今回はエクセル画の作画過程お披露目シリーズです。
題材は寿司屋や蕎麦屋の
出前用原付バイクとして重宝されている
「ホンダ・スーパーカブ」です。
なぜ「スーパーカブ」か
今回の「スーパーカブ」は飲み屋や食堂前の
にぎやかしパーツとして
登場する機会も多そうなので
今回描いてみることにした。
あんまり書くこともないから、
せっかくなんで作画過程も晒していきます。
そこそこ高い「スーパーカブ」
そもそもが業務用の小型バイクで
排気量が原付免許で乗れる50ccのものから
二輪免許が必要な
110cc~125ccといったものまで幅広いラインアップ。
色遣いやデザインがポップな派生モデルの
「クロスカブ」ってのもある。
値段は30万円台がメインで
街乗り用原付より10万近く高かったりする。
ロングライフで頑強な作りだからなんだろうなぁ。
今回は飲食店前に置いている
「業務用バイク」のイメージなので
こちらの「スーパーカブ90」をモデルに
描いてみることにした。
この90cc型は1960年代に発売されてから
2000年代に「スーパーカブ110」が出るまでは
シリーズ最大排気量モデルだった。
まず輪郭からスタート
しっかり絵画を勉強したことがないので
俺の描き方は異端なスタイル。
描きたいところ、描きやすいところから始めます。
まずは基本パーツになる輪郭から着手。
右手に元写真を置いて左に描いていきます。
↓こんな感じです。
その後、タイヤ、ハンドル、エンジン回りを
描きこんでいって大まかな輪郭が完成。
↓こんな感じです。
塗り絵工程突入
レイヤーの順番は後で変更できるけど
一番背面にくるものから描いていったほうが
後々調整しやすくなる。
その上にパーツを乗せていくからだ。
ここではタイヤ周りから塗り絵スタート。
あわせて細かいパーツも描きこんでいく。
そのあとはボディとエンジン回り。
下から塗っていく感じ。
車を描くよりは
簡単かと思ってたけど大間違い。
バイクはエンジンやバンパーとか
部品がむき出しが多い。
結構手間がかかることが
じわじわとわかってきた。
集中力が続かずペースダウン。
↓にくるまで2日かかってしまった。
残りは上部領域。
このあたりからは
ボディやシートの光沢付けが増えてくる。
あともう少しだ。
最後はライトとハンドル回りでやっと完成↓。
エクセル画のスペック
エクセルのマス目の背景は
味気がないから
とりあえずのグラデーションあててみる。
2021年2月制作。
パーツ数636。
描いてる途中で気付いたけど
やはりパーツ数多かった。
お好み焼きを描いた時より多くなった。
もうすこし背景いじってみる
このスーパーカブは
今後描く予定の食堂や飲み屋の
エキストラで使う予定だけど
せっかくだから主役的な背景に置いてみよう。
こちらのパーツ数は1308。
いかにも「合成」ぽいけど
完全に主役だな。
ちなみに背景は
六角精児の呑み鉄からの移植です。
せっかくだから
もうひとつ助演ポジションで。
アストンマーチンDB5の
置き換えだけど
ものすごくアクロバティックな
走りできそうな「ボンドカブ」。
ちなみに元画はこんな感じ。
まぁそこまで持ち上げなくてもいいか。
次は本来のお店篇のエキストラで登場の予定。
おつきあいありがとうございました。