どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。ネタ切れの時は激渋酒場レポートになります。

【番外】激渋酒場 - 細重酒店(角打ち)@盛岡

盛岡の築100年以上の旧家角打ち「細重酒店」の外観

 

今回は2018年9月に盛岡巡業した時に訪問した

旧家の角打ち「細重酒店」。

 

 

盛岡角打ち巡業その2

 以前、盛岡の激渋角打ち

「平興商店」を書いたけど

 

www.dokarefu.com

 

今回は同じ盛岡の角打ち「細重酒店」。

 

tabelog.com

 

歩くと結構遠い

 仙台から盛岡に16時頃に到着して

ホテルを荷物を置いてそのまま直行。

 

平興商店とは違って、

角打ちは15時過ぎくらいから開始らしい。

 

盛岡駅からの巡回バスに乗って

「バスセンター」で下車。

 

雨降る中どんどん暗くなっていく

バス通り沿いを徒歩10分。

途中からは静粛の寺町エリアだ。

 

この先に店があるか不安になってくると

商店街らしき灯が見えてくる。

やっと到着のAuthentic角打ち。

(こちらでは「もっきり」)

 

明治10年築の旧家の角打ち

商店街入り口付近に

やたら間口の広い酒屋らしき建物。

薄暗くなった中で誘蛾灯のごとき

輝きを放っている。

 

盛岡の築100年以上の旧家角打ち「細重酒店」の外観

 

引き戸をガラガラと開けると

酒や乾き物を置いている小売りゾーンがあるけど

お店の人も客もいない。

 間口も広いし奥行きも

かなりありそうな建物だ。

 

よく見ると奥から人影と話声が。

おそるおそる中まで入ってみると、

そこには女将らしき人がカウンターに座ってて

その周りに常連の爺様たちが

各自適当に座りながら酒盛りを始めている。

 

東北ならではの、慌ただしくもなくギスギスしてない

ゆるいムードが漂っている。

 

酒は小売りコーナーから好きなものを持ってきて、

事後精算システムらしい。

 

とりあえずビールとピーナッツ持ってきて

座る場所を見渡してると、

女将が見事な三和土の横にある

座敷沿いの縁台に座布団を敷いて案内してくれた。

 

和室はお客にも見てもらえるよう

障子は開け放している。

新参者客が珍しそうに見てると

電気をつけてくれた。

 

盛岡の築100年以上の旧家角打ち「細重酒店」のお座敷

 

明治10年(1877年)築の

岩手町家造りの旧家とのこと。

ほぼ150年だ。

 

もともとは、酒麹あつかう麹屋の旧家だ。

相当儲かってたに違いない。

 

で、縁台に座ってビールを飲んでると、

 

女将「お客さんどちらから?」

 

俺「東京です」

 

といういつもながらの挨拶トーク。

 

周りの爺達は聞き耳を立てている。

 

女将「こんな遠いところまでよく来たねぇ。

 バス?」

 

俺「バスセンターから歩きで。

 10分以上かかりましたよ。」

 

盛岡の築100年以上の旧家角打ち「細重酒店」の店内

右側は女将、左は常連の80過ぎの大先輩

 

東北ネタで盛り上がって大盤振るまいの爺

ここから爺が話に参入。

齢83歳の常連先輩だ。

 

爺「すぐそこまでバス来てたのに」

 

お「あー、そーだったんすかぁ。

 盛岡は結構広いですねぇ。

 駅から離れてもお店あるしもっきりも多いし、

 イイ街ですねぇ」

 

爺「やー、仙台にはかなわねぇども、

 新幹線が青森まで伸びたから、

 最近は人も減ってきたなぁ」

 

お「でも青森はまだ遠いでしょう?

 東京からだと盛岡近いですよ」

 

爺「や、八戸に会社の支店も流れてる。

 盛岡もすたれてきたなぁ」

 

ここでも隣人ライバルトークだ。

爺の中では

 

仙台>盛岡≧八戸>青森

 

らしい。

 

お「俺の実家秋田ですけど、

 秋田に比べたら盛岡は全然にぎやかですよ。」

 

爺「おめ、秋田か?

 あそこの川反(かわばた)はよがったよ。

 いい思いさせてもらった(ニヤニヤ)」

 

どんないい思いかはよくわからなかったけど、

酒+うまいもの+αだったらしい。

その後、秋田の思い出話が出るわ出るわ。

 

爺は太平洋側東北のライバル意識は強いけど

日本海側の秋田は

 

ライバルではない=問題外だけどシンパシーはある

 

みたいだ。

まー、かわいい弟分みたいなもんだろう。

 

お会計

ビール飲んで撤収かと思ってたら、

 

爺「まだ飲めっぺ?俺払う。飲め飲め」

 

お「やー、自分で出すからいいですよー」

 

爺「いいがら、いいがら(いいから、いいから)」

 

結局、爺から缶酎ハイ2本ごちそうされる。

 

女将「今日は景気いーねー」

 

爺「年金あんだ

 

結局会計はビール1本とピーナッツで

450円くらい。

1杯のつもりが3杯。

うーん、沁みるなぁ。

 

盛岡のディープ&ソウルの塊の酒場だった。

狙って来た甲斐あったなぁ。

ぐにゃぐにゃに弛緩する。

また来よう。

 

店出たら雨もやんだし、

酔った勢いで中心部まで結局歩けた。

 

爺様、ごちそうさまでした。

 

盛岡の築100年以上の旧家角打ち「細重酒店」の女将と常連爺のゆるエクセル画イラスト

女将と奢ってもらった爺のゆるエクセル画。ありがとうございましたー

 

酩酊。

 

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