今回は飲酒業界の元祖スパースター、
なぎら健壱をエクセルで描いた話です。
元祖飲酒業界スター
なぎら健壱といえば、
俺のような昭和世代からすれば
フォークシンガー・歌手としてが有名で
相撲の取り組み中にまわしが落ちる話を曲にして
放送禁止歌になった『悲惨な戦い』や
日本で一番売れた（400万枚近く）
レコードの『およげ!たいやきくん』の
B面の『いっぽんでもニンジン』のヒット曲がある巨匠だ。
今でもライブを続けているし
カントリーミュージックへの造詣も深いミュージシャンだ。
無類の酒好きで、散歩番組やバラエティの
飲酒関連の回にゲスト出演することも多い。
役者でもドラマや映画への出演も多数。
酒周りのエッセイやイラストも書くし
カメラもプロ級のマルチタレント。
趣味を仕事にしたような理想形で
俺のアイドル、ヒーロー的存在だ。
今やBSでは各局が酒場番組に力を入れていて
吉田類やアカデミックな太田和彦とか
飲酒業界のスター的タレントもいるけど
個人的にはなぎら健壱こそ
第一人者じゃないかと思っている。
彼の酒場探訪番組がないのが不思議でならない。
絶滅食堂で逢いましょう
この本は今から15年ほど前に
雑誌で連載されていたものを書籍化したもので
俺のバイブル的な本だ。
今やブームになりつつある昭和系食堂・町中華や
酒場の中から数年後にはなくなりそうな
名店を取り上げている。
（事実かなりのお店が廃業になってしまって残念）
キラキラしてこぎれいな店よりも
小汚いけどほどほど賑やかで
まったりできる店が好きだったけど
この本を読んでからその嗜好が確信に変わった。
エッセイでも酒場周りのくだらなくて楽しい話や
酒で死んでしまった知人の切ない話など
ステキな文を書いている。
そんなお方をネタにエクセル画を描いてみました。
エクセル画のスペック
2021年7月制作。
元写真はこちら。
本当はアロハシャツにしたかったけど
描くのが大変そうだったので
ベースはこの服装で。
追加にキャップかぶせてみた。
パーツ数3655。
エクセル画ざっくり作画過程
そして今回も出来上がるまでの途中経過を
紹介していきます。
1日目
まだ顔が途中で本当はしっかり頭髪があるけど
今日は途中なので頭頂部がさみしいままにしておきます。
そういえば今回は久しぶりの和人だなぁ。
2日目
顔の色付けはやったけど胴体まで進まず。
頭頂部もまだプレーンのまま。
明日には胴体まで完成にもっていきたいなぁ。
3日目
背景のお店は以前描いた
八重洲の「ふくべ」に描き足したものを移植しよう。
カウンター上のビールや調味料はこの使いまわしだ。
結局パーツ数は3655ってなってたけど
実はコピペしていくと
カウンターがおかしくなってくる。
なぎら単体が200ほどで「ふくべ」が1500、
ビール周りが400くらいだから
2000ちょっとくらいだぁ。
エクセル画も増えてくると
使いまわせるパーツが増えてきて
なんだかお得な感じだ。
最後に額装版で。
おつきあいありがとうございました。
