どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

『許されざる者』のクリント・イーストウッドをエクセルで描いてみた

クリント・イーストウッドのエクセル画イラストキャプチャ版

 

2022年最初のエクセル画。

本年もよろしくお願いします。

 

年末からの高倉健、ブルース・リーと

往年の映画スター連発だけど

今回はハリウッド・スターで

映画監督としても評価が高いクリント・イーストウッド

 

 

【はじめに】エクセル画ってどんなの?

エクセル画」というと

エクセルのマス目に色を付けて描いていく

ボクセルアート」、「ドットアート」を

イメージする人が多いですが

自分はエクセルに搭載されている「描画ツール」から

曲線や円、四角の基本図形やフリーハンドを使いながら

シートの上に線を描いて

それに色を乗せて積み上げて描く方法でやってます。

 

こんな感じです。

 

エクセル画に腰を入れて描き始めてから

もう10年以上たちますが

ペンタブはどうも扱いづらくて

ずーっとマウスを使て描いてます。

かなりの変態画法ですがおつきあいください。

 

マカロニ・ウェスタンでスター

もともとは1960年代の

TV西部劇ドラマ『ローハイド』でブレイク。

その後はイタリアに渡って

黒沢映画の『用心棒』を無断リメイクした

『荒野の用心棒』(1964)、

『夕陽のガンマン』(1965)、『続・夕陽のガンマン』(1966)

のマカロニ・ウェスタン3部作に出演。

 


www.youtube.com

 

このテーマ曲はヒロシ出演の

『迷宮グルメ 異郷の駅前食堂』とか

いまでもいろいろ使われてるよねぇ。

こちら↓ヒロシのエクセル画。

 

 

当時はイタリア映画は

アメリカからすれば格下で

ハリウッド俳優としてもキャリアのプラスに

なるものではなかった。

 

でもこの3部作が当たって

クリントはハリウッドの表舞台に立つことになる。

 

『ダーティーハリー』登場

帰国後はハリウッド西部劇や戦争映画に出演。

そして1971年にマグナム44を打ちまくる

無頼漢タフガイ刑事を演じる

『ダーティー・ハリー』シリーズが大当たりする。

 


www.youtube.com

 

日本語吹き替えはルパン3世でおなじみの山田康雄だ。

(2分10秒頃に吹き替えナレーション登場)

クリントの声とは似てないけど、日本語を話すクリントには山田康雄がこびりついている。

 

このシリーズの監督のダン・シーゲル

ウェスタン3部作の監督のセルジオ・レオーネ

クリントにとって「生涯の師」となる。

 

映画監督でもブレイク

1970年頃からは俳優に加えて

監督業もデビュー。

従来のアクションメインの作品から

デビュー作の『恐怖のメロディ』(1971)では

ストーカーに追われるラジオDJの

サスペンススリラー映画だ。

 

その後もアクション映画の監督・主演も務めながら

『許されざる者』(1992)でついに

アカデミー作品・監督賞をダブル受賞。

「最後の西部劇」としての評価も高く

この作品は「師」のダン・シーゲル

セルジオ・レオーネにささげられている。

 

2004年には『ミリオンダラー・ベイビー』では

2度目のアカデミー作品・監督賞をダブル受賞。

 

1990年以降はほぼ毎年1本の映画を監督。

クリントが監督する作品は主人公や仲間が

死んでしまう厭世的な作品が多いけど

個人的には大外れしない作品を

コンスタントン撮り続けている。

 

俳優としては出演作は激減しているけど

2021年にはメキシコにいる少年を

父に合わせるためアメリカに連れていく

元ロデオスターの作品

『マッチョ・クライ』で監督主演を務めている。

ちなみにクリントは今年92歳になる。

いつまで撮り続けられるかなぁ。

 

そんなクリントの数ある作品の中から

1992年の名作『許されざる者』

エクセル画にしてみた。

もう30年前の映画なんだなぁ。

 

 

エクセル画のスペック

『許されざる者』のクリント・イーストウッドのエクセル画イラスト

『許されざる者』のクリント・イーストウッドのエクセル画

2022年1月制作。

 

この映画でのクリントは

今は引退した元列車強盗だけど

妻もなくし仕事もうまくいかず

子供たちのために賞金稼ぎに向かうガンマン役だ。

クライマックスでは相棒(モーガン・フリーマン)を殺した

悪徳保安官(ジーン・ハックマン)と対決することになる。

作品中では笑顔のシーンはほとんどない。

冷徹だけどいい感じに枯れている。

 

パーツ数342

 

『許されざる者』のクリント・イーストウッドのエクセル画イラストドット版

 

背景はまた何かで使いまわしができそうな感じだ。

でも顔回りがドットだらけ。

マスクしているように見える。

その理由は↓で。

 

今回はたまたまできた新タイプのドット版もあげときます。

 

クリント・イーストウッドのエクセル画イラストNewドット版

クリント・イーストウッドのエクセル画イラストNewドット版

 

エクセル画ざっくり作画過程

そして今回も出来上がるまでの途中経過を

紹介していきます。

 

初日
クリント・イーストウッドのエクセル画イラスト作画過程初日
 

なんだか泣き出しそうな顔に見えてしまう。

キリストの受難に見えなくもない。

無精ひげが難関になりそうだなぁ。

しばしお付き合いください。

 

2日目

クリント・イーストウッドのエクセル画イラスト作画過程2日目

 

今日は顔回り。

なんだかうまくいきそうだ。

でもヒュー・ジャックマンのようにも

見えるなぁ。

細かい手直しは追って入れていこう。

今日は夕方から雪見酒したので、

エクセル画もあんまり進まなかったなぁ。

早めに作業終了にしておこう。

 

3日目

クリント・イーストウッドのエクセル画イラスト作画過程3日目

 

残りは首から下でテンポが良かったから

楽勝だと思ってたけど

ここ数日飲酒浸りで全く進まず。

がんばって胴体を仕上げにかかろう。

あとは背景と顔回りの最終調整。

 

エクセル画バーチャル額装版

この時点では口周りの無精ひげは

影だけだったけど

丹念にひげを描きこむことにした。

 

髭なしだとパーツ数は200ほどだったのが

髭の描きこみだけで100以上追加。

せっかく描いたけど

あんまり違いはなかったかなぁ。

 

そしてやっと完成。

最後にバーチャル額装版で。

 

クリント・イーストウッドのエクセル画イラスト額装版

 

おつきあいありがとうございました。

本年もよろしくお願いします。

 

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