今回は初の油絵名画模写篇。
以前「マツコ@モナリザ風」上げたけど
今回は完全模写もの。
エクセル世界名作模写劇場
エクセル画を復活したころ知人から
「俺好きな絵があるんですけど、
エクセルで描いてもらえないですか?
急がないから(←当たり前だ)
時間ある時でいいっす。
お礼に飲みご馳走しますよ。」
と魅力的なオファー。
断る理由はない。
巨匠デ・キリコとは
原作は1914年にイタリア人画家、
ジョルジョ・デ・キリコが描いた
「通りの神秘と憂鬱」。
デ・キリコの作品集の表紙にもなっている。
俺は全く詳しくないんだけど、
キリコは
「形而上絵画派の開祖」
「シュールレアリスムの先駆け」
とも言われる巨匠だ。
この絵の遠近法は消失点がずれていて
見ていると不思議な感覚になる。
夕方、子供が車輪回しをしながら
遊んでいる後ろ姿は
なんかうすら寒さも感じさせる。
エクセル画のスペック
ま、奢ってくれるってのは
いい話なので
とりあえずやってみた。
2013年12月制作。
「マツコ@モナリザ風」の時と同様、
油絵の質感は全く無理だけど
色味と構図だけはできるだけ
忠実にやってみたつもり。
パーツ数205。
こうやってみると
かなりシンプルなパーツ構成だ。
原作とならべてみよう
原作のビビッドな色使いは
なんとか近づけられたけど
濃淡やかすれ具合は難しいなぁ。
でも、ちょっと見
どっちが原作かわかんないくらいできたかな。
この頃はエクセルの描画ツールの
「フリーフォーム」も使いだしたから
直線周りはガタガタしないで描けた。
名作模写物は、国宝の屏風絵を
描いたのもあるけどそれはまたあらためて。
↓はサービスカットで
原作に申し訳ないけど
ちょっといじってます。
ちなみに
「お酒御馳走しますよ」
のオファーは
うやむやになってまだ実行されていない。
おつきあいありがとうございました。