どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

【番外】激渋酒場 - 「丸千葉」@南千住

南千住の名酒場「丸千葉」の外観

 

今回は南千住の名店、「丸千葉」。

念願かなって初上陸です。

 

 

激渋じゃなくて名店

南千住というか、以前上げた

追分」の近場の山谷エリア。

 

正式住所は台東区日本堤。

こちらも南千住or三ノ輪から歩いて15分ほど。

なかなか狙わないと行かないゾーンだ。

「是非ここは行ってみたい」

でやっと上陸できた酒場だ。

 

 

エリア的に「激渋」だけど

はっきり言ってここは名店

 

お店は常連客のムードもあってこその

雰囲気だから

山谷が育んだ名店なんだろうなぁ。

 

ちなみにこの近所にある

大林酒場」は風情があって

これまた名酒場といわれるけど

ローカルルールが多いし

大将が怖くてすぐ出禁発令するから

緊張感もっていかないといけない。

ハードボイルドっつーかハードルが高い店だ。

 

一転、丸千葉」は賑やかな下町酒場。

みんな楽しそうに飲んでいる。

 

ノーガードで初訪

南千住の名酒場「丸千葉」の外観

 

入店したのは

外出自粛要請が出るきっかけになった

コロナ騒動が「緩んだ」といわれている

2020年3月春分の日の3連休直前の平日。

 

コロナもあるし平日だから

早い時間は混んでないだろう

とタカをくくって予約なしで

14時半頃に連れと訪問。

お店は14時開店だ。

 

うちらに前に3人くらいの30前後と思しき

グループが同じ方向に歩いている。

 

まさか

 

丸千葉じゃないだろーなぁ」

 

と思って向かっていくと

なんと店の前にまた3人が待ち構えてて合流。

6人組だった。

 

南千住の名酒場「丸千葉」

左のモザイクが6人組。背中はこちらの連れ。

6人組は入店待ちらしい。

 

こりゃ入れないかもなぁ、

とダメもとで店内のぞいたら

大将から

 

「予約は?あ、無し?何人?」

 

「2人ですけどダメすかねー?」

 

「ちょっと待って。

あ、16時から予約入ってるけど

それまでになって申し訳ないけど

よかったらどうぞっ」

 

「おー、だったらぜひっ」

 

と6人掛けの大テーブルの端に座ることができた。

甘く見てたけど

入れてラッキー。

 

大将も「混んでて申し訳ない」モードで低姿勢。

なんかよさそうな雰囲気。

 

6人組もノーアポだったらしく

隣の大テーブルに座れたみたいだ。

 

しかしウチらより大胆だなぁ。

半分女子だけど

「丸千葉」入れなっかたら、

どーするつもりだったんだろ。

 

コの字カウンターに手書きお品書き

店内は入って左手が

18人座れるコの字カウンター。

右手が6人掛けの大テーブル2卓。

カウンターはほぼ満席だ。

70過ぎらしい常連先輩ががっちり固めている。

 

「丸千葉」の店内

平日15時でもこの賑わい

壁には手書きの墨文字で

みっちりお品書きが並んでいる。

卓上にはメニューはない。

 

この時期は鍋物もあるし

刺身やウィンナーのつまみや

カツ丼やマーボー豆腐や春巻があったりする

バリエーションの広さだ。

 

カウンター側は季節のオススメ系、

テーブル側は飲み物と

定番系のお品書きになっているみたいだ。

 

「丸千葉」の店内、お品書き

達筆のお品書き。和洋中と幅広い。

個人的には壁短冊メニュー型は

名店酒場が多いと思う。

 

月島の「岸田屋」、北千住の「大はし」、

銀座の「三州屋」etc.

 

卓上固定メニューだと、

季節のオススメ物が

反映できないからなのかなぁ。

全く別次元だけど

清瀬の「みゆき食堂」も定番主体の壁型だ。

 

 

名店は日本酒弱い

ビールはサントリー以外の3銘柄。

反射的にいつも飲んでるスーパードライのつもりで

「アサヒ」を頼んだけど、

サッポロラガー「赤星」もあった。

 

周り見てから頼めばよかったぁ。

で、2本目は「赤星」。

ちなみにお通しはない

その時点でイイ店だ。

 

つまみはまずは刺身3点盛

しめ鯖、鰯、ホタルイカの指名で発注。

 

「丸千葉」の見事なお刺身3点盛

見事な3点盛

全てがうまい。

鍋も考えたけど次の展開も考えて、

あとはウィンナー炒めとアサリの酒蒸し

(ちなみに鍋は3月いっぱいまで。次は食べたい)

 

「丸千葉」であさりとウィンナー

 

刺身とアサリもあるから

日本酒も行きたかったけど

高清水剣菱くらいしか見当たらない。

 

魚系に力入っている名店酒場って

日本酒の品揃えがなぜか弱いところが多いけど

丸千葉もその分類だ。

 

場所柄か常連客は金宮焼酎ボトルが多数。

 

そんな頻繁に来れないし、

2人だからボトルはスルーで

ショットで焼酎割ものを2杯づつ流し込む。

 

大将「やっちゃん」

大量な注文さばくために

調理場には5、6人。

 

ホールは女性1人に常連から

「やっちゃん」と呼ばれている大将の2人体制。

 

やっちゃんは

次々飛び出す注文をてきぱきさばいて

来店客に満員の断り入れたり

酔っ払い先輩の他愛もない話にも付き合ったり

うちらみたいな新規客にもケアもしてくれる。

 

なんか聞いたことある話っぷりだなぁ、

と思ったら

ビートたけしの声と話っぷり

にそっくりなんだよねぇ。

 

 大将やっちゃんのゆるエクセル画

16時に10分前でお会計頼んだら

2人で6500円ほど。

アテと雰囲気からすれば大満足だ。

 

帰る間際やっちゃんから

 

「今日はせわしなくてすいませんねー。

また是非ゆっくり来てくださいー」

 

とお見送り。

 

今度は予約していきますよー。

 

最後にやっちゃんのゆるエクセル画がこちら。

 

「丸千葉」の大将やっちゃんのハイブリッドゆるエクセル画

大将やっちゃんのハイブリッドゆるエクセル画

酩酊。

 

おつきあいありがとうございました。

 

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そしてこの後「いろは会」商店街にある

追分」にチャレンジ入店に向かった次第だ。

 

 

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