今回は映画『ダークナイト』でバットポッドに乗る
バットマンをエクセルで描いた話。
『ダークナイト』登場
今回は今や大御所のクリストファー・ノーランが監督した
『ダークナイト』の1シーンからのエクセル画。
2008年の作品だからもう13年前だ。
主役のバットマン=ブルース・ウェインは
クリスチャン・ベイル、
ヴィランのジョーカーは公開直前に死んでしまった
ヒース・レジャー。
その後ヒースはこの作品でアカデミー助演男優賞を獲得している。
この監督と主役の組み合わせで
バットマンシリーズは3本作られているけど
これは2本目になる(『ダークナイト・トリロジー』)。
ノーガードで観たらすごい映画だった
映画タイトルには2本目以降は「バットマン」とはつけずに
「ダークナイト」=「黒騎士/ダークヒーロー」としている。
たまたま仕事がらみで行った試写会で
『バットマン』シリーズと知らないまま観たら
映像の迫力がすごい。
ノーラン監督はCGを使わないからほぼ実写。
18輪の大型トレーラーを縦回転でひっくり返したり
実物のビルを爆破したりとスケールがでかい。
『バットマン』はいままで何度も
映画化されてきたけど
コミカルすぎた感じがあって正直観る気はしなかった。
しかしこのシリーズからはシリアスで暗くて重厚感がすごい。
バットマンも自分の存在に悩みまくっているし病んでいる。
ヴィランのジョーカーもとにかく残忍で狂っている。
これは2019年公開の『ジョーカー』にも引き継がれている。
ちなみに映画『ジョーカー』のエクセル画はこちら。
バットポッド登場
この『ダークナイト』では
装甲車みたいなタンブラー(バットモービル)から脱出用に
分離する2輪バイク=バットポッドが登場する。
車から分離した乗り物だから
タイヤは自動車用のものでぶっといし
バイクではありえない真横への移動も可能だ。
ロケット砲やマシンガンも装備している。
今回はこのバットポッドに乗って舞台の街の
ゴッサムシティを疾走するバットマンをエクセルで描いてみた。
ちなみにバットマンに感化されて
自作の「バットポッド」で千葉市内を疾走する
「千葉ットマン」が一時TVでも取り上げられていた。
こちらは3輪バイクのトライクを改造したものらしい。
しかしこんなことしたらジョーカーの血祭りに合いそうだけどねぇ。
エクセル画のスペック
2021年7月制作。
舞台の「ゴッサムシティ」は架空の街だけど
原作のコミックではニューヨークがモデルになっている。
この『ダークナイト』ではシカゴの街で
全面的な実写ロケを行っていて
摩天楼群の中をバットポッドで疾走している
パーツ数322。
こちらはたまたまできた新タイプのドット版。
ちなみに来年には新バットマンの映画が
ロバート・パティンソン主演で公開予定だ。
エクセル画ざっくり作画過程
そして今回も出来上がるまでの途中経過を
紹介していきます。
1日目
今回は表情がわからないからキャラ周りより。
背景というか周辺パーツが大変そうだ。
2日目
バットポッドがなんとかできあがる。
この後は背景回りだけど難航しそうな予感。
3日目
ほぼ手を付けないままもう5日経ってしまった。
なかなか描く気になれなかった背景回りに着手。
残りはライトや光周りかなぁ。
4日目
背景違いでもういっちょうやってみよう。
ゴッサムシティの金ピカタワー前のバリエーション背景。
ちなみにこのタワーは以前描いた
浅草「神谷バー」の使いまわしを加工したもの。
ちなみにこちらはパーツ数719。
エクセル画の「神谷バー」篇はこちら。
うーん、どっちがいいかわからなくなってきた。
とりあえず2つあげておこう。
おつきあいありがとうございました。