どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてまうす。

【番外】東北ドライブ 温泉・酒場めぐり③ 男鹿半島を巡って、秋田の酒場沼に沈む(6/11)

寒風山から望む男鹿半島を描いたエクセル画
寒くなかった寒風山
(タイトルビジュアルは、写真とマウスで描いたエクセル画のハイブリッド版)

 

実家じまいのため東京から秋田へひとりドライブでやってきた道中記。
3日目は、能代から男鹿半島まで足を延ばして、東京から来た「秋田来たがり」の2名と合流からの観光。
夜は秋田市内のはしご酒に向かう。

6月11日 秋田駅到着

秋田駅西口のモニュメント。東北ドライブ3日目のスタート地点
いつのまにかこんなモニュメント

朝9時に能代の実家を出発して、秋田駅に向かう。
秋田道という高速もあるけど、交通量や信号も多いわけじゃないから下道で行くことにした。
秋田市中心地に入ると、さすがに車も増えてきたけど、10時半に秋田駅に到着。
まだ時間があったので、駅ビルにある蕎麦屋で朝食を取る。

秋田駅ビル「しらかみ庵」の納豆そば。秋田名物の朝食
「しらかみ庵」

昔は駅のホームに立ち食いそば屋があったけど、今はすべて撤去され蕎麦屋は改札外のここのみになってしまった。
立ち食いカウンターもあるけど、すいていたしテーブルに着座。

しらかみ庵 秋田駅
納豆そば600円
立ち食いそば時代は、ツユも濃いめで蕎麦もぼそぼそしてすぐ切れるような田舎そばだったような気もするけど、今は全国どこでも食べられるような普通に美味い蕎麦だ。
具材は地元名産の、「白神ネギ」や「ぎばさ」と言われる海藻、アカモクもあったけど、この先たくさん食べそうなので、納豆にしておく。
(店舗情報:食べログ「駅そば しらかみ庵」)

 

食べ終わると、11時半に新幹線が到着。
ちなみに今回の東京組向けに旅のしおりもAIで作っておいた(結局、予定通りにはならなかったけど)。

秋田旅行 工程表
Geminiで作ったしおり
チェックインまで時間があるし、近郊の男鹿半島方面に向かうことにする。
秋田市内を抜けて海沿いを走っていると、巨大なまはげモニュメントもお迎えしてくれる。
男鹿半島入口の巨大なまはげモニュメント
かなり威圧的なお出迎え

昭和遺構「寒風山ドライブイン」

男鹿半島「寒風山ドライブイン」の昭和レトロな外観
ちょっと見は廃墟
この日一番の観光スポット、寒風山に向かう途中、男鹿半島の付け根にある「寒風山ドライブイン」に立ち寄った。
昭和遺構が完全な状態で現役営業している。
激渋な佇まい。
店は30代の若めの夫婦と思しき2人で回している。
2代目か3代目かな。
男鹿半島「寒風山ドライブイン」の昭和レトロな外観
座敷の方が混んでいた
テーブル席に座敷と、店内はやたら広い。
昔は観光バスが来たんじゃないかと思われる大型の作りだけど、今は地元の常連がメインのようだ。
男鹿半島「寒風山ドライブイン」のお品書き
1000円以下のメニューがほとんど
ここではカツカレー、950円。
ちなみに鶏カツカレーは1000円とそっちが高い設定。
寒風山ドライブイン名物のカツカレー950円
ルーもたっぷり
とんかつは定食で出せる大きさで、肉も柔らかい。
そして絶品なのはルー。
市販カレールーがベースかもしれないけど、粘度も良好で味も濃い。
辛さが後でじわじわ来る。
しっかり豚肉も入っているので手を抜いていない。
昭和ドライブインのカレーはあなどれない。
次は鶏カツカレーだな。
(店舗情報:食べログ「寒風山ドライブイン」)

10数年ぶりの「寒風山」

男鹿半島の寒風山からの景色
山頂から南側の景色
男鹿半島の寒風山、10数年ぶりの訪問。
なんとも寒々しい名前だけど、この日は晴天とまではいかなかったけど雨の気配はない。
平日だったし、展望台近くの駐車場も空いていた。

男鹿半島の寒風山からの鳥海山
海の先に見えるのが標高2000m超の鳥海山
風は強めだけど、気持ちがいい。
南は潟上~秋田市街や鳥海山、北は津軽の深浦方面まで見える。
低い山だけど、周りに何もないので、360度の景色を楽しめる。
男鹿半島の寒風山の山頂にある回転展望台
昭和的回転展望台も現役
頂上にある回転展望台は入場料550円。
金を払わなくてもここの2階デッキは無料だから、そこからでも十分景色が見られる。
北の能代方面の海沿いの風力発電プロペラ群は壮観だ。
男鹿半島の寒風山からの北側景色
こちらは北側。なにもない
すでに食事もとっているので、ここは景色を見るだけだから、降りることにする。

海産物の塊「道の駅おが オガーレ」

男鹿半島「道の駅おが オガーレ」の外観
駐車場はほぼ満車だった
寒風山からの帰りに、「道の駅おが オガーレ」に寄ってみた。

 

目の前が海だし、ここの名物の海産物だらけ。
しかし、この日は秋田市内のホテルに泊まるから、海産物の購入は見送り。
でも瓶詰で(かなり)しょっぱい焼き鮭の瓶詰「ぼだっこ」と、男鹿の海水で造った塩を購入。
この「ぼだっこ」は県内で一般的に売られているものとは製造者もラベルデザインも別物だ。
結局、塩関係ばっかり買ってしまった。
今度は生ものを買いたい。
飲み屋の予約に間に合わなくなるので、そろそろ秋田市に戻ることにしよう。
(店舗情報:食べログ「道の駅おが(なまはげの里オガーレ)」)

秋田地酒の宝庫「永楽食堂」

秋田駅前「永楽食堂」の外観
移転してまぶしいくらいにリニューアル

そして、この日のメインイベントになる酒場に向かう。
秋田駅近くにある「永楽食堂」。
行く前の週に、X JapanのYOSHIKIが来店していたとかで、SNSでもちょっとした話題になっていた。
この日は16時半の口開けで予約済み。
開店と同時に入店してスムーズに着席できた。

 

永楽食堂の日本酒お品書き
白い札はすべて日本酒
食堂という名前だけど、ここは日本酒好きなら一度は行きたい店だ。
秋田でもなかなか手に入らない新政をはじめ、各蔵の限定酒、西日本の人気銘柄まで揃っている。
永楽食堂で乾杯した生ビール
やっと飲める
まずはビールで喉を潤し、刺身、アジフライ、旬の根曲がり筍、じゅんさい、しょっつるおでんを注文。
永楽食堂のアジフライ、カツオ刺し、しめさば、トマト
アジフライ、カツオ刺し、しめさば、トマト
永楽食堂の御新香
山菜メインの御新香
永楽食堂 のレンコン揚げに根曲り筍塩焼き
レンコン揚げに根曲り筍
永楽食堂のナス煮びたしとじゅんさい
ナス煮びたしとじゅんさい
永楽食堂のしょっつるおでん
しょっつるおでん
秋田らしい肴が並ぶ。
永楽食堂で秋田の地酒「ゆきの美人」純米吟醸
プレミアムな1100円
秋田でも入手困難な酒が普通に並ぶ。
酒は少し奮発して「ゆきの美人 純吟」。
何杯でも飲めそうだ。
秋田名物クジラ鍋。永楽食堂の夏の郷土料理
これで1人前
とどめの一品が、東京組が食べたことがないというのでクジラ鍋。
クジラの脂身とナス、ネギを味噌仕立てで煮込んだ、秋田の夏のソウルフードだ。
子供の頃、帰省するとよく食べさせられた懐かしの味。
連れもかなり気に入ったみたいだった。

 

気付けば店内は満席。
相変わらずの人気ぶりだ。
食堂なので、ラーメンやチャーハンもあるけど、この日はここで腹いっぱい。
相当飲み食いして、おひとり様5000円くらい。
割安だと思う。
2軒目に向かおう。
(店舗情報:食べログ「永楽食堂」)


場末のロックバー「ぱぅわぁーハウス」

秋田駅前の民謡会館にあるロックバー、ぱぅわぁーハウスの外観
「世界の民謡」ステッカーが気になる
結構腹がいっぱいになったので、近所を散策。
そこで見つけたのが、場末感がにじみ、激渋臭漂う飲み屋だらけの「民謡会館」。
秋田民謡会館の外観
吸い込まれそうなエントランス
連れが、以前ここに入っているロックバーに行ったことがあるというので、様子を見に行ってみた。
2階の奥にあるのが「ぱぅわぁーハウス」。

 

入店時は客ゼロ。
なじみのない街の酒場は、ロックバーに行けばマスターが相手をしてくれることが多い。
ちょい飲みで撤収するつもりだったのが、マスターから「飲み放題3000円がお得だからお願い」と強力なプッシュがあったので、そちらでスタート。

ロックバー、ぱぅわぁーハウスで飲み放題
結局飲み放題コースに
マスターは話し好きで、自分の経歴を秋田弁交じりの標準語でトークを開始。
ロックバー、ぱぅわぁーハウスのマスター
マスターは「オサムちゃん」
最初に驚いたのが、自分と同じ市の出身でしかも高校の先輩だった(10歳以上年上だけど)。
以前は大学の近くで店をやっていたのが放火に遭い、店もレコードも消失。
知人からのレコード寄贈などの援助で、駅のそばで復活したとのこと。
役者やプロモーター、チンドン屋といろんなことをやっていたらしいマスター。

 

マスターおすすめのローリング・ストーンズや、ソウル・ミュージックに秋田出身のシンガー友川かずきが流れてくる。
こっちもいろいろ突っ込みを入れたりで、話も長引き、結局3時間も滞在。
べろべろに拍車がかかった。

 

ロックバーというより、「ママがいないロック・スナック」という感じか。
店を出ると、ほぼ廃墟の雑居ビルに、オーティス・レディングが響き渡っていた。
(店舗情報:食べログ「ぱうわぁはうす」)

深夜の駆け込み寺「たちそば」

秋田・川反の深夜営業「たちそば」の外観
リアル深夜食堂
3軒目は、秋田の歓楽街・川反の入り口の橋のたもとにある「たちそば」。
夜22時から営業開始で、翌日の昼過ぎまで営業するリアル深夜食堂だ。
この日は22時半ごろに到着したけど、1階席は満席で2階のテーブル席へ。
たちそば1階カウンター席
2階から見た1階カウンター席
酒類はセルフで冷蔵庫から取る方式。
たちそばで緑茶ハイ
緑茶ハイでスタート
日替わりおすすめや天ぷらとか、つまみもいろいろあったけど、すでに3軒目だったのでカレールーとゆで卵にとどめておく。
たちそばでカレールーとゆで卵
そういえば昼もカレーだった
〆にここの名物「おばけ」の冷を稲庭うどんで。
「おばけ」はキツネとタヌキに生卵と刻みのりが乗っかっている。
たちそば名物「おばけ」稲庭うどん冷
「おばけ」稲庭うどん冷
うまい。
もっと早く営業してくれればいいけど、これを食べるためだけに、はしご酒をするのもアリだな。

 

連れの一人は酒を飲まずにうどんを食べて、そのまま寝てしまった。
仕上がり、ひとり2000円。

秋田・川反の新政アーチ
川反のランドマーク「新政」アーチ
自分もよれよれになったけど、ホテルは川反のアーチをくぐってすぐ先。
歩いて帰れる。

 

川反の夜は沼だ。
また沼に漬かりに来ねば。
酩酊。
(店舗情報:食べログ「たちそば」)


次回は4日目、角館・田沢湖方面へ続く。
おつきあいありがとうございました。

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