どかれふのExcel画廊

表計算ソフト、エクセルで描いた画をだらだら放出中。マウスで描いてるよー。

【番外】エクセル画のNFTアート、出品はじめました

どかれふのNFTアートのバーチャル3Dギャラリー

NFTアートのバーチャル3Dギャラリー

今回はなんだかブームになりつつある

エクセル画を「NFTアート」で出品をはじめた話。

 

 

小学生のデジタル画も売れてる

9月ごろテレビのニュースを見ていたら

日本の小学生がタブレットで描いた

イラストがオンラインマーケットで

結構な売り上げになっているネタに遭遇。

 

今年3月には75億円で落札された海外の作品もあって

一挙に注目されることになったらしい。

 

「NFTアート」ってなんだ?

これってエクセル画もいけるんじゃない?

まずはNFT」を調べてみる。

 

Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略。

よくわからないけどブロックチェーン技術を使って

データの改ざんができない仕組み。

 

これにデジタルアートを掛け合わせることで

・個々のデジタル作品に個別のコードを付与

・作品データの改ざんはできない

・作品の取引履歴を追跡できる

らしい。

 

簡単に言うと所有者の証明ができるし

不正コピペはできない

くわしくはこちらを参照されたし。


これによって常にコピペのリスクと

隣り合わせのデジタルアートの価値も維持されて

高値で買い取られる作品も出てきている。

 

とにかく写真だろうが

イラストだろうが音楽だろうが

デジタルのデータ化された作品であれば

「NFTアート」としてマーケットに出品できる

 

エクセル画もかなりたまってきたので

やってみることにした。

 

NFTアート出品に必要なもの

NFTアートの取引はマーケットで行われるけど

規模が大きいものはOpenSeaというところで

自分もここを使っている。

 

OpenSeaでは↓が必要になってくる。

  1. 仮想通貨のETH(イーサリアム)
  2. 仮想通貨取引所の口座
  3. 仮想通貨のウォレット(財布)

この3点だ。

 

最近では「仮想通貨(暗号資産)」がらみの

いかがわしい投資話も出てきているけど

ここは第3者に資産を預けるわけではない。

心配な人はやめたほうがいいかもだけど

自分はやってみることにした。

 

自分は2の口座はCoinchek

3のウォレットはMetaMaskと定番のものを使っている。

ちなみ1イーサリアムの購入レートは

50万円ほど(11/16現在)。

刻んで買えるので

0.02ETHで1万円くらいで購入できる。

 

この3点セットの準備ができたら

NFTアートの出品ができる。

くわしい手順はこちらがよくまとまっている。

 

費用はどれくらいか?

Coincheckへの送金手数料

まず最初にかかるのが仮想通貨イーサリアムの購入

その購入のたえににCoincheckに入金

しないといけないからその手数料が発生する。

金融機関によってまちまちだけど

入金1回につき数百円程度の手数料だ。

 

CoincheckからMetamaskへの送金手数料

次にCoincheckからMetamaskに送金する手数料だ。

この手数料は金額にかかわらず

一律0.005ETH(当時4000円くらい)。

 

後で出てくる出品に必要な「ガス代」

イーサリアムで支払われるから

不足になって何度も送金手数料を払わないように

最初に多めに送金したほうがいい。

(自分の場合は3万円ほどETHに換金して送金

 

OpenSeaへの出品ガス代

マーケットのOpenSeaにNFTアートを出品するには

最初の作品の時だけ「ガス代」というものが発生する。

 

このガス代は出品時の需給で大きく変動して

自分の時は最3万円相当近くになっていた。

 

当時の相場では4000円から1.5万円ほど

くらいだから高すぎる。

調べてみると土日はガス代需要が低下するので安くなるみたいだ。

自分は結局7000円のガス代で出品ができた。

 

出品時のガス代の発生は最初の作品の時だけ

それ以降の出品にはかからない仕組みになっている。

 

ガス代は最初の出品以外にも発生するケースがある。

こちらによくまとまってるので参照されたし。

 

 

NFTアート出品にかかった費用は

ちなみに自分は出品したものを

取りやめたくなっから

キャンセルしたらここでもガス代が発生

 

ここはキャンセルじゃなくて

「出品削除」すれば費用は掛からなかったみたいだ。

残念。

 

結局、送金手数料周りで5000円

出品&キャンセルガス代で7000円づつで

19000円ほど。

結構かかったなぁ。

キャンセルしなければ12000円だし

イーサリアムのレートとガス代の変動次第では

1万円以下でも出品できると思う。

 

ちなみにPolygonという仮想通貨を使えば

ガス代発生回避ができる。

 

しかしこれだと

固定販売のみでオークション販売には使えない

Polygonユーザーが少ないので

イーサリアムからの両替の手間が面倒くさがられる

というところかな。

 

でも最初からイーサリアムでお金を使うよりは

様子見でPolygonから始めるのもありかもしない

 

OpenSeaでエクセル画廊開設

もろもろ仮想通貨準備したりで

OpenSeaのギャラリー開設まで

なんだかんだ2週間。

やっとエクセル画廊開設だ。

こちら最初のアート作品

 

「どかれふのエクセル画廊」NFTアート第1号の「六本木みのち庵」

「どかれふのエクセル画廊」NFTアート第1号の「六本木みのち庵」

 

これは2020年にコロナ禍で廃業してしまった

一時入り浸った六本木の蕎麦屋を描いたエクセル画。

 

出品はオークション形式じゃなくて

固定値販売で0.05ETHでプライシング。

直近のレートだと2万数千円

買う人もガス代が発生するから

安すぎるとガス代のほうが高くつく。

 

2万円でも高くないと思う人が出てくるのを待とう。

今までかかったコストは回収したいよなぁ。

もしかしたら大化けするかもしれない

という淡い妄想も搔き立てられる。

 

バーチャル3Dエクセル画廊も開設

一挙にエクセル画をアップしても

目移りされるだけなので

出品は1日1作品にしている。

 

あとミュージシャンや映画関連のエクセル画だと

肖像権でもめる可能性があるので

ここでは賑やかしのアップはするけど販売はやめておく。

 

やっとOpenSeaの出品ができるようになったけど

エクセル画を横並びで見せるのも

「味気も芸もないなぁ」

と思っていたら

バーチャル3Dギャラリー

ってのがあるじゃないですか。

 

これはOpnSeaとは別サイトだけど

ウォレットのMetamaskでログイン、

連携させるだけで簡単にギャラリーができる

 

こんな感じだ。

 

どかれふのバーチャル3Dエクセル画廊

バーチャル3Dエクセル画廊

 

↓のリンクからはバーチャルギャラリーを

360度観覧できるのでぜひ見てくだされ。

 

 

まだ10作品ほどしかないけど

ぼちぼち増やしていく予定。

 

お金をかけずにNFTアートの出品もできるので

「一獲千金」ドリームに妄想を馳せるのも

アリかと思います。

 

どかれふのバーチャル3Dエクセル画廊。右が「みのち庵」

バーチャル3Dエクセル画廊。右が「みのち庵」


淡い妄想。

 

おつきあいありがとうございました。

 

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