
実家じまいのため東京から秋田へひとりドライブでやってきた道中記。
3日目は、能代から男鹿半島まで足を延ばして、東京から来た「秋田来たがり」の2名と合流からの観光。
夜は秋田市内のはしご酒に向かう。
- 6月11日 秋田駅到着
- 昭和遺構「寒風山ドライブイン」
- 10数年ぶりの「寒風山」
- 海産物の塊「道の駅おが オガーレ」
- 秋田地酒の宝庫「永楽食堂」
- 場末のロックバー「ぱぅわぁーハウス」
- 深夜の駆け込み寺「たちそば」
6月11日 秋田駅到着

朝9時に能代の実家を出発して、秋田駅に向かう。
秋田道という高速もあるけど、交通量や信号も多いわけじゃないから下道で行くことにした。
秋田市中心地に入ると、さすがに車も増えてきたけど、10時半に秋田駅に到着。
まだ時間があったので、駅ビルにある蕎麦屋で朝食を取る。

昔は駅のホームに立ち食いそば屋があったけど、今はすべて撤去され蕎麦屋は改札外のここのみになってしまった。
立ち食いカウンターもあるけど、すいていたしテーブルに着座。

具材は地元名産の、「白神ネギ」や「ぎばさ」と言われる海藻、アカモクもあったけど、この先たくさん食べそうなので、納豆にしておく。
(店舗情報:食べログ「駅そば しらかみ庵」)
食べ終わると、11時半に新幹線が到着。
ちなみに今回の東京組向けに旅のしおりもAIで作っておいた(結局、予定通りにはならなかったけど)。

秋田市内を抜けて海沿いを走っていると、巨大なまはげモニュメントもお迎えしてくれる。

昭和遺構「寒風山ドライブイン」

昭和遺構が完全な状態で現役営業している。
激渋な佇まい。
店は30代の若めの夫婦と思しき2人で回している。
2代目か3代目かな。

昔は観光バスが来たんじゃないかと思われる大型の作りだけど、今は地元の常連がメインのようだ。

ちなみに鶏カツカレーは1000円とそっちが高い設定。

そして絶品なのはルー。
市販カレールーがベースかもしれないけど、粘度も良好で味も濃い。
辛さが後でじわじわ来る。
しっかり豚肉も入っているので手を抜いていない。
昭和ドライブインのカレーはあなどれない。
次は鶏カツカレーだな。
(店舗情報:食べログ「寒風山ドライブイン」)
10数年ぶりの「寒風山」

なんとも寒々しい名前だけど、この日は晴天とまではいかなかったけど雨の気配はない。
平日だったし、展望台近くの駐車場も空いていた。

南は潟上~秋田市街や鳥海山、北は津軽の深浦方面まで見える。
低い山だけど、周りに何もないので、360度の景色を楽しめる。

金を払わなくてもここの2階デッキは無料だから、そこからでも十分景色が見られる。
北の能代方面の海沿いの風力発電プロペラ群は壮観だ。

海産物の塊「道の駅おが オガーレ」

目の前が海だし、ここの名物の海産物だらけ。
しかし、この日は秋田市内のホテルに泊まるから、海産物の購入は見送り。
でも瓶詰で(かなり)しょっぱい焼き鮭の瓶詰「ぼだっこ」と、男鹿の海水で造った塩を購入。
この「ぼだっこ」は県内で一般的に売られているものとは製造者もラベルデザインも別物だ。
結局、塩関係ばっかり買ってしまった。
今度は生ものを買いたい。
飲み屋の予約に間に合わなくなるので、そろそろ秋田市に戻ることにしよう。
(店舗情報:食べログ「道の駅おが(なまはげの里オガーレ)」)
秋田地酒の宝庫「永楽食堂」

そして、この日のメインイベントになる酒場に向かう。
秋田駅近くにある「永楽食堂」。
行く前の週に、X JapanのYOSHIKIが来店していたとかで、SNSでもちょっとした話題になっていた。
この日は16時半の口開けで予約済み。
開店と同時に入店してスムーズに着席できた。

秋田でもなかなか手に入らない新政をはじめ、各蔵の限定酒、西日本の人気銘柄まで揃っている。







酒は少し奮発して「ゆきの美人 純吟」。
何杯でも飲めそうだ。

クジラの脂身とナス、ネギを味噌仕立てで煮込んだ、秋田の夏のソウルフードだ。
子供の頃、帰省するとよく食べさせられた懐かしの味。
連れもかなり気に入ったみたいだった。
気付けば店内は満席。
相変わらずの人気ぶりだ。
食堂なので、ラーメンやチャーハンもあるけど、この日はここで腹いっぱい。
相当飲み食いして、おひとり様5000円くらい。
割安だと思う。
2軒目に向かおう。
(店舗情報:食べログ「永楽食堂」)
場末のロックバー「ぱぅわぁーハウス」

そこで見つけたのが、場末感がにじみ、激渋臭漂う飲み屋だらけの「民謡会館」。

2階の奥にあるのが「ぱぅわぁーハウス」。
入店時は客ゼロ。
なじみのない街の酒場は、ロックバーに行けばマスターが相手をしてくれることが多い。
ちょい飲みで撤収するつもりだったのが、マスターから「飲み放題3000円がお得だからお願い」と強力なプッシュがあったので、そちらでスタート。


以前は大学の近くで店をやっていたのが放火に遭い、店もレコードも消失。
知人からのレコード寄贈などの援助で、駅のそばで復活したとのこと。
役者やプロモーター、チンドン屋といろんなことをやっていたらしいマスター。
マスターおすすめのローリング・ストーンズや、ソウル・ミュージックに秋田出身のシンガー友川かずきが流れてくる。
こっちもいろいろ突っ込みを入れたりで、話も長引き、結局3時間も滞在。
べろべろに拍車がかかった。
ロックバーというより、「ママがいないロック・スナック」という感じか。
店を出ると、ほぼ廃墟の雑居ビルに、オーティス・レディングが響き渡っていた。
(店舗情報:食べログ「ぱうわぁはうす」)
深夜の駆け込み寺「たちそば」

夜22時から営業開始で、翌日の昼過ぎまで営業するリアル深夜食堂だ。
この日は22時半ごろに到着したけど、1階席は満席で2階のテーブル席へ。



「おばけ」はキツネとタヌキに生卵と刻みのりが乗っかっている。

もっと早く営業してくれればいいけど、これを食べるためだけに、はしご酒をするのもアリだな。
連れの一人は酒を飲まずにうどんを食べて、そのまま寝てしまった。
仕上がり、ひとり2000円。

歩いて帰れる。
川反の夜は沼だ。
また沼に漬かりに来ねば。
酩酊。
(店舗情報:食べログ「たちそば」)
次回は4日目、角館・田沢湖方面へ続く。
おつきあいありがとうございました。
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