今回は南千住のお食事処「丸千葉」
をエクセルで描いた話。
- 【はじめに】エクセル画ってどんなの?
- 2度目の登場の名店
- 外観は結構普通
- いつぞやの「丸千葉」
- エクセル画のスペック
- エクセル画ざっくり作画過程
- エクセル画バーチャル額装版
- 【後日談】エクセル画納品&設置
【はじめに】エクセル画ってどんなの?
「エクセル画」というと
エクセルのマス目に色を付けて描いていく
「ボクセルアート」、「ドットアート」を
イメージする人が多いですが
自分はエクセルに搭載されている「描画ツール」から
曲線や円、四角の基本図形やフリーハンドを使いながら
シートの上に線を描いて
それに色を乗せて積み上げて描く方法でやってます。
こんな感じです。
エクセル画に腰を入れて描き始めてから
もう10年以上たちますが
ペンタブはどうも扱いづらくて
ずーっとマウスを使て描いてます。
かなりの変態画法ですがおつきあいください。
で、今回は「丸千葉」。
2度目の登場の名店
このお店は以前「激渋酒場」篇で一度取り上げている。
お店自体は「激渋」ではなくて
個人的には「名店」だ。
ただ、場所が最寄り駅の南千住から15分強。
浅草や三ノ輪からだと徒歩30分コースの
「鉄路の孤島」状態。
いわゆるドヤ街「山谷」に隣接した
なかなか行く機会がない激渋スポットになる。
前回は初めて行った時のネタだったけど
それ以降、何度か通って
料理に、雰囲気、大将の接客や諸々が
大変すばらしいから
本格的にエクセル画で描いてみようと思った次第だ。
外観は結構普通
初めて行ったのが
コロナが日本でも流行りだしたころで
一時落ち着いと思えた2020年3月ころ。
そのあとも「緊急事態宣言」や「まん防」の
合間をついて3度くらいお邪魔した。
ここは魚、肉、野菜の和食だけじゃなくて
揚げ物やハンバーグとかとにかくレパートリーが広い。
暖簾にも「お食事処」としか書いてないから
食堂と思いがちだ。
中も見えないから
昼からやってる賑やかな酒場とは
全く思えない風情だ。
素通りしてもおかしくない。
いつぞやの「丸千葉」
秋になって鍋物も始まった時期に行ってみた。
14時の開店時間は
飛び込みではめったに入れないから
予約してみた。
店内はこんなかんじ。
間引きなしだと20名位くらい入れる。
本当はカウンターに座りたいけど
なかなか機会がない。
一人だとあんまり食えないし
結局仲間と行くとテーブルだ。
まずはビールでここは「赤星」。
5人で行ったので
刺身とかつまんでからにしよう。
これで3000円の盛り合わせ。
揚げ物も追加でエビとハムカツを合わせてもらった。
そして飲み物も「キンミヤ一升瓶」に緑茶。
5人だから行けると思う。
そして鍋物。
今日は寄せ鍋で
希望すれば牡蠣でもなんでも入れてくれる。
これで2人前。
5人でもちょうどいいくらいだ。
〆は大将の「やっちゃん」がおすすめの
カレーうどん。
これで2万円かかってない。
5人でひとり3千円台。
普段飲むとあんまり食べない時が多いけど
ここだと料理も
がっつりやりたくなる。
すばらしい。
そんな「丸千葉」をエクセルで描いてみた。
ちなみに元写真はこちら。
なんだか自転車がごちゃごちゃしている。
駅から遠いこの辺では
貴重な移動手段だ。
エクセル画のスペック
2022年7月制作。
パーツ数6000。
過去最高パーツ数。
前のPCなら明らかにフリーズしてた。
これは壁のレンガタイルのせいだ。
以前描いたものからコピペ移植だから
たいした手間にはなってないけど
ドット状にするとなんだかわからないことになる。
エクセル画ざっくり作画過程
今回も出来上がるまでの途中経過を
ざっくり紹介していきます。
初日
今回は外観は素通りするくらい普通だけど
料理、雰囲気は最高の名酒場。
なんとなく1階部分は出来上がってきたけど
窓の上に瓦が待っている。
2階より上はこれまた難敵のレンガ状タイル。
この時点でパーツ数173。
2日目
3日目
建物はほぼ出来上がり。
1階の店舗より
脇役の住居部分の面積が広くなってしまった。
石工作業はこれでおしまい。
明日以降は店舗前や背景など。
パーツ数5156。
4日目
本体と店前の付け合わせはほぼ終了。
あとは背景と屋号入れ。
パーツ数5531。
こんなにはパーツはないはずだけど。
エクセル画バーチャル額装版
最後は背景と名入れ。
暖簾の屋号はマウスで手書き。
小さくて描きにくい。
看板はテキスト入力。
そして出来上がったエクセル画のバーチャル額装版がこちら。
【後日談】エクセル画納品&設置
そして2022年11月、
丸千葉で鍋を囲んで忘年会をすることに。
調子が悪かったポンコツプリンタも新調したので
エクセル画をプリント&
リアル額装して持っていくことにした。
(額はダイソーで200円の安物ですんません)
入店早々に渡すのも無粋だから
お会計後の退店間際に進呈させていただいた。
こちらその様子。
大将やっちゃんも記念撮影に応じてくれて
嬉しそうに受け取ってもらえた。
店内壁面はお品書き短冊がいっぱいだから、
トイレでいいから飾ってもらえればいいけどなぁ。
そしてまた後日。
念願かなって個室に置いてもらったとのこと。
いーじゃないですかぁ。
またおじゃまします。
あらためていいお店だ。
おつきあいありがとうございました。