今回は昭和時代の
世界的俳優、三船敏郎を
エクセルで描いた話。
初邦画はやっぱ三船で
今回で映画3連発。
初の和もの。
日本映画界の巨匠、
黒澤明の1961年の作品。
『用心棒の』三船敏郎。
この映画、
大昔TVでやってたのを観たくらいで
しっかり覚えてなかったけど
とにかく三船敏郎の眼力・顔力がすごかった。
この頃の黒澤映画は
三船敏郎が主役がほとんどで
黒澤組と言われる製作スタッフに
脇を固める俳優も
志村喬、仲代達也、千秋実、藤原釜足、云々
と映画界の名脇役ぞろいだ。
リメイク版多い
ストーリーは
やくざ者同士の抗争で荒れている街に
流れ着いた浪人（三船）が
策略で双方を争わせ
最後は街に平和が訪れ浪人は去っていく
という西部劇的な展開。
共演は若き仲代達也。
マフラー姿に拳銃ぶっぱなす
アバンギャルドな敵役だ。
『用心棒』をベースに
マカロニ・ウェスタンの巨匠
セルジオ・レオーネが
クリント・イーストウッド主演で
『荒野の用心棒』を制作。
当時は許可取らず
勝手にパクッて作ったら大ヒット。
その後の『夕陽のガンマン』、
『続・夕陽のガンマン』の
3部作につながっていく。
1996年にはハリウッド映画で
ウォルター・ヒル監督で
『ラストマン・スタンディング』も作られている。
こっちはブルース・ウィルス主演で
クリストファー・ウォーケンが敵役。
なかなかザラザラした
キャスティングだ。
いずれにせよ
海外の映画にも大きな影響与えた映画だ。
エクセル画のスペック
2013年7月制作。
洋物ミュージシャンばっか描いてたから
日本人もそろそろやってみようと思いついたのが
三船敏郎。
オリジナルはモノクロだから、
これも勝手に着色。
パーツ数128。
背景が白いのもさみしいから、
外国人に受けそうな
浅草あたりで売ってそうな
観光ペナント風の背景も入れたバージョンも制作。
富士山、雷門、東京タワーに
六本木ヒルズにスカイツリーだ。
手前には昔三船が
「男は黙って」
のCMやってた
サッポロビールをなんとなく配置。
こっちはパーツ数300。
ついでに偶然できたNewドット版もあげておこう。
三船出演のウェスタン映画
1971年には
007初期の監督の
テレンス・ヤングが撮った
フランス・イタリア・スペイン合作映画
『レッド・サン』にも出演。
幕末にアメリカ大統領に
帝からの贈呈物の刀を持ってきた侍役。
それを奪うならず者がアラン・ドロンと
チャールズ・ブロンソンだ。
当時の日英仏の3大スター共演だ。
三船演じる黒田重兵衛の
サムライ・スピリットがほとばしる。
ラストシーンも印象的だから、
こちらも時間ある時でもご覧になってくださいねー。
おつきあいありがとうございました。
