今回は佳境を迎えた2022年大河ドラマ
『鎌倉殿の13人』の執権・北条義時を
エクセルで描いた話です。
【はじめに】エクセル画ってどんなの?
「エクセル画」というと
エクセルのマス目に色を付けて描いていく
「ボクセルアート」、「ドットアート」を
イメージする人が多いですが
自分はエクセルに搭載されている「描画ツール」から
曲線や円、四角の基本図形やフリーハンドを使いながら
シートの上に線を描いて
それに色を乗せて積み上げて描く方法でやってます。
こんな感じです。
エクセル画に腰を入れて描き始めてから
もう10年以上たちますが
ペンタブはどうも扱いづらくて
ずーっとマウスを使て描いてます。
かなりの変態画法ですがおつきあいください。
で、今回は小栗旬@北条義時です。
まもなく最終回の大河ドラマ
2022年のNHK大河ドラマ
『鎌倉殿の13人』が12月18日で最終回で最終回を迎える。
鎌倉幕府は源頼朝が開祖で
牛若丸こと弟の義経、
尼将軍・北条政子と初代執権、北条時政くらいしか
覚えてなかった。
このドラマでは、歴史上あまり目だたなかった
2代執権・義時が主役で小栗旬が演じている。
朴訥とした田舎育ちの青年が
敵対する(しそうな)御家人をどんどん粛清して
最終的には北条独裁政治の礎を造った人らしいが
ドラマを見るまでは知らなかった。
時代が進むにつれて
どんどん「感じ悪い」面構えになっていく
義時を小栗旬が見事に演じている。
そろそろ最終回だし
「ダーク義時」をエクセルで描いてみることにした。
エクセル画のスペック
2022年11月制作。
パーツ数195。
パーツ数は200以下。
かなり少ない。
犬並みのパーツ数だ。
着物も黒地で影も入れようがないので
かなりシンプルな構成だ。
たいへんだったのは着物の紋様。
一筆書きで形を描くので
ずれたりマウスが止まって
何度か最初からやり直しになった。
ついでに原画がもう少しわかりやすい
新Dot版もあげておこう。
あんまり変わらなかった。
エクセル画ざっくり作画過程
今回も出来上がるまでの途中経過を
ざっくり紹介していきます。
初日
2日目
3日目
今日は残った半身と着物の柄入れ。
そして悪人面化。
影とハイライトを濃いめにつけていく。
目鼻の位置はほとんど変えていないから
コントラストきつめにつけるだけでも
強面になってくる。
近寄りたくない感じが出てきた。
パーツ数161。
エクセル画バーチャル額装版
最後は背景と細部調整。
烏帽子に柄と光を入れる。
当初背景には鶴岡八幡宮の鳥居を
入れようかと思ったけど
なんだかミスマッチになりそうだったから
ダークなグラデーションにしとく。
最後にドーンと「義時」と
威圧的入れて完成としましょう。
おつきあいありがとうございました。
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ちなみに以前描いた大河ドラマエクセル画はこちら。