「兄弟」
リードボーカルの弟・宮史郎と
ギターの兄・宮五郎の宮兄弟に
もう一人
赤の他人の並木ひろしの3人組。
そもそもがキャバレーで
歌手をしていた並木が
バイトで歌手をしていた史郎に
「いっしょにやらないか？」
と声をかけて
そのあとクリーニング店に勤めていた
兄・五郎が加入しトリオ化達成。
いかにも昭和の
サクセスストーリーの展開。
デビュー当時はコミックバンドでステージに上がっていた。
その後、
グループのストラテジーの相違なのか
松木が脱退し「ぴんから兄弟」に改称。
松木はその後独立して
「並木ひろしとタッグマッチ」
というマッチョなネーミングのグループを結成。
「女」シリーズから一線を画し
「男のなみだ」という
なよなよ系男心を歌い上げる
スマッシュヒットも放っている。
だみ声で「女」ごころ
『女のみち』のヒットを受け
『女のねがい』
『女のゆめ』
の女シリーズで3匹の泥鰌をすくい上げ
演歌界のメインストリームにのし上がる。
個人的には『女のみち』以外は覚えていないけど。
こちらオリジナル。
史郎のマッチョ系ルックス+
ソウルフルというかだみ声で
女心を唄う姿に
当時は全くミスマッチ感を抱かない
社会の受容度の高さもあって
あれよあれよとヒット連発になった。
ちなみにこの3曲は脱退した
並木が作詞・作曲にからんでいる。
兄・五郎は
直立不動の棒立ちスタイルだったけど
演奏できないエアギターだったという説もある。
曲によっては
ギターをぶら下げてるけど
敏いとうのように
マラカス振ってるだけの曲もあったような気もする。
エクセル画のスペック
2013年9月制作。
大ヒットから停滞期に入ったころ、
「女」シリーズもひと段落ついた
『あなたのすべて』（1980年）のジャケから。
パーツ数257。
史郎の肩に手をかける五郎は
まるで菩薩のような慈悲深い
イイ表情をしている。
画では背景にぎやかしに
東京タワーと
当時は存在しなかった
墨田区＆東武鉄道の誇り
東京押上スカイツリータワーもあしらってみた。
五郎の消息は分からないけど
史郎は2012年に他界。
合掌。
おつきあいありがとうございました。
