今回も『ゴッドファーザー』もので
『PART II』で親方ヴィトーの若かりし頃を演じた
ロバート・デニーロをエクセルで描いた話。
ちなみに今までの『ゴッドファーザー』シリーズはこちら。
『ゴッドファーザー』3連投
『ゴッドファーザー』の続編、『PART II』では
主役のドン・ヴィトーの若かりし頃が出てくるけど
それを演じたのが今は名優となったロバート・デニーロ。
1974年の映画だから今から47年前だ。
↑はイタリア系移民で立ち退きを迫られ
困っている人を助けるため大家と交渉する場面だ。
すでに街の顔役的な存在になりつつある頃。
ちなみにこの映画のロバートは
イタリア語だらけで英語はほとんど話していない。
もともとは『PART I』で
ヴィトーを演じたマーロン・ブランドに
若手時代を演じてもらうつもりだったのが
ギャラ交渉がまとまらず
ロバート・デニーロが抜擢された。
こちらも当時は無名
ロバート・デニーロはもともとは『PART I』の
コルレオーネ家の長男で
ジャームズ・カーンが演じたソニーの
オーディションを受けたけど、
イメージに合わず落選。
しかし『PART II』でマーロン・ブランドが
出演辞退になったため
オーディションのイメージが残っていた
デニーロにお鉢が回ってきた。
この映画は前作に続いて
アカデミー作品賞を受賞するし
デニーロも助演男優賞を獲得して
一挙にブレイクすることになる。
その後は一連のスコセッシ監督もので
『タクシー・ドライバー』に主演したり
戦争モノやSFやラブストーリーやコメディと
幅広く活躍しているし
悪役やチョイ役も楽しそうにこなしている。
近年では『ジョーカー』でも存在感ある役を演じている。
ちなみに以前エクセル画にしたのがこちら。
エクセル画のスペック
2021年4月制作。
1920年代頃
家族を持ち子供も生まれ
街の顔役としてのし上がっていった頃の
ヴィトー・コルレオーネだ。
役柄とはいえデニーロの眼は
ギラギラして鋭いねぇ。
パーツ数255。
こんなにでかい顔を描くのは久しぶりだなぁ。
今回はたまたまできた新タイプのドット版もあげときます。
超長時間作品
『PART I』も177分と長尺だったけど
こちらはなんと200分。
3時間20分。
短い映画だと2本分だ。
ストーリーも後継者になった3男マイケルのパートと
ヴィトーのシチリア島脱出から
アメリカでの壮年期篇とで
大まかに2つの話で構成されている。
ちなみに映画の最後には
パパ=マーロン・ブランドが登場して
家族で祝う誕生日のシーンが予定されていたけど
マーロンは撮影をすっぽかして現れず。
しかし上手い構成でパパが帰ってきたような
シーンで〆られている。
長い感じは全くしなかったけど、
腰据えて観る覚悟が必要だ。
おつきあいありがとうございました。