今回は6代目ボンド,
ダニエル・クレイグの007エクセル画。
「ボンド」エクセル画、第2弾
昨年末にショーン・コネリー版あげてから
もう4か月ほど。
歴代ボンドを描こうと思ってたけど
やっと2人目。
ちなみにショーン・コネリー版はこちら。
6代目ボンド
歴代ボンドで
一挙に6代目に飛びます。
個人的に一番好きなボンドだ。
5代目のピアース・ブロスナンを
先に描いたんだけど
どうもいまいち。
途中であきらめて
ダニエル・クレイグに手を付けた次第だ。
ダニエル・クレイグは
2006年の21作目
『カジノ・ロワイヤル』から
ボンド役として登場。
歴代ボンドで初の金髪で
発表当初は007ファンから
「イメージが違う」
とえらく評判が悪かった。
実はユアン・マクレガーが
6代目にほぼ内定だったけど、
「ボンドのイメージが強くついてしまう」
と辞退した結果
ダニエル・クレイグに決まったらしい。
ボンドに抜擢されるまでは
『ロード・トゥ・パーディション』(2002)や
スピルバーグが監督した『ミュンヘン』で
途中で殺される役が多かったりしたから
主役を張るイメージがなかった。
ちなみに『ロード・トゥ・パーディション』は
ポール・ニューマンやトム・ハンクス、
ジュード・ロウの大物が出演してて
『スカイフォール』『スペクター』と同じ
サム・メンデスが監督している。
カジノ・ロワイヤル
『カジノ・ロワイヤル』
で登場した新ボンドは
ゴージャス&エレガント&セクシーから
「シリアス」
「冷徹」
「寡黙」
「ハード」
「迷う・悩む」
という今までにない
キャラクター設定路線変更。
この映画からボンドの設定も
1968年生まれ(それまでは1920年代)に
変更したことで
激しいアクションシーンも数多くなった。
当時スパイものでは
マット・デイモン主演の
『ボーン・アイデンティティ』が
アクション一辺倒だけでなく
内省的な面も描くスパイ映画で
人気があったこともあってか
007もその要素を入れ込んできたんだと思う。
『カジノ・ロワイヤル』は
駆け出しの007の設定になったから
Qの秘密兵器や
ちょっかいを出すMの秘書のマネーペニーは
まだ登場してこない。
ちなみにこの作品は
歴代作品を公開していたMGMを
2005年にソニー・ピクチャーズが買収した後の
第1作目のためか
映画内ではvaioや当時のソニー製品が
ふんだんに登場してくる。
007 ダニエル・クレイグもの
第21作 007 カジノ・ロワイヤル (2006年)
第22作 007 慰めの報酬(2008年)
第23作 007 スカイフォール(2012年)
第24作 007 スペクター(2015年)
第25作 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(2020年)
当初は今年4月に
25作目が公開予定だったのが
このコロナ禍で秋以降に公開延期。
楽しみにしてたけどしょうがないな。
しかしボンド役をやって
15年近くなるんだねぇ。
新作で5本目。
ちなみに最多ボンド役はロジャー・ムーアの7本。
今回でダニエル・クレイグは
ボンド引退と記事も出てるけど
『スペクター』の時も
「もうやらない」
といってたから
まだ続く可能性もあるかもな。
エクセル画のスペック
2020年3月制作。
パーツ数178。
ついでに新ドット版もあげときます。
このダニエル版も相当難航して
3度くらい描き直し。
最初は通常カラー版で描いたけど
イマイチ。
その没版がこっち。
なんか色付けると
ぼやけた感じになってしまう。
そもそも顔つきがまだ弱い。
特に口元がポイントなんだろうけど
これがなかなか決まらない。
結局何度か調整して
ダニエル「ボンド」の特徴の
髪だけ色を付けて
後はモノクロ仕様でフィニッシュ。
メタリックなロボットぽくなったなぁ。
クレイグ「ボンド」物は
もう一つ予定してるので
それはまた追って。
おつきあいありがとうございました。